2018.09.17 MM 第656号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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花沢山 (はなざわやま 449m) 焼津アルプス 静岡県焼津市・静岡市
 

この山の私の印象等は・・・                                     

「 絶景を見に雨の合間に焼津アルプス愛好会の仲間と歩いた 花沢山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年9月9日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

9:05花沢の里P-9:25法華寺-10:00日本坂峠下展望所-10:09日本坂峠-10:46花沢山〈449m〉11:25-

12:16道了権現-12:50東尾根展望所13:13-13:30海雲寺-13:50花沢の里P

     【 登り 1時間41分  下り 2時間2分   合計 3時間43分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
花沢の里入口に植えられたギボウシ(写真1) 水車小屋(写真2)
山門に移された法華寺の愚痴聞き地蔵(写真3) 彼岸花が咲き始める(写真4)
下草を刈った日本坂峠(写真5) 丸子富士が見える(写真6)
焼津港と焼津アルプス東尾根(写真7) 静岡側の展望(写真8)
ツルボかな?(写真9) 花沢山の山頂449m(写真10)
道了権現手前からの展望(写真11)  山道に幟を立てた四角い穴が(写真12)
大日堂と切り通し(写真13) 焼津アルプス東尾根展望所から(写真14)
ノカンゾウがたくさん咲いていた(写真15)  登山口をクズが覆っていた(写真16)
 

【感想 等】 

先週は毎日悪天候で自然災害が続いた。
2日には四国に上陸した台風21号が近畿地方に大きな災害をもたらした。
6日には震度7の地震が北海道でありブラックアウトになった。
今でも避難生活をしている人も多い。

そんな中、8日(土)に予定していたこの花沢山歩きも天候不順で順延になって9日(日)になった。
9時花沢の里駐車場に集合し花沢山に行った。

これは7月に行く予定だったコースである。
この時は土日とも天候が悪く中止になってしまった(西日本豪雨の時であった)。

このコース、9月上旬に歩くのは初めてだったのでいろいろな発見があった。

コースは「花沢・日本坂コース」を登り、「海雲寺コース」で下った。


9時過ぎに出発したが、花沢の里では入口でギボウシの花が迎えてくれてた(写真1)。
花沢の里にある伝統的な家屋を見ながら歩く。

そこにある水車は回っていなかったが、いつ見てものどかでいい(写真2)。

法華寺は改築中で足場が組まれ、「愚痴聞き地蔵」が山門の所に移されていた(写真3)。
そこから日本坂峠に向かって山道を登る。

少し登ると彼岸花がある。
彼岸花は蕾が多かったが、すでに咲いているものもある(写真4)。

出発から約1時間で日本坂峠に着いた(写真5)。

周辺は下草を刈ってくれてあり歩きやすかった。

峠からまっすぐ進むと静岡市の小坂に下り、左に行くと満観峰である。
今日は右の花沢山に向かう。

ここからは急な登りである。
樹林の中の道ではあるが所々で展望が開ける。
まず丸子富士が見えてきた(写真6)。

余り知られていないが、花沢山中腹に展望の素晴らしい場所がある。
焼津港や焼津アルプス東尾根がきれいに見える(写真7)。
私はここから見る焼津港が好きである。

もう少し登ると静岡側も見える(写真8)。
この日は残念ながら富士山は見えなかった。

ここまで登れば山頂は近い。

山頂付近にはピンクのかわいい花たちが咲いていた(写真9)。
1,2本は咲いているのを見たことがあるがここまでまとまって咲いているのを見たことがなかった。
下山後、山の友人が「ツルボではないか?」と教えてくれた。
山歩きのグループに尋ねているところであるが、調べた限りではこれが一番近い。

花沢山の山頂(標高449m)で早めの昼食を取る(写真10)。
測量のためだったのか焼津側の木を切ってある所がだいぶ枝が伸び見える部分が少なくなっている。

40分ほど休み出発である。
道了権現に向かう途中に倒木が2カ所あり通りにくくなっている。
(帰宅後、市の水産観光課に連絡してある)

東尾根を歩いて行くと素晴らしい展望が開ける(写真11)。
ここから富士山も見えるのだが、今日は雲があり山頂が少しだけ見える。
この先には道了権現がある。

石段を下り歩いていくと山道に穴をあけた石がある(写真12)。
祭り等で幟を立てるためにあけた穴ではないかと想像している。

その先にある大日堂の所には切り通しがある(写真13)。
ここの山を削ったのはいつだろうか?
砂張屋孫右衛門の道標のある江戸時代だろうか?
手作業での岩や土削りは大変だったろうと思う。

12時50分、東尾根展望所に着いた(写真14)。
ここは焼津アルプスの中で私が好きな場所の1つである。
この海の色が好きだ。

私は元日にはここからのご来光を楽しんでいる。
ここは、花沢山で一番ご来光が見える場所である。

その周辺にはノカンゾウが咲いている(写真15)。
7月に来た時には海雲寺周辺で咲いていたが、2ヶ月後の今は尾根道周辺である。
しばらく海の展望を楽しみ北西方向に海雲寺に向けて下る。

かつてはよい山道があったが、耕作放置により草ぼうぼうになっている。
そこで、私は2日前に鎌を持ってきて草を刈った。

農道に降りる所もクズの蔓が木々を覆っている(写真16)。
葛の生命力に驚きながら農道を下っていく。

14時少し前に花沢の里駐車場に戻る。
素晴らしい絶景と花々に出会えた山歩きであった。

皆さんも素晴らしい焼津アルプスを歩いてみませんか。

歩くのが不安な方は一緒に歩きませんか?

1年を通しての焼津アルプスの記録や写真がブログに書いてあります。
「焼津アルプス愛好会blog」 http://yaizu-masa.cocolog-nifty.com/blog/


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ご活用ください。

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