2017.10.28 MM 第617号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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八溝山(やみぞさん1022m)茨城県大子町・棚倉町 (日本三百名山)


この山の私の印象等は・・・                                     

「 3県の秘境にあるが簡単山歩きになってしまった 八溝山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2017年7月22日(土)

【天候】        曇り

【コース及び時間】


13:32日輪寺P-14:00八溝山〈1022m〉14:08-14:27日輪寺


    【 登り 28分   下り 19分    合計  47分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

【温泉】        馬頭温泉「ゆりがねの湯」(栃木県那須郡那珂川町)    500円


  
山の上にある日輪寺の駐車場(写真1) 日輪寺(写真2)
整備された山道を進む(写真3) この先は山深い細い道である(写真4)
ギボウシ(写真5) 八溝五水ハイキングコースに合流(写真6)
八溝嶺神社(写真7) 山頂の展望台から(写真8)
山頂の展望台から(写真9) アヤメが咲いている(写真10)
一等三角点のある八溝山頂(写真11) 5つの湧水の1つ「銀性水」(写真12)
日輪寺で住職の話を聞く(写真13) 帰り道、ノカンゾウに出会う(写真14)

【感想 等】 

7月に新潟、栃木・福島方面に遠征した。
その第7弾は茨城県にある「八溝山」である。

日本三百名山の1つであるが、登り残していたので今回、ここにも回ることにした。
この八溝山は茨城県では最高峰である。

地図を見ると、福島県、栃木県・茨城県の境にある。
八溝山の「溝」は谷を指し、この八溝山から8つの谷ができていると言うことだそうである。


栃木県の高原山からここ八溝山に向かったのであるが、遠いこと遠いこと。
細い県道をかなり走って13時半過ぎ日輪寺に着いた。

蛇穴近くの八溝山登山口から歩く予定であったが、その上にある「日輪寺」まで来てしまった。
時刻は13時半、多く見積もっても2時間あれば行ってこれるので出発することにした。

日輪寺駐車場は山の上ではあるが広々していた(写真1)。
コンクリートの階段を上がっていくと鉄筋造りの日輪寺があった(写真2)。

右手奥から続く広い山道を登っていく(写真3)。
途中に地図があり、私の歩いているのは「日輪寺ハイキングコース」であることが分かった。
また、周遊コースを取りたいなら、「日輪寺入口」から歩けば、旧参道入口から「八溝五水ハイキングコース」を利用できることも分かった。

やや道が細くなるが、よく整備されたなだらかな道を登っていく(写真4)。

ギボウシが咲いている(写真5)。
クマササを刈り込んでくれてあるので歩きやすい。

歩き始めてから約20分で、八溝五水ハイキングコースに合流した(写真6)。

八溝山の山頂まではあと0.2kmである。
あまりの早さでびっくりである。

苔むしたなだらかな階段を上っていくと、舗装道路に出てあと0.1kmとある。

短い急な階段を上っていくと「八溝嶺神社」があった(写真7)。
日輪寺と違いこちらは木造である。

辺りは静まりかえっている。
山道でも誰にも会わない。

木々の隙間から、神社の先に駐車場があり、そこに軽自動車が止まっているのが見えた。
ここまで車で来ることができるのである。

神社の脇にはお城の形をしたコンクリート造りの展望台がある。
ガイドブックには有料と書かれてあったが、誰もいず中に入っていく。

車で来たであろう熟年カップルが展望を楽しんでいた。

私も彼らの邪魔にならないようにぐるっと辺りの展望を楽しむ。

八溝嶺神社の裏手に山頂の標識があるのが見える(写真8)。

さすが茨木県の最高峰。
展望がいい。

周りが見渡せる(写真9)。
そして山の深さがよくわかる。


展望を楽しんだら一等三角点のある寺の裏手に向かおう。
その近くにはアヤメが咲いていた(写真10)。

静岡周辺ではアヤメの花は櫛形山が有名であるが、花期は7月上旬である。
7月下旬に見ることができてうれしい。

この地域の花期が遅いのか、今年は特別なのか、残り花なのか…。

一等三角点の向こうに山頂を示す立派な標識がある(写真11)。

帰路は同じコースを引き返す。

行きに見つけた銀性水に寄る(写真12)。
残念ながら飲めるほど出てはいなかったが、5つの湧水がかつては貴重な水であっただろう。

下りは20分かからずに日輪寺に着いた。
お寺に寄ると住職が参拝者と話をしていたので、私もその中に加わる。

坂東33観音霊場の第21番目札所であるが、一番遠く大変な場所だという。
参拝者の方たちも車で来たが、3度目でやっと着くことができたという。

なかなか大変なところにある寺である。
私は山頂近くにあるこの日輪寺まで来てしまったので歩くには楽であった。
住職と話し、福島県、栃木県・茨城県の境にある歴史ある寺のことを知ることができて良か った。

日輪寺からの帰りもGPSのない車は迷いながら下りた。
(道路標示がもう少しわかりやすいとありがたいが・・・)

山から下りてから近くの温泉を探す。
近くで見つけたのは馬頭温泉「ゆりがねの湯」である。

町営の日帰り温泉で、500円とリーズナブル。
露天風呂ありのアルカリ性、無色透明無味の単純泉で、気持ちよく汗を流した。


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