2018.02.04 MM 第629号
清水山(232m) 静岡県藤枝市
この山の私の印象等は・・・
「 山頂はどこだか不明だったが、
登山コースは整備されて変化に富んだ山歩きを楽しんだ 清水山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2018年1月28日(日) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 清水寺P9:55-9:56清水寺10:02-10:21タンク-清水山〈232m〉-10:57展望所11:05-11:08富士見平 11:12-11:21野外音楽堂-11:31蓮華寺池P11:49-(自転車)-12:00-12:19清水寺P 【登り(清水寺からタンク) 20分 下り(タンクから蓮華寺池公園) 58分 合計 1時間18分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
スタートの清水寺(写真1) | 山頂のタンク(写真2) |
焼津アルプスが見える(写真3) | 新東名方向を見る(写真4) |
放置されたみかん(写真5) | 「胸突き八丁」を下る(写真6) |
ライオンズクラブ設置の標識(写真7) | ゴールの蓮華寺池が見えてくる(写真8) |
若王子古墳群の円墳(写真9) | 富士見平で展望を楽しむ人(写真10) |
梅園の梅が咲き出す(写真11) | 野外音楽堂に下る(写真12) |
蓮華寺池は水を減らしボートも休み(写真13) | 駐車駐輪場にはスターバックスが(写真14) |
【感想 等】 全国的に寒波が襲来していて大雪が降ったり積もっていたりしてるが、静岡はそれに比べると暖かい。 1年中、山歩きができる。 今回は藤枝にある清水寺から蓮華寺池公園までの縦走をした。 藤枝駅からバスを利用して歩く方法もあるが、車に自転車を積んで行き少し楽をした。 まず蓮華寺池公園の駐輪場に自転車を置き、スタート地点の清水寺に向かった。 藤枝総合運動場を越えると道は上りになる。 藤枝総合運動場の駐車場に車を止めようか迷ったがその先の細い舗装道路を上り山の中腹にある清水寺に着いた。 10時少し前、音羽山清水寺に寄る(写真1)。 この清水寺は藤枝地域ではかなり古くからあり、726年行基が行脚途中に開創したと社伝にあるそうである。 「きよみずさん」と親しまれていて、この日も車で来る人ばかりではなく歩いて参拝に来る人が何人もいた。 寺の建物からも歴史や人々から信仰されていることが感じられた。 清水山には寺の外の舗装道路を上っていく。 登ること20分、尾根上にあるタンクに着いた(写真2)。 見ての通り、ほぼ山頂にこのタンクはある。 山頂の表示を探したが見つからなかった。 なだらかでどこが山頂かわからない。 地形図を見るともう少し先に行った所に232mのポイント(清水山の山頂)がある。 GPSを使いこの「232mのポイント」、これは三角点だと思うのだが登山路からはずれ探したが見つからなかった。 諦めて先に進む。 尾根が茶畑になっていて展望があるのがうれしい(写真3)。 向こうに焼津アルプスの尾根が見える。 一番右が虚空蔵山、花沢山、高草山と見える。 森林限界が2600mだから崖とか人工的に木を切ってないとなかなか展望はない。 ここからなら朝日や夕日もよく見えるだろう。 茶畑の向こうに新東名と山々が見える(写真4)。 こちらの山は残念ながら良くわからない。 きっと調べれば登った山も多いだろう。 尾根が下っている所に放置されたみかんの木がある(写真5)。 蔓などに覆われて元気がない。 みかんを1ついただいたが、美味しかった。 12月中に収穫し倉庫に保管すると青島みかんは甘くなる。 子供の時、我が家ではみかんを作っていたので消毒などよく手伝ったものである。 多くのみかんはカラスやハクビシンにやられ穴が空いたり落下したりしている。 まだこのように残っているみかんがあると言うことは放置されたみかんが多いのか鳥や獣たちに気づかれないのか・・・。 下った所は「胸突き八丁」であった(写真6)。 かなり急な下りである。 上りなら大変そうである。 写真2の写真にあるように全体的に放置された茶畑も目立つ。 この周辺は新しく作られている茶畑もあり茶農業をがんばっている様子が伺えうれしい。 随所にライオンズクラブが設置してくれた標識があるのでコース上で迷うことは少ない(写真7)。 ただ、ポイントの標識を付けてくれるともっとありがたい。 茶畑を越え、うっそうと茂った樹林を抜けると急に開けた。 ここも名前がないので上のコースタイムでは「展望所」とした。 (杭があるのでそれに書かれていたのかもしれないが、○○展望所などという名称があるとわかりやすい) 南側が開け、手前に蓮華寺池、その向こうに藤枝・焼津市、そして駿河湾が見える(写真8)。 ゴールの蓮華寺池公園が見え、これからのコースのイメージができた。 このコースでは5、6組のハイカーと出会ったが、なかなか人気のあるコースのようである。 みなさんはバスを使って縦走をしているのだろう。 そこからすぐに富士見平であった。 1432年に室町幕府六代将軍足利義教がここから富士山を見たので「富士見平」と呼ばれるようになったと伝えられていると、そこの看板にあった。 残念ながら曇りの今日は冬には珍しく富士山が見えない。 ここは高台になっていて、四世紀から七世紀の古墳が28基あり、静岡県指定遺跡になっていて復元されている(写真9)。 展望台にもなっていて、蓮華寺池公園から散策に来る人も多い(写真10)。 そこから下る道に紅梅が見えたのでそのコースを選択する。 紅梅がかなり咲いている木もある(写真11)。 下りていくと野外音楽堂が見えてきた。 数分で野外音楽堂に着いた(写真12)。 池側には子供用の遊具もあり親子連れが多い。 ここが公園の中で1,2番目に混んでいたりする。 水を抜いてある池の周りを右に進む。 蓮が冬枯れしていて、私が良く来る春とは全く違う風景である。 ボート乗り場に来たが、冬は水はないし寒いのでやっていない(写真13)。 11時半、駐輪・駐車場に着いた(写真14)。 そこのベンチで蓮華寺池や山々を見ながら昼食を取る。 藤枝市は駅周辺とここ蓮華寺池周辺の2ヶ所を良く整備している。 池の周辺もかつてに比べるときれいになった。 またスターバックスができたのにはびっくりしたが、よく客が入っている。 ここに置いてあった自転車で清水寺まで戻る。 藤枝市総合グランドの上りでやはり走れない。 この古いシティーサイクルが壊れたら坂も上れる自転車を買おうと思っているが、そろそろ買いたい。 野球場下に自転車を置き、歩いて坂を登る。 12時過ぎ、清水寺に着いた。 自転車で走ったのは約10分、歩いたのは約20分であった。 歴史ある寺、茶畑、展望、急坂、紅梅の花、池と変化に富んだ楽しい山歩きであった。 |