2018.10.22 MM 第661号
上高地・明神・横尾(かみこうち 1500m) 北アルプス
この山の私の印象等は・・・
「 紅葉の中の散策を楽しんだ 上高地・明神・横尾 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2018年10月4日(木) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 上高地までタクシー着9:35大正池45-10:11田代湿原・田代池15-11:13河童橋18-11:20小梨平(昼)50- 12:30明神(明神池)13:15-14:03徳沢11-15:10横尾山荘(泊) 【 大正池~横尾 合計 3時間38分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【宿泊】 横尾山荘 (2食付き10000円) |
大正池(写真1) | 樹林の遊歩道を通り河童橋方向に向かう(写真2) |
雑木の広葉樹が色づいてきている(写真3) | 10時過ぎ田代池に着いた(写真4) |
田代湿原も穂高連峰を背景にし色づいていた(写真5) | (写真6) |
(写真7) | (写真8) |
(写真9) | (写真10) |
(写真11) | (写真12) |
(写真13) | (写真14) |
(写真15) | (写真16) |
【感想 等】 「日本一の紅葉が見たい!」という焼津アルプス愛好会のメンバー達の希望で北アルプス涸沢に行った。 涸沢はたくさん見た紅葉の中で私が一番素晴らしいと思った紅葉の場所である。 今の時期、日本中の山々がすばらしい紅葉をしていて順位や甲乙を付けることができないのは知っている。 また私の住んでいる静岡にも紅葉の名所はある。 紅葉を探して日本中を歩いたわけではないが、私が登った山の中ではこの「涸沢」が一番であった。 また、日本の自然のカレンダー写真の中で、紅葉で一番目にするのがこの「涸沢」であった。 そんなわけで1年前から計画を練り、準備を進めてきた。 ・涸沢の紅葉は10月上旬である。 ・週末は混み合うので平日に休みを取っていく。 ・涸沢の山小屋は混むので1つ手前の横尾に泊まる。 ・初心者もいるので装備をMLで連絡したり、山を歩きトレーニングをしたりする。 宿泊する横尾山荘は1ヶ月前から予約ができるので受付開始時刻から電話をし運良く予約が取れた。 横尾山荘は1人1つのベッドなので1つの布団に2人3人ということはないのでうれしい。 しかも、お風呂にも入ることができる。 静岡を5時に出発し、高速を使い9時に沢渡に着く。 ちょうど駐車場にはタクシーがいて、バス料金より安く大正池に着くことができた。 上高地ターミナルから横尾までコースタイムは2時間である。 時間もあるので大正池から歩き明神池にも寄ることにした。 新しくなった釜トンネルを抜け大正池に着いたのは9時半だった。 大正池周辺はまだ紅葉が始まったばかりではあったが、木々は黄色く色づきその先には焼岳や穂高連峰が屏風のように広がっていた(写真1)。 かつては車で入ることができた登山基地である上高地には何回も来ている。 この大正池も四季を通して素晴らしい風景を見せてくれる。 樹林の遊歩道を通り河童橋方向に向かう。 水がたまった湿地帯もなかなか風情があっていい(写真2)。 上高地は針葉樹が多いが、自然に生えた雑木の広葉樹が少しずつ色づいてきている(写真3)。 支流の沢に大きなイワナがいてびっくりした。 10時過ぎ田代池に着いた(写真4)。 こんな感じも好きだ。 上高地はいろいろな表情を見せてくれる。 田代湿原も穂高連峰を背景にし色づいていた(写真5)。 ここ上高地は標高1500mある。 梓川沿いを河童橋に向かう(写真6)。 樹林帯を歩くコースもあるが、この清流を見るのは気持ちがいい。 やがて黄葉した岳沢が見えてきた(写真7)。 かつてあの黄葉した岳沢の中を気持ちよく下って来たのを思い出す。 (メルマガNo.55) 11時過ぎ、河童橋に着いた(写真8)。 河童橋は上高地の中で一番観光客が多い。 確かに吊り橋と穂高連峰は絵になる。 それを見るだけでも上高地に来た価値がある。 そのすぐ先にある小梨平キャンプ場のベンチで昼食にした。 30分ほど景色を見たり話をしながら食べた。 河童橋までが観光客が多い場所である。 人混みを避け、河童橋から少し離れた小梨平まで来たのだ。 小梨平から明神までは40分かかった(写真9)。 Yさんの要望で、このにある明神池に寄った。 1日目の今日は、上高地から横尾まで2時間歩くだけではつまらない。 初めて上高地に来る参加者もいる。 だから上高地の良さを知るように大正池、田代湿原にも寄ってきた。 明神池は拝観料が300円かかるが神秘的で素晴らしい池だった(写真10)。 ちょうど紅葉が始まっていた。 上高地からここまで足を伸ばす観光客も少しはいる。 静かな中に「一之池」「二之池」が鏡のように山々や木々を映していた。 梓川沿いの道歩きも楽しかった(写真11)。 小さな丸木橋があったり、木々が色づいたりしていた。 14時過ぎ、徳沢に着いた(写真12)。 何人もそこで休んでいた。 広いキャンプ場が気持ちよさそうであった。 いつかこの上高地にキャンプに来たいものである。 これは富士アザミだろう(写真13)。 アザミの種類は多いが、これほど大きいアザミは富士アザミ以外に知らない。 それがここ上高地にもあるとは・・・。 その近くには薄紫色のノコンギクも咲いていた。 本日の山道はずっと梓川沿いである(写真14)。 川沿いの道は多くはアップダウンが少ないなだらかな道なので歩きやすい。 15時過ぎ、本日の宿泊地である横尾に着いた(写真15)。 時間的にもちょうどよい時間である。 横尾の吊り橋近くの木が黄色く色づいていた(写真16)。 明日はあの吊り橋を渡り、涸沢に向かう。 上高地の大正池から田代湿原・田代池、明神池と横尾まで紅葉をはじめや山歩きを楽 しむことができた1日であった。 (2日目の「涸沢」に続く) |