2019.03.04 MM 第680号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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虚空蔵山(こくぞうさん 126m)  静岡県焼津市 焼津アルプス


この山の私の印象等は・・・                                     

「 虚空蔵尊大祭に登り、おまけに海とビオトープ、カワヅザクラも

見ることができてよかった 虚空蔵山 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2019年2月23日(土)

【天候】        曇り時々晴れ


【コース及び時間】

JR焼津駅9:02-9:20当目大橋-9:39弘徳院9:46-9:47虚空蔵山登山口-10:01仁王門跡-10:07

虚空蔵山〈126m〉10:25-10:46虚空蔵山登山口-10:48那閉神社-10:54浜当目海岸11:00-11:40

サッポロビールビオトープ12:40-13:00瀬戸川-13:20中公園-13:40JR焼津駅


    【行き 58分  帰り 2時間9分   合計 3時間7分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
JR焼津駅から虚空蔵山が見える(写真1) 当目大橋から焼津アルプス3山が望める(写真2)
かつてはここも露店が一杯だった(写真3) 時刻が早いのか人は少ない(写真4)
弘徳院に参拝して登山口へ(写真5) すぐに町並みが見える(写真6)
山頂まで表示が導いてくれる(写真7) 虚空蔵山山頂の香集寺(写真8)
山頂からは大崩れや富士山が見える(写真9) 昨年崩壊した中腹の仁王門(写真10)
津波避難用階段(写真11) 登山口の六地蔵にお賽銭を上げる人(写真12)
那閉神社のカワヅザクラ(写真13) 浜当目海岸(写真14)
サッポロビールビオトープで昼食(写真15) 瀬戸川のカワヅザクラを見る(写真16)
 

【感想 等】 

虚空蔵尊大祭のお祭りの日に、焼津アルプス山歩き山歩きで虚空蔵山ウオークに行ってきました。
(毎月1回の山歩きNo.45)

虚空蔵さんのお祭りの日は毎年2月23日です。
今年はちょうど土曜日に当たったので、JR焼津から歩いて虚空蔵山に行ってきました。
(この日は特別、JR焼津駅から臨時バスもあります)

虚空蔵尊大祭は家内安全・商売繁盛・豊漁を願っての「だるま市」で賑わいます。

9時にJR焼津に集合です。
改札口近くの窓から今日の目的地、虚空蔵山が見えます(写真1)。

焼津駅から線路沿いに東北東に歩いて、瀬戸川にかかる当目橋を渡ります。
橋から焼津アルプス3山が望めます(写真2)。
左から高草山、満観峰、右奥の山が花沢山です。

瀬戸川沿いにある道を東に進み、道なりに進んでいけば虚空蔵山の登山口です。
昔からの道で曲がりくねっていますが、かつては当目大橋から露店が並んでいました。
今は真ん中辺まで店はありません(写真3)。

年々露店が減ってきていますが、今年はお祭りの日が土曜日に当たりました。
露店や賑やかさはどうでしょうか?

真ん中まで来るとやっと店があります。

9時過ぎと言うことでまだ人出はそれほど多くはありませんでした。
虚空蔵山に近づくと露店が少し多いです(写真4)。

弘徳院まで30分余でした。
虚空蔵尊大祭の中心である弘徳院に参拝して登山口へ向かいます(写真5)。
登山口は弘香幼稚園の西側にあります。

9時半過ぎに六地蔵を見ながら登り始めました。
すぐに町並みが見えてきます(写真6)。

最初は津波の避難対策で緩やかな登りになっていますが、その後はかなり急な石段です。

石制の道しるべが山頂まで導いてくれます(写真7)。

虚空蔵山の中腹には山門があったのですが、壊れたので昨年撤去されました。

登山口から虚空蔵山の山頂までは20分でした(写真8)。
階段の向こうに見えるのは山頂の香集寺です。
写真には「当目山」とありますが、当目にある山なので別名です。
「虚空蔵山」は、虚空蔵尊菩薩を祀ってある山と言うことで付いた名前だと思います。

