2019.04.08 MM 第683号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

   

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高草山(たかくさやま 501m)  静岡県焼津市・静岡市 静岡の百山


この山の私の印象等は・・・                                     

「 たくさんのエイザンスミレ・キスミレなどに出会えた 高草山 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2019年3月30日(土)

【天候】        曇り


【コース及び時間】

林叟院P9:20-9:28登山口-9:31沢・尾根分岐-9:48農道10:00-10:07笛吹段公園10:17-10:44石脇分岐

-(キスミレ鑑賞)-11:03石脇分岐-11:15高草山〈501m〉11:59-12:01三角点12:06-12:52農道-

13:02美樽の滝-13:19西ノ谷公園-13:38林叟院P


    【行き(坂本A尾根コース) 1時間33分  帰り(西の谷コース) 1時間34分   合計 3時間7分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
林叟院に近づくと満開の桜が迎えてくれた(写真1) シャガの花がいっぱい咲いている(写真2)
林叟院とヤマブキ(写真3) 笛吹段公園で展望を楽しむ参加者(写真4)
最後の急登を登れば山頂はすぐだ(写真5) 保護されているキスミレの群生(写真6)
斜面のキスミレを見学(写真7) タチツボスミレもいっぱい咲いている(写真8)
高草山[501m]山頂(写真9) 薄青色のタチツボスミレ(写真10)
エイザンスミレも20株ほどあった(写真11) ヤマザクラもたくさんある(写真12)
新芽が真っ赤なモミジ(写真13) 小さな「美樽の滝」(写真14)
西ノ谷公園(写真15) 道路の脇にもスミレがある(写真16)
 

【感想 等】 

高草山のキスミレは焼津アルプスで一番素晴らしいものです。
ですからこの「焼津アルプス愛好会」の山歩きを始めてから毎年3月下旬にみなさんと歩いています。

「焼津アルプス愛好会の山歩き」第46回目として、13人で「キスミレ大群生鑑賞と高草山ウオーク」に行ってきました。

最近寒さが続き、キスミレは3日前に下見に行った時とあまり変わらず開花が進んでいませんでしたが、
他の花々やエイザンスミレをたくさん見ることができよかったです。

9時集合で、林叟院の駐車場に向かいます。
林叟院駐車場にはいろいろな桜の木があり2,3分咲きでした。
入口の1本は満開で私たちを迎えてくれました(写真1)。

今日は「坂本A尾根コース」を登り、「西の谷コース」を下ります。
9コースある中であまり通ったことがないコースを選んで通っています。

林叟院の参道ではシャガやヤマブキの花が迎えてくれました(写真2)(写真3)。
タチツボスミレでしょうか、早速スミレも咲いています。

林叟院の先にあるやや急な山道を30分ほど登ると周りが開けます。
そこから笛吹段公園はすぐです。
笛吹段公園で景色を見ながら休みます(写真4)。

笛吹段公園から30分ほどで山頂近くに着きます。
最後の急登を登ります(写真5)。

山頂付近に保護されているキスミレ群生地があり、まとまって咲いています(写真6)。
クマササや雑草より弱いので、それらに覆われると咲くことができません。

何年も前に高草山が火事になったことがありました。
その時は燃えた跡にたくさんのキスミレが咲いていました。

ボランティアのみなさんが草を刈ったり、キスミレの株を調べたりしてくれています。
また踏まれると枯れてしまいますので、柵を作ってくれています(写真7)。

今年は、ソメイヨシノ同様にキスミレの開花が遅れています。
昨年より花が少ない感じです。

ちょうど居合わせた保護団体の関係者は昨年よりキスミレの株が増えている、と言っていました。

山頂までの山道付近にはタチツボスミレが咲いていました(写真8)。

エイザンスミレもたくさん咲いていました。
昨年は1株しか見つけるとこができませんでしたが、よかったです。
かつては山頂付近にたくさん咲いていました。

山頂で1時間ほど昼食休憩です(写真9)。

山頂付近を散策すると、北側に薄青色のタチツボスミレがたくさんありました(写真10)。

双耳峰の高草山はもう1つのピークに二等三角点があります。
それを見てから西の谷を通って下山です。
(コバイモは残念ながら確認できませんでした。盗掘されたとの情報もあります。多くの人が咲くのを楽しみにしている花々、持ち帰りは絶対やめていただきたいものです。)

少し下るとなんとエイザンスミレがたくさん咲いていました(写真11)。

今回は20株ほどのエイザンスミレを見ることができよかったです。
その先にはタチツボスミレもたくさん咲いています。

このコースは急な下りです。
谷の窪地をまっすぐ下ります。
参加者の1人Nさんが、「ここは登りたくないなぁ」と言ったのが印象的でした。

茶色の葉と共に咲くヤマザクラもいいです(写真12)。
里のソメイヨシノはまだ開花が進んでいませんが、ヤマザクラは満開を過ぎ花吹雪になっているものもあります。
麓から見ると桜が咲いているのが見えます。

急な坂を下って農道に出ます。

農道を歩いて行くと、真っ赤なモミジが2本ありました(写真13)。
こんな品種を植えたのでしょうが、春に見る真っ赤なモミジは何か異様ですがきれいな新芽です。

普通のモミジで新芽の近くに小さな花があるのもありました。

もう少し下ると、美樽の滝があります(写真14)。
農家のおじさんが1人軽自動車を洗っていました。
枯れるとこがない沢の水の有効利用です。

山から下りると、西ノ谷公園に出ます(写真15)。
誰が飼っているのかヤギがいますが、前はロープでつながれていましたが今回は大きな柵の中に入っていました。

県道に出て林叟院に戻ります。
川沿いの細い道路の片隅にもスミレがあります(写真16)。

エイザンスミレ、キスミレなどたくさんの花を楽しんだ1日でした。
またいろいろな話ができて楽しかったです。


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