2018.11.26 MM 第666号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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白水山(しろみずやま 816m) 静岡県富士宮市


この山の私の印象等は・・・                                     

「 彼岸花や栗など初秋と温泉を楽しんだ 白水山 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年9月24日(月)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】(周遊)


新稲子川温泉ユートリオP7:28-7:53天子湖入口-8:33石神峠8:38-9:17見晴台9:22-9:35白水山〈816m〉

9:40-10:31林道-10:38新稲子川温泉ユートリオP

               【 登り(石神峠経由) 1時間57分  下り 58分  合計 2時間55分  】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【温泉】        新稲子川温泉「ユー・トリオ」(510円 1時間半)

                         静岡県富士宮市上稲子1219 TEL0544-66-0175


  
稲子川沿いを進む(写真1) 途中に観光トイレがあった(写真2)
彼岸花がたくさん咲いている(写真3) シロヨメナが咲いている(写真4)
白水山登山口(写真5) 山の中の民家跡(写真6)
杉林の中を進む(写真7) 石神峠に着く(写真8)
富士山展望台から少し富士山がのぞく(写真9) 見晴し台からの展望(写真10)
白水山[816m]山頂(写真11)  残念ながら富士山は見えず(写真12)
杉林の間伐が進んでいる(写真13) ヨウシュヤマゴボウ(写真14)
栗の大木から見事な栗が落ちていた(写真15)  稲が実り山里の秋が深まっている(写真16)
 

【感想 等】 

9月下旬、富士宮市にある新稲子川温泉「ユー・トリオ」の駐車場に車を止めそこから白水山に登った。

「ユー・トリオ」は前から気になっていた温泉で、やっと来ることができた。

ただ温泉だけ来るのはつまらない。
白水山はオマケの山歩きで、あの『ふるさと創生事業』で掘削された温泉がこの「ユー・トリオ」である。


7時半、出発した。

まず、稲子川沿いを天子湖に向かって車道を進む(写真1)。

数分歩くと、途中に観光トイレがあった(写真2)。
その先にはたくさんの彼岸花が咲いていた(写真3)。

いつのまにか我が家の庭にもこの彼岸花が生えているが、いつも決まった時期に急に咲くので感心し驚く。
ローカルバスが私を追い越していく。

多分ここも過疎地であるが、バス路線があるのは素晴らしい。
(焼津アルプスの登山口、花沢の里にもバス停を作っていただきたいものである)

いろいろな所にあるが、シロヨメナが咲いている(写真4)
開きかけた青いいがが付いた栗の木も生えている。

「天子湖入口」のバス停があった。
この稲子線は1日3本のようである。

きれいな吊橋もある。
30分弱で白水山登山口に着いた(写真5)。

ここからは山道である。
少し行くと、「六地蔵石幢」がある。

先日の台風の影響で転んでいる杉も所々にある。
林業に使ったであろう機械があり、墓や住居の残骸もある(写真6)。

かつて天子湖方面に歩いた歴史ある道だったのだろう。
山道は歩いた跡がえぐれている。

杉林の中を進む(写真7)。

8時半過ぎ、石神峠に着く(写真8)。
9月下旬で草が多かったためだろうか、逆コースではこの道を見つけることはできないだろう。

石神峠には石仏や石碑がたくさんある。
歴史を感じる峠である。

この石神峠には林道が通っていて「石神峠線」と書かれている。

標識に従ってまた山道に入っていく。
杉林の中を歩いて行くと、急に蛇が出てきて驚く。

10分ほどで「富士山展望台」に着く。
よく見ると、雲間から少し富士山がのぞいている(写真9)。
雲がなければ素晴らしい展望だろう。

9時18分、今度は反対側の展望がある「見晴し台」に着いた。
そこからは七面山や十枚山の展望がある(写真10)。
木の枝が伸びて見えにくくなってきたのが少し残念である。

9時半過ぎ、もう白水山(標高816m)の山頂に着いてしまった(写真11)。
あいにく富士山は見えないが富士山側の木々をたくさん伐採してある(写真12)。

目立たない低山、とガイドブック「静岡県の山(山と渓谷社)」に出ていたと思うが、地元の人たちがこの白水山の魅力を引き出そうと努力していることを感じる。
この白水山は富士山展望の山である。

木製の新しい標識もしっかり付けられている。
その標識に従って南方向に進む。

杉林の木々も放置ではなくしっかり手入れがされている(写真13)。

ヨウシュヤマゴボウがある(写真14)。
焼津アルプスにもたくさんあるが、秋には目立つ草木である。

10時半、林道に出た。
少し歩くと、たくさんの栗が落ちていた(写真15)。
熟してイガが割れたり落ちた栗は虫や鳥が食べてしまう。
家の畑にも栗の木があるが、収穫が少し遅れると虫が入っていて食べれないことが多い。

手に取って見ると、まだ落ちたばかりで虫にはやられていない。
10個ほどいただいて帰ることにした。
(後日茹でておいしくいただいた)

ユートリオまではもうすぐである。
黄色く色づいた田んぼと稲子川が見える(写真16)。
あの橋を渡ればユートリオである。

白水山から1時間かからず戻ることができた。
富士山の展望は少しであったが、初秋を感じる合計3時間のちょうどよい運動になった。

新稲子川温泉「ユー・トリオ」も10時から入ることができるので早すぎずよかった。
混でいず、ゆっくり気持ちよく入浴できた。


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