2019.02.04 MM 第676号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 DLmarketで購入できます

   

     TOPに戻る     

鍋割山(なべわりやま 1273m)

神奈川県神奈川県秦野市・松田町・山北町 丹沢


この山の私の印象等は・・・                                     

「 連休2日目も天気はよくないが人が一杯だった 鍋割山 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
              メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                         

【歩いた日】     2018年12月23日(日)

【天候】        曇りのち小雨

【コース及び時間】

県民の森P7:24-7:36二つ目のゲート(西山林道)-7:45二俣-8:12小丸尾根まで1500mP

8:17-8:51細尾根9:00-9:35小丸尾根分岐9:40-9:46小丸〈1341m〉-10:03鍋割山

〈1273m〉10:08-10:44後沢乗越10:54-11:09林道終点-11:26二俣11:31-11:45

県民の森P

    【登り(小丸尾根経由)2時間20分 下り(後沢乗越経由)1時間22分  合計 3時間42分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【温泉】    町営「さくらの湯」(2時間 400円)

        神奈川県足柄上郡山北町山北1971-2 健康福祉センター内  0465-75-0819

  
県民の森駐車場はほぼ満車だ(写真1) 林道2つ目のゲートを越える(写真2)
尾関廣氏の銅像が(写真3) 二俣の沢を渡る(写真4)
ここから小丸尾根コースに入る(写真5) 小丸まで○mの表示がある(写真6)
ガスが出てくる(写真7) 山道補修用の材(写真8)
小丸(1341m)に着いた(写真9) 緩やかな稜線歩きは楽しい(写真10)
鍋割山に着く(写真11) ポッカが鍋の材料を担ぎ上げる(写真12)
「後沢乗越」で休む(写真13) 鍋用の水を運び上げるボランティア(写真14)
黄葉が残っている(写真15)  登山口に置かれた鍋焼うどん用の水(写真16)
 

【感想 等】 

12月下旬に東京・神奈川の山に遠征に出かけた。

第1弾は高尾山と陣馬山の間にある「景信山」に登った(メルマガNo.671)。
第2弾はヤビツ峠から大山に登り、おまけの岳ノ台に行った。

そして第3弾は、県民の森から鍋割山に行くことにした。
7時過ぎに県民の森駐車場に着いたらほぼ満車状態であった。

すぐに支度をして出発する(写真1)。
標識に従ってゲートを通り、林道を進んでいく。

そして、2つ目のゲートを越える(写真2)。

少し行くと尾関廣氏の銅像があった(写真3)。
私は知らなかったが、日本山岳協会の発展や丹沢の登山に尽力した人だそうだ。

すぐに二俣の沢を渡る(写真4)。
その先が小丸尾根への分岐である(写真5)。

山道の始めは緩やかであったが、徐々に傾斜が出てくる。

所々に、「小丸まで○m」の表示がありこれからの目安になっていい(写真6)。

9時過ぎ、ガスが出てくる(写真7)。
そして小雨が降ってきたので雨カッパを着る。
昨日も天気がよくなかったが、3連休2日目もよくないとはがっかりである。

灌木の中を進んでいくと、山道補修用の材が置いてある(写真8)。
ヘリコプターで下ろしたこの木材を使い、これから補修をするのだろう。

こんな努力により山道は歩くことができるのである。
ありがたいことだ。

9時半過ぎ、小丸尾根分岐(稜線)に出た。
そこから数分で小丸(1341m)に着いた(写真9)。

もっと大変だと思っていたが、2時間と少しで着いてしまった。
緩やかな稜線歩きは楽しい(写真10)。
晴れていればもっと楽しいだろうが、すいすい歩けて快適だ。

小丸から10数分で鍋割山に着く(写真11)。
時刻は午前10時。
ガスっているためか、時間が早いのか誰もいない。
小屋の中に入っているのかもしれない。

名物の「鍋焼うどん」が200円上がり、1200円になっている。
私は弁当を持ってきているのであえてそれを食べない。

展望もないし辺りは小雨で湿っている。
少し休んで下山にかかる。

下山は後沢乗越経由で戻る。

少し歩くと、大きな荷物を背負ったポッカが登ってきた。
多分親父の娘さんかアルバイトの人が鍋の材料を担ぎ上げているのだろう(写真12)。

雨も上がったので雨カッパを脱ぎ快適に下っていく。
多くの登山者が登ってくる。
「鍋焼うどんをたべるんだ」という親子連れの会話も聞こえてくる。

10時半過ぎ、「後沢乗越」に着く(写真13)。
ここにも大倉方面から登ってきた多くの登山者が休んでいた。

休んでいる人たちと少し話をし二俣に向けて下り始める。
2.7Lのペットボトルを持った人たちは何人か見かけたが、途中で両手に持った2人組に会った。
彼らは鍋焼うどん用の水を運び上げるボランティアだ(写真14)。

自分の分だけでなく、他の客の分まで持ち上げている。
両手で5kg以上になる。
よいトレーニングにはなるが、手で持って山に上がるのは大変である。

やがて杉林の中の道に入る。
そこには黄葉が残っていた(写真15)。
展望もきかない、景色にあまり変化が感じられない時にはありがたい黄葉である。

11時過ぎ、林道終点に着いた。
その登山口には鍋焼うどん用のペットボトルの水が置かれていた(写真16)。
彼らはここから運んでいたのだ。

こんな光景を別の山でも見た記憶があるが、思い出せない。
水場がない山では水の確保が大変大事である。

鍋割山荘の親父ももうポッカができないそうなので、この山の名物「鍋焼うどん」がなくなるのはそんなに遠くはないかもしれない。

二俣に着き、11時半過ぎには県民の森駐車場に着いた。
県民の森駐車場に置くことのできなかった人たちは林道にも車を止めてあった。

天気は今一で展望にも恵まれなかったが、鍋割山を知ることができてよかった。


翌日の予定を考えて温泉は、山北町営「さくらの湯」に浸かる。
人工温泉ではあるが、露天風呂やサウナもありよかった。
また、JR山北駅前にあるので、休息室から駅が見える。
電車で来て入浴とか、山歩き後に電車で帰る人には好都合の温泉である。



特価 電子書籍 【 [実登] 日本百名山 他の山々 450山 】 CD-Rもあります
ご活用ください。

inserted by FC2 system