2018.06.25 MM 第646号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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天狗岳2(2646m 八ヶ岳) 長野県茅野市・小海町  


この山の私の印象等は・・・                                     

「 前日とは打って変わって快晴の天狗岳(唐沢鉱泉から周遊コース) 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年6月2日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

唐沢鉱泉P4:52-6:15/20-6:45渋ノ湯分岐6:50-7:26黒百合ヒュッテ7:33-(天狗の奥庭経由)-8:04/14-

8:28稜線合流-8:40東天狗岳〈2640m〉8:54-9:06西天狗岳〈2646m〉9:18-9:39第二展望台9:44-

10:03第一展望台10:08-10:32枯尾の峰分岐-10:43/51-11:12唐沢鉱泉P


      【登り(天狗の奥庭経由) 3時間12分   下り(西尾根経由) 1時間36分   合計 4時間48分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【温泉】       尖石温泉縄文の湯(600円) 長野県茅野市


  
唐沢鉱泉駐車場(写真1) 苔むした樹林を進む(写真2)
急に展望が広がる(写真3) 黒百合ヒュッテに到着(写真4)
タカネザクラが咲いている(写真5) 摺鉢池(写真6)
天狗の奥庭を進む(写真7) 天狗の奥庭上で(写真8)
東天狗岳からの展望(写真9) 東天狗岳山頂にて(写真10)
西天狗岳(2646m)山頂(写真11)  橫岳を眺める(写真12)
いろいろな苔がきれいだ(写真13) キバナノコマノツメ(写真14)
 

【感想 等】 

梅雨入り前の6月上旬の山梨&長野ミニ遠征である。
今年は久しぶりに八ヶ岳方面に行きたくなり1日目は足下には雪、ガスの中を硫黄岳(メルマガNo.644)に登った。

前回も書いたが前には何回も登った八ヶ岳に違ったコースからの登山である。
今回は唐沢鉱泉からの天狗岳である。

天狗岳は100号記念オフ会で読者4人と5月下旬に本沢温泉から登っている(メルマガNo.141)。
また、冬に渋ノ湯から登ったこともある。


5時前、駐車場を出発する(写真1)。
駐車場の車はまだ数台であった。

シャクナゲが満開の唐沢鉱泉の前を通り登山口に向かう。
唐沢鉱泉については別ブログに載せた。)
唐沢鉱泉 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/201805200000/

源泉の前を通り2分ほど行くと、右手に鉄橋がありそこが登山口である。
苔むした樹林帯を進む。

正面から朝日が差し込み気持ちよく歩いて行く。
苔のいっぱい生えた樹林帯歩きが八ヶ岳の良さの1つである(写真2)。

1時間弱歩くと渋ノ湯分岐に着く。
苔むした樹林帯は続く。

足下に一昨日の夜の雪が少し残っている。
やがて前方になだらかな山が見えてきた(写真3)。

そこからすぐに黒百合ヒュッテであった(写真4)。
テントサイトには黄色のテントが1つある。

ここから天狗岳に向かうには中山峠経由と天狗の奥庭経由がある。
以前は中山峠を通ったので今回は天狗の奥庭経由にする。

天狗の奥庭への分岐にタカネザクラが咲いていた(写真5)。
6月に入ってもまだ桜があるとは驚きである。

見晴らしがいい道で岩がゴロゴロした中を登っていく。
眼下に先ほど休んでいた黒百合ヒュッテのある黒百合平が見える。

10分ほどで摺鉢池に着く(写真6)。
池のある風景もなかなか素敵である。

岩がゴロゴロしたコースを進んでいく(写真7)。
歩きにくいが岩があるコースは嫌いではない。

8時過ぎ、天狗の奥庭上に着く(写真8)。
展望がますますよくなった。
しかも、前日とは打って変わって晴れ空である。

8時半近く、中山峠からの稜線道に合流した。
周りに広がる山々の景色を見ながら進んでいく。
蓼科山や横岳も見える。

合流から10分余、東天狗岳(2640m)山頂に着いた。
赤岳、権現岳など八ヶ岳の山々が見える(写真9)。

また南アルプスや北アルプスなども上部だけぼんやりと見える。
ここ東天狗岳に次々に登ってくる人がいる(写真10)。

冬に降雪後にここに登ったことを思い出す。
その時、東天狗には10名ほどいたが、トレースのない西天狗には誰も行こうとはしない。
せっかくここまで来たのなら6m高い西天狗に行ってもいいのに・・・。

20分ほど待ったが、誰も行かないので私が新雪の中を腰までのラッセルで登った。
1時間ほどかかり大変ではあったが、今となってはよい思い出である。
(その後、続々登ってきたのは言うまでもない)

目の前には西天狗岳がそびえている。
大きくやや遠く見えるが、雪がなければ10分で西天狗岳(標高2646m)である(写真11)。
今日は土曜日で天気もいいので多くの登山者がいる。

根石岳の右にある根石山荘も近くに見える。
遠くに見える北アルプスにガスが上がってきたので、槍ヶ岳が隠れる。

横岳の崩壊したガレも八ヶ岳ならではの景色である(写真12)。

そんな展望を楽しむのによい山である。


下りは天狗岳西尾根を通り、第二、第一展望台経由である。

約20分で第二展望台に着いた。
阿弥陀岳の上部にガスがかかってきた。
ここまで下ると樹林帯に入る。

樹林帯を下ること20分、第一展望台に着く。
樹林を楽しみながら下ろう。

いろいろな苔が生えていて見ていて飽きない。

10時半過ぎ、枯尾ノ峰分岐に着く。
唐沢鉱泉までコースタイムであと40分である。

きれいな苔が生えている(写真13)。
その周りにも違った苔がたくさん生えている。

11時過ぎ、唐沢鉱泉が見えてきた。
そこにキバナノコマノツメが咲いていた(写真14)。


前日の雪とガスの中の硫黄岳とは打って変わって、晴れの天狗岳は展望もよく前日よりもっと楽しかった。

唐沢鉱泉は前日入浴した。
本日は、今回は少し下ったところにある尖石縄文考古館西にある尖石温泉縄文の湯に浸かる。
縄文の湯 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/201806220000/

泉質はナトリウム硫酸塩などで露天風呂やサウナもありゆっくり楽しむことができた。



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