2019.07.15 MM 第696号
花沢山[7月](はなざわやま 449m) 静岡県焼津市・静岡市
この山の私の印象等は・・・
「 梅雨時で小雨の中の出発だったが、雲画像通りに晴れた 花沢山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2019年7月7日(日) 【天候】 小雨後晴れ 【コース及び時間】 登り→日本坂コース、下り→小浜コース 花沢の里駐車場8:53発-9:08法華寺-9:59日本坂峠-10:38花沢山〈449m〉11:23-11:42水車小屋分岐 -12:18道了権現12:30-12:37大日堂-12:40小浜分岐-12:50東尾根展望所12:55-13:02小浜分岐- 13:21海雲寺-13:40花沢の里駐車場 【登り 1時間45分 下り 2時間 合計 3時間45分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
雨なのに駐車場は満車だ(写真1) | 「花沢の里」は静かだ(写真2) |
焼津辺展望台から(写真3) | ホタルブクロ(写真4) |
穴地蔵の前は草を刈ってある(写真5) | 花沢山山頂下の展望所から(写真6) |
静岡側展望所は木が伸びてきた(写真7) | 山頂のネジバナ(写真8) |
花沢山山頂で早めの昼食(写真9) | 杉林の中の下り(写真10) |
道了権現(写真11) | 集落をつなぐ切り通し(写真12) |
江戸時代の道標(写真13) | 東尾根展望所から駿河湾(写真14) |
ワラビが取り頃だった(写真15) | 海雲寺に下る(写真16) |
【感想 等】 焼津アルプス愛好会の山歩き第50回、「7/7 東尾根展望所から駿河湾を見下ろす花沢山ウオーク」に行ってきました。 焼津アルプス愛好会の山歩きは、2015年6月にSBS学苑カルチャースクールから独立し活動を始めてから、丸々4年です。5年目に入りました。 その記念すべき50回目の山歩きはあいにく雨で、1日延期で行いました。 梅雨時ですので仕方ありません。 7日(日曜日)は予定があった方が多く、6日(土)は8人参加予定でしたがこの日は4人減り4人で歩きました。 今回一番びっくりしたのは、8時半過ぎ駐車場に行くと50台止めることができる上の駐車場がほぼ満車だったことです(写真1)。 みなさん天気予報を見て山歩きをしているのがわかります。 今日の天気予報は曇りで、降雨確率も低かったのです。 しかし、9時には少し雨が降っていたので雨具を使っての出発でした。 花沢の里は静かで人数も少なかったです(写真2)。 改築中の法華寺を過ぎると山道に入ります。 法華寺から40分ほど登ると焼津辺展望台に着きます。 燒津市内がよく見えます(写真3)。 白いホタルブクロいくつか咲いています(写真4)。 夏の花で好きです。 この花を見ると、かつては家のそばにもたくさんいた蛍を見たくなります。 ここからすぐに日本坂峠です。 峠の穴地蔵の前は草を刈ってあります(写真5)。 今の時期、下草を刈ってない所は胸までの草が生い茂っています。 花沢山に向かって登って行くと、左手に丸子富士が見えてきます。 その左には満観峰も見えます。 少し登ると焼津側の展望所に着きます(写真6)。 雨はやみ、太陽も顔を出しました。 よかったです。 これが今回の山歩きの楽しみの1つです。 その先の静岡側展望所は木が伸びてきていました(写真7)。 何とか景色は見えますが、木や草が伸び展望を遮るのは低山の宿命です。 世界遺産、紀伊山地の大峰奥駆道を縦走した時の南部の展望のなさを思い出します。 山梨百名山の富士山展望の山の多くは木を切ってあります。 ここまで来ればすぐに山頂です。 山頂にはネジバナが満開でした(写真8)。 我が家の庭のネジバナは6月上旬に咲いていましたので1ヶ月遅いことになります。 標高が450mほど高いからでしょうか。 10時半過ぎ、花沢山山頂で早めの昼食です(写真9)。 これからのミニ遠征で行きたいという愛鷹山や櫛形山などの話に花が咲きました。 今はアゲハの繁殖期です。 クロアゲハやカラスアゲハなどたくさん見かけました。 花沢の里にも、小浜集落のアガパンサスの花壇にもいっぱいいました。 11時半近く、かんぽ下に向かって東尾根を進みます。 杉林の中の下りです(写真10)。 下って少し登ると道了権現に着きます(写真11)。 かんぽ下への登山道は通行止めのためこの道を通る人は少ないです。 1月に来た時にはこの道了権現に正月飾りが飾ってありました。 地元の集落の人たちが世話を続けていることがわかります。 その先には大日堂があり、集落をつなぐ切り通しがあります(写真12)。 山を削って切り通しを作るくらい大事な山道だったことがうかがえます。 下の分岐には江戸時代の道標があります(写真13)。 小浜との分岐にある江戸時代の道標はいつ見てもいいです。 私の大好きな場所の1つです。 石には府中(江戸時代の駿府、静岡市)の商人が設置したと書かれています。 迷わないように付けたのでしょうが、山道を焼津から魚を背負って運ぶ大事な道だったのでしょうか? 小浜分岐から10分で、東尾根展望所です。 晴れてきたのでまあまあの海を見ることができました。(写真14) 焼津アルプスでは、ここは駿河湾と伊豆半島を見るための一番の展望場所です。 ここではワラビがちょうど取り頃でSさんが摘んで帰りました。(写真15) きっとおいしいビールのつまみになったのではないでしょうか。 いつもならまっすぐ海雲寺に下りるのですが、5日前に下見に来ると草が身長くらいに生い茂って通れません。 登山口の葛も昨年以上の量で、鎌で刈りながら進みました。 あと20mくらいで「東尾根展望所」という所まで刈ってきたのですが、汗をかきかきの1時間の作業で持ってきた水分も底をつき敗退でした。 (冬に草が枯れ木の葉が落ちたら再チャレンジです。それをやらないと廃道になってしまいます) 小浜分岐まで戻り、小浜コースから下りました。 農道からは海雲寺に下りました(写真16)。 出発の時は天気が心配でしたが、晴れて楽しい山歩きになりました。 次回は8月11日(日)山の日に、JR安倍川から満観峰に登ります。 このコースは比較的ロングコースですが、樹林帯の日影を歩き朝鮮岩からの展望も楽しみです。 |