2019.01.02 MM 第671号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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景信山(かげのぶやま 727m) 東京都八王子市・神奈川県相模原市


この山の私の印象等は・・・                                     

「 道を間違え、2度登りをしてしまい楽しめた 景信山 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年12月21日(金)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

小仏バス停先P9:46-10:05小仏峠-10:30景信山〈727m〉10:41-10:55日影バス停分岐-11:15小さな林道

-11:32小下沢林道(送電線近く)-11:37/42-11:53関場峠-12:25堂所山〈731m〉12:35-13:16景信山

〈727m〉13:25-13:43小仏峠-13:59小仏バス停先P

    【登り44分  周遊(関場峠~堂所山)2時間20分 下り34分 合計 3時間38分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

【温泉・銭湯】     八王子市「松の湯」(460円) 八王子市小門町20 TEL 042-622-5356


  
小仏バス停先の駐車場(写真1) 山頂茶屋の主だろう(写真2)
小仏峠には狸の陶器もあった(写真3) 「関東ふれあいの道」として整備が(写真4)
こんな山道が好きだ(写真5) ベンチの多さは今までで最多(写真6)
富士山がうっすら見える(写真7) 市街地もうっすら見える(写真8)
ここを下ったが・・・(写真9) 紅葉が残っていた(写真10)
下るとここに出たが・・・(写真11) 関場峠に着く(写真12)
紅葉した木々が遠くに見える(写真13) 堂所山に着く(写真14)
景信山に戻る(写真15)  光っているのは相模湖だろうか?(写真16)
 

【感想 等】 

12月下旬に東京・神奈川の山に遠征に出かけた。

第1弾は高尾山と陣馬山の間にある「景信山」。
よく耳にする山なので1度は登ってみたいと思っていたのであるが、静岡からは遠い。
そしてそんなに派手な山ではない。

9時半頃、小仏バス停先の駐車場に着いた。
3連休前日で道もそれほど混ではいなかった。

駐車場には私を入れて3台の車しかない(写真1)。

すぐに出発し、小仏峠に向かう。
その先の林道にはゲートがあり、そこには3日後の24日に「TOKYO八峰マウンテントレイル」を開催するという看板があった。

さすが東京周辺の山である。
標識が多い。

少し歩くと水場がありコップが4つぶら下がっていた。
その水を飲んでみたら甘くておいしかった。

槍ヶ岳にある槍沢の水でさえかなり前から大腸菌が検出されている。
この水には大腸菌がいないと言うことは考えられないが、すぐに飲むにはそれほど問題はないだろう。

小道に入り登って行くと、小型キャタピラー車が下りてきた(写真2)。
景信山の茶店の主ではないだろうか?荷物を運んでいる。
熊除けなのだろうか、大きな犬を従えている。

出発から20分、2つのベンチのある広い場所に着いた。
そこは小仏峠であった。
大きな狸の陶器も置かれ、多くの人が来るだろうことが想像できる(写真3)。
また、お地蔵さんも2体が安置され、この峠は歴史があることも感じられる。

深くえぐられた杉林の中の道を進んでいく。
立派な御影石でできた「関東ふれあいの道」というプレートも設置されている(写真4)。

杉林を抜け日だまりを歩く(写真5)。
冬の山歩きの楽しみの1つである。

10時半、景信山に着いた。
思ったより早く、1時間もかからなかった。

山頂にはたくさんのベンチが並べられている(写真6)。
見渡す限り登山者は3名。

こんなに多くのベンチがあると言うことはハイシーズンにはこれが埋まるくらい一杯の人なのだろう。
ミツマタの枝が独特の新芽を付けている。

富士山がうっすら見える(写真7)。

霞んでいてスカイツリーや都心のビル群は見えないが家々は少し見える(写真8)。

まだ時間はある。
小下沢キャンプ場跡を経由して周遊しよう。

尾根道を進んでいく。
「小仏バス停→」という表示がある。
ここを下ればすぐにバス停に着くことができるのだろうか?
私の地図にはそのコースが載っていない。

その先には「小下沢林道 日影バス停→」という表示があった(写真9)。
よし、行ってみよう。

当初の予定を変更して左に緩く下っていく。

モミジの紅葉が残っている(写真10)。
細い山道はかなり中腹を巻いている。

しかも今まで標識が多かったのが嘘のようにこのコースには全くない。
引き返すのは簡単である。まだそれほど時間は経っていない。

11時14分、細い林道に出た。
ここにも標識はない。
逆沢林道だろうか?
こんな時に限ってスマホのGPSをセットしてきていない。

なだらかに下っていくと、広い林道に出た(写真11)。
小下沢林道だろう。
ここにも標識はない。
時刻は11時32分。

しかも近くに送電線が見える。
かなり北西に歩いてきたことになる。

日没までは時間はあるが、小下沢林道を下って日影バス亭付近からまた車に戻るのはちょっと面倒になってきた。
逆方向に、林道を上り返して戻ろう。またしても計画変更である。

林道を上っていく。

12時近く、関場峠に着いた(写真12)。
ほんとうに人に会わない。

いつも私が歩くマニアックな山ではあまり人には会わないが、都会近くの景信山周辺で人に会わないとは・・・。

堂所山方向に登って行く。
カラマツだろうか、紅葉した林が見える(写真13)。

西側が雑木、東側は針葉樹の尾根道を歩く。
充分に日を浴びるためか、足下にはクマザサが茂っている。

12時半、堂所山(標高731m)に着く(写真14)。
この堂所山は景信山より4m高いのだ。

立派な三角点もあるが、展望はあまりよくない。

ここまで来ると、案内表示は多い。
「首都圏自然歩道」を景信山に戻る。
まさか、景信山に2度登りするとは思わなかったが、それもよしとしよう。

なだらかな尾根道を進んでいく。
杉林の中で展望はよくない。

アップダウンも少なく歩きやすい道である。
途中1人に会い、13時過ぎ景信山に着く。

今日は暖かいと思っていたが、霜柱があった。

10時半に比べ霞は多くなり富士山は見えない。
市街地はまだ見ることができる。
あの陸橋は圏央道だろうか(写真15)。

あの光って見える湖は相模湖だろうか(写真16)。

景信山の山頂を散策する。
午前中に私が見て驚いたベンチの数が一部であったことがわかった。
その上の方に別の茶屋がありそこにもたくさんのベンチがあった。
合計200以上だろうか?

ハイシーズンには登山道はアリさんの行列だろう。
この時間にも景信山は合計10数人である。

さあ、下ろう。

下りは早く、30分余で駐車場に戻る。

よく確かめないで標識を見て判断し歩いたので、景信山に2度登りしてしまったが冬の低山を楽しめた1日であった。

下山後は温泉である。

八王子でweb検索した中で、八王子市が作った銭湯のHPがあった。
地図、電話番号、住所、値段等が1つの画面に収まっていてわかりやすい。
3つある中で、現在地から一番近くの「松の湯」に決める。
電話すると10台以上の駐車場がある。
しかも、リーズナブルな金額で岩を使った本格的な露天風呂が付いている。

薬湯もありよかった。

入浴後、山歩き第2弾のために宮ヶ瀬湖経由でヤビツ峠へ向かったが、県道70号線が途中で通行止め。
南下は諦め、神奈川県秦野から北上することにした。
少々、がっかり。


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