2018.06.18 MM 第645号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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高草山[6月](たかくさやま 501m) 静岡県焼津市・藤枝市 静岡の百山 


この山の私の印象等は・・・                                     

「 モリアオガエルの卵や花沢城跡を楽しんだ 高草山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年6月9日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

花沢の里駐車場9:12-9:20花沢城跡入口-9:29花沢城跡9:37-9:46花沢城跡入口-10:11石脇コース合流

-10:21展望所10:31-11:21高草山〈501m〉12:14-12:58鞍掛峠13:07-13:38花沢の里-13:56

花沢の里駐車場


      【登り(花沢城跡経由高崎・石脇コース) 1時間50分   下り(鞍掛峠コース) 1時間33分   合計 3時間23分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【温泉】       エキチカ温泉・くろしお (1時間500円から) 静岡県焼津市 JR焼津駅前

  
石脇への農道から入る(写真1) 花沢城跡入口にヒキガエルが(写真2)
高崎集落や市内が見える(写真3) 花沢城跡にある神社(写真4)
展望所からの焼津市内(写真5) トラノオが咲き始めていた(写真6)
藤色かかったホタルブクロ(写真7) 坂本Bコース分岐で展望を楽しみながら休憩(写真8)
モリアオガエルの卵が4つもある(写真9) タケノコを採った参加者(写真10)
花沢の里の無人販売に立ち寄る(写真11)  最近は回っていない水車(写真12)
ギボウシも咲き始めている(写真13) 山の斜面にあるアジサイに見入る参加者(写真14)
 

【感想 等】

焼津アルプス愛好会で花沢城跡、高草山と歩いた。

今回歩いたコースは花沢の里-花沢城跡-高草山-鞍掛峠-花沢の里である。


9時過ぎ、花沢の里駐車場を出発し石脇方面に農道を歩いて行く。
坂を登り切ったところに「花沢城跡」の案内板がある(写真1)。

そこから細い農道を南東に進むと花沢城跡入口がある。
そこにはなんと15cmくらいのヒキガエルがいた(写真2)。
焼津アルプスにもこんなヒキガエルがいるのである。

細い山道を登っていくと高崎集落や焼津市内が見えてくる(写真3)。
花沢城のあった16世紀にはもっと見晴らしがよく南側は手に取るようにわかったことだろう。
焼津市はこの焼津アルプス以外に山塊はなく低地だから。
また、ここは静岡市側に抜けるための大事な位置にある。

入口から10分ほどで140mの小山の上に着く。
そこがかつて城があったところで、「花沢城跡」という石碑と共に稲荷神社がある(写真4)。

この周りには土塁や曲輪が残っているのであるが標識がないのでよくわからない。
自然の地形を利用しているので多分この窪んだところがそうだろう、と想像はつくが・・・。
焼津市ではこれから整備していくそうである。

元の道を案内板まで戻る。
途中に白いホタルブクロがある。

花沢城跡の看板まで戻ったら高崎集落右にある農道を進んでいく。
道なりに上っていくと石脇コースに合流する。
そこには高草山の山頂への標識があるのでわかる。

ここから登山道に入る。

登山道を10分ほど登ると展望所に着く(写真5)。
手作りの簡易ベンチがあり焼津市内が見渡せる。
湿度が多く蒸し暑い日だったので、休憩し水分補給をした。

その先にはトラノオが咲き始めていた(写真6)。

そしてその先には薄い赤紫がかったホタルブクロも咲いていた(写真7)。

畑の水溜だった所にモリアオガエルの卵があった。
6月に歩くときはどのコースをとっても毎年モリアオガエルの卵を見かける。

10時50分、坂本Bコースと合流した。
そこのベンチで展望を楽しみながら休憩する(写真8)。

11時半前、高草山山頂に着いた。
山頂にはたくさんのベンチがあるが、木の下にある真ん中のベンチを使って昼食にした。

話しているとあっという間に1時間近く経ってしまう。

下りは鞍掛峠経由である。
石脇コースを少し降りたところから標識に従って東に進んでいく。

このコースは樹林の中を下るコースである。
だから夏でも日差しはなく暑くはない。

ウラジロが新芽を伸ばしている。

13時近く、鞍掛峠に着いた。
毎年ここにある溜め池でモリアオガエルの卵を観察しているが、今年は4つも付いていた(写真9)。
2つは泡がやや黄色くなり中の卵が露出していた。
詳しい生態は知らないがもうすぐオタマジャクシになり水の中に落ちるだろう。
あと2つは泡がぴったりくっついていた。


天然記念物であり準絶滅危惧種のモリアオガエルの卵を見ることができるということはある程度自然が保たれているのだろう。

花沢の里方向に下っていくと細い竹が伸びていた。
山道にもいくつか生えていた。
新芽であるタケノコもたくさんあった。

参加者の1人であるOさんがタケノコとして食べるというのでみんなで手伝って収穫した(写真10)。
私の家の畑もそうであるが、垣根に竹が生え、いつの間にかかなりの量になっている。
それが、隣の敷地まで侵入し出して困っている。
家の竹でもこのようにタケノコにして食べたらいいと思った。
彼女に味はどうだったか、次回会ったら聞いてみたい。

13時半過ぎ、花沢の里に着いた。
道沿いに植えられたあじさいや無人販売の品物を見ながら川沿いの道を下っていく。
ここのケーキやパンは人気があり購入している人が多い(写真11)。

その前にある水車は最近回っているのを見たことがない(写真12)。
定期的な活用をしていただきたいところである。

道路脇に植えてあるギボウシもつぼみが膨らんでいた(写真13)。

すいすい歩くのも好きであるが、道沿いの花や風景をのんびり見ながら歩くのも楽しい(写真14)。

14時少し前、花沢の里駐車場に着いた。
ここで解散であるが、希望者5人でJR焼津駅前にある「エキチカ温泉・くろしお」に向かう。

温泉を汲み上げているポンプが故障ということで黒潮温泉がストップしている。
現在は泉質が似ている熱海温泉を運んできて営業しているそうである。

味はやや塩辛かったが、いつものように気持ちよく入浴できた。


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