山頂に着いたら鐘をつきました。
この香集寺は弘徳院が管理していて、無人です。
子どもの時から自由に参拝者や登山者が鐘をついています。

今朝も、朝7時から鐘の音が響いてきていました。

山頂には「船舶無線電信発祥地記念塔」の石碑があります。
その横からは大崩海岸や富士山が見えます(写真9)。

ちょうど、虚空蔵山大祭の日、2月23日は「富士山の日」でもあります。
今日は富士山が見えると思っていましたが、遠くは霞んで見ることはできませんでした。

20分ほど休んだら来た道を下ります。
階段の向こうに浜当目海岸や焼津港が見えます。

階段を降りていくと、昨年崩壊した中腹の仁王門の礎石が並んでいるのが見えます(写真10)。
左隅には仁王門の柱や瓦が置いてあります。
市の文化財にもなっていましたので、修理してほしいと願っていましたが叶いませんでした。

登山口近くまで降りると、津波避難用階段があります(写真11)。
実際の場面では使わないでほしいですが、「巨大地震が来る!」と言われ続け40年が経ちました。
階段の補修や手すりを付けるだけでなく、上に広場など必要なものはまだまだあります。

登山口まで下ると、六地蔵にお賽銭を上げる人がいました(写真12)。
信仰深いのは素晴らしいです。

近所の道ばたにある馬頭観音にも、いつも生き生きした花が添えられています。
頭が下がります。

5分で行くことができる浜当目海岸に行きたい、というリクエストがありました。
東に進み海に向かいます。

登山前に参拝した弘徳院の隣の那閉神社のカワヅザクラが満開です(写真13)。
那閉神社は近隣では古くからの由緒ある神社です。

その先がもう浜当目海岸です(写真14)。
浜当目海岸もきれいでした。

富士山は突堤の先から見えますが、今日は雲に邪魔されて見えないでしょう。
時刻はちょうど11時です。

西に数百メートル歩くとサッポロビール静岡工場があり、その工場内にはビオトープがあります。
今日はそこで昼食の予定です。

守衛所で入場受付をして入ります。
(入場料は無料ですが、残念ながら工場見学やビールの試飲はありません。)
これらをすれば費用はかかりますが、宣伝効果は大きいと思います。

「焼津アルプス山歩きとサッポロビール静岡工場見学」などという企画もできます。
私の会も協力しますのでやってほしいものです。

ビオトープの芝生で昼食休憩です。
いろいろな話をしながらの昼食は楽しいひとときです。

サッポロビールビオトープを見学して帰路に着きます(写真15)。
時刻はまだ12時半過ぎです。

今は焼津アルプス周辺では、ちょうどカワヅザクラが満開です。
例年ですと、「カワヅザクラ並木散策と高草山ウオーク」を実施していますが、今年は特別に虚空蔵山に登っています。
と言うことで、3択を提案しました。
1,あと1時間かけて朝比奈川のカワヅザクラ並木を見る
2,5分遠回りし瀬戸川の数本のカワヅザクラを見る
3,直接帰路に着く

2番が多かったです。
南に進み瀬戸川をめざします。

そして、カワヅザクラをじっくり観察しました。
その後は川沿いに入江橋から下りJR焼津に向かいます(写真16)。

JR焼津駅には13時半過ぎに着きました。
希望者4人でエキチカ温泉に浸かりました。

山を歩いてからの温泉はいいですね。
そして、山やいろいろな話をしながらの生ビール。

焼津アルプス山歩きとエキチカ温泉・生ビールは毎月のセットになりつつあります。
いつものように16時くらいに解散しました。


焼津アルプス愛好会では、毎月焼津の山々を歩いています。

今回は虚空蔵さんのお祭り合わせ虚空蔵山に行きました。

来月は3月30日(土)にはキスミレ大群落を見てから高草山に登ります。


よろしかったら一緒に歩きませんか。

昨年の様子や計画はブログに載っています。
焼津アルプス愛好会blog   https://goo.gl/QQj15i



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