2019.10.21 MM 第710号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

   

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爺ヶ岳(じいがたけ 2670m) 長野県大町市・富山県立山町
 日本三百名山 花の百名山


この山の私の印象等は・・・                                     

「 快晴の中、ご来光も展望も楽しめた 爺ヶ岳 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2019年8月26日(月)


【天候】       晴れ

【コース及び時間】

冷池山荘5:33-5:44赤岩尾根分岐(冷乗越)-6:18/23-6:34爺ヶ岳中岳〈2670m〉6:44-6:56

爺ヶ岳南峰〈2660m〉7:05-7:48赤岩尾根分岐(冷乗越)7:53-8:31高千穂平8:36-9:11/16-

9:37赤岩尾根登山口-10:24大谷原P


 【登り(冷池山荘~爺ヶ岳南峰)1時間8分 下り(爺ヶ岳南峰-大谷原)3時間4分  合計4時間12分】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【立ち寄り温泉】   白馬かたくり温泉「十郎の湯」  600円  道の駅「白馬」付近


  
冷池山荘からの雲海(写真1) 冷池山荘からのご来光(写真2)
鹿島槍と冷池山荘(写真3) 爺ヶ岳への尾根(写真4)
爺ヶ岳中峰[2670m](写真5) 爺ヶ岳南峰と北アルプスの山々(写真6)
槍ヶ岳と穂高(写真7) 今回の遠征で登りたい剱岳(写真8)
爺ヶ岳南峰(写真9) まだ残っていたコマクサ(写真10)
ガスが出てきた冷乗越に戻る(写真11) 白樺平(写真12)
高千穂平過ぎ(写真13) 急坂の下にはネットが張ってあった(写真14)
長い梯子もゆっくり楽しむ(写真15)  赤岩尾根登山口に戻る(写真16)
 

【感想 等】 

8月下旬に北アルプス北部に遠征に出かけた。

まず1日目は大谷原から赤岩尾根の急登を登り鹿島槍ヶ岳をピンストンした。
そして、冷池山荘に泊まった(メルマガNo.708)。

冷池山荘」の様子はブログの方に書いたので興味がある方はそちらを覗いてほしい。

この冷池山荘は山荘の前からご来光を見ることができる。
午前4時50分頃に日が昇るというので、4時25分に外に出てみた。

快晴の夜空に星は光り、東の空はあかね色に染まっていた。
そして徐々に明るくなり、雲海も白くなってきた(写真1)。

ご来光を見てから朝食にしようと、5時から頼んであったが雲海があると日の出は遅れるということを忘れていた。
5時5分に放送が入り、「まだ朝食に来ていない人はすぐに来てください」という。

慌てて食堂に行き、朝食を食べ外に出てご来光を眺めた(写真2)。
何とか間に合ってよかった。
日が昇ると共に昨日登った鹿島槍が赤茶色に輝いてきた。
素晴らしいご来光であった。

ちょっと早いがすることもないので5時半過ぎに爺ヶ岳に向かって出発した。
冷乗越から少し登り、振り返ると朝日を浴びた鹿島槍と冷池山荘が見えた(写真3)。
こんな景色も好きだ。

爺ヶ岳方向の稜線もなかなかいい(写真4)。
今からここを登って行くのだ。

また北アルプスの山々もきれいに見える。

6時半、爺ヶ岳(中岳)への分岐に着いた。
そこから5分で、爺ヶ岳(中岳)だった(写真5)。
写真を見てもわかるように、北アルプスの山々の上に快晴で気持ちのいい青空が広がっている。

前方には爺ヶ岳南峰と北アルプスの山々が見える(写真6)。

そして、あの槍ヶ岳と穂高もきれいに見える(写真7)。

今回の遠征で登りたい剱岳もすぐ近くだ(写真8)。

遠くには雲海の上に富士山のトンガリも見える。
ここは360度北アルプスの山々などが見渡せる最高の展望台である。

10人ほどいるのが見える爺ヶ岳南峰に向かおう。
ここより爺ヶ岳南峰の方が10mほど標高が低い。
少し下ってから登って行く。

7時前に爺ヶ岳南峰に着いた(写真9)。
背景に写っているのは鹿島槍である。
人気の山の8月である。
団体ツアーが多く、思った以上に混んでいる。

ここからも爺ヶ岳(中岳)同様に展望がいい。

展望を楽しんだら引き返そう。

途中、ゴロ石の中にコマクサが残っていた(写真10)。
久しぶりに見る高山植物の女王である。
うれしかった。

8時前、ガスが出てきた冷乗越に戻る(写真11)。
こんなすばらしい景色とお別れして下山するのは惜しいがガスが出てきた。

急な下りをすいすい下っていき20分で白樺平に着いた(写真12)。
ガスはかなり上がり見えるのは鹿島槍の山頂付近だけだった。

高千穂平を過ぎると、新しい熊の糞が落ちていた。
熊に遭遇しなくてよかった。
木々がきれいだ(写真13)。

長い梯子を下るとその下には網が張ってある(写真14)。
きっと勢い余って転落した人がいるのだろう。
こんな網は他では見たことがない。

上を見ると男性が下りてきた(写真15)。
梯子の長さがわかるだろう。

9時半過ぎ、赤岩登山口に着いた(写真16)。
あとは林道を歩くだけだ。

10時半前には大谷原の駐車場に着いた。

下山したら温泉だ。
近くでは扇沢方向には大町の集落があり温泉がある。

ただ、私はこれから日本海に向かう。
地図を見ると国道を走って行けば道の駅や温泉があることがわかった。

11時過ぎに道の駅「白馬」に着いた。
そこで訪ねるとこの辺りに温泉がたくさんあったので、一番近い「十郎の湯」に浸かる。

時刻は12時前なので私だけの独占入浴。
重曹泉を含んだ弱アルカリ性と言うことで気持ちよく入浴することができた。
その後、糸魚川市に出てラベンダービーチによって海岸を散策した。
暑い日だったので、閉鎖された海水浴場は誰もいなかった。

爺ヶ岳から北アルプスの素晴らしい風景を見て、白馬の温泉、糸魚川からの日本海と充実した1日だった。


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