2019.10.28 MM 第711号
花沢山[10月](はなざわやま 449m) 静岡県焼津市・静岡市
燒津アルプス
この山の私の印象等は・・・
「 JR用宗駅からの周遊コースを楽しんだ 花沢山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2019年10月20日(日) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 JR用宗駅8:52-9:18赤坂峠-9:35瑞應寺-9:55御坂堂10:07-10:27登山道-10:45日本坂峠 10:50-11:06焼津側展望所11:20-11:31花沢山〈449m〉12:27-13:15農道-13:30用宗海岸 -13:54用宗みなと温泉 【登り 2時間8分 下り 1時間27分 合計 3時間35分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【立ち寄り温泉】 用宗みなと温泉(週末950円) 静岡市駿河区用宗 |
JR用宗駅で富士山が迎えてくれる(写真1) | 集合場所のJR用宗駅(写真2) |
赤坂峠に向かうと駿河湾が見えてきた(写真3) | イノシシ捕獲用の檻が2つあった(写真4) |
風閣のある瑞應寺(写真5) | 日曜日だけやっている御坂堂(写真6) |
台風19号の大雨でまだ滝のような水が(写真7) | 日本坂峠(写真8) |
焼津側展望所から燒津市内を(写真9) | あと少しで山頂だ(写真10) |
ツリガネニンジンかな?(写真11) | 花沢山山頂の新しい標識(写真12) |
アザミがたくさん咲いていた(写真13) | 台風19号の倒木や土砂崩れが(写真14) |
早生の温州ミカンが色づいていた(写真15) | 用宗海岸から大崩れを(写真16) |
【感想 等】 第56回燒津アルプス愛好会山歩きで、「JR用宗駅から赤坂峠・日本坂峠を越えて秋を探す花沢山ウオーク」に行ってきました。 9時にJR用宗駅前に集合し出発する予定になっています。 今日は用宗温泉に入り地ビールを飲むのが楽しみです。 そのため電車で来ました。 ホームから階段を上がっていくと富士山がお迎えしてくれました(写真1)。 みなさん、集合時刻より早めに集まりましたので、準備体操をしていつもより早い出発です。 JR用宗駅はやや小さめですが、かわいい感じの駅舎です(写真2)。 まず、線路沿いに東に歩き踏切を渡ります。 線路沿いに戻り駅の裏側にある大雲寺の横を通りJR大崩れトンネル近くから農道を登っていきます(写真3)。 徐々に駿河湾が見えてきます。 赤坂峠までにイノシシ捕獲用の柵が2つありました(写真4)。 最近、静岡県でも豚コレラに感染したイノシシが見つかり大変なことになっています。 この周辺はイノシシが多くあちこちにイノシシが掘り返した跡があります。 2018年に発行された市のハイキングマップにもこのコースは出ていますが、標識は消えかけていて山道は荒れています。 赤坂峠を越え150号線バイパス沿いの道から小坂熊野神社を経て瑞應寺に出ます(写真5)。 川沿いに少し歩く小坂の公民館です。 小坂公民館は静鉄バスの終点になっています。 ただ残念なのは平日に数本のみ、週末は運休です。 小坂公民館から小川沿いに上流に向かえば御坂堂です(写真6)。 ここ御坂堂は、日曜日だけやっています。 今回、山歩きが土曜日から日曜日に延期になったことで御坂堂が開いています。 賑やかで何人もの人がいます。 いつもここのもてなしには感心しますが、緑茶とミカンを無料でいただきました。 開いているのは日曜日だけですが、ハイカーとの交流の場、地場産品の有人販売の場になっています。 また、ここが地域の年配者の憩いの場、コミュニケーションの場にもなっている所が素晴らしいです。 認知症を予防し健康寿命を伸ばすことに貢献しているのではないかと私は思っています。 ここからはいつもの「日本坂コース」です。 いつもはほとんど水のない滝にたくさんの水が流れきれいです。 台風が来てから1週間が経っていますが台風19号の大雨で降った雨がまだ染み出ているのですね(写真7)。 雨台風だった今回の台風19号がかなりの雨量であったことがわかります。 、 雨台風だった今回の台風19号がかなりの雨量であったことがわかります。 10時半過ぎ、日本坂峠に着きました(写真8)。 十字路を左に進み、花沢山に登って行きます。 焼津側展望所から燒津市内を見ると雲が多いです(写真9)。 今回の台風では焼津市の沿岸を中心に多くの地域で冠水の被害が出ました。 私の家の前まで水は来ましたので、ここから見ると私には水に浸かった焼津市が見えてきます。 もうスーパー台風は来てほしくないです。 ここまで来ればあと少しで山頂です(写真10)。 11時半に花沢山の山頂に着きました。 残念ながら富士山は一部しか顔を出していませんでした。 ツリガネニンジンかな?白いかわいい花が咲いています(写真11)。 ベンチで1時間昼食休憩です。 山頂手前の日なたでは年配の男性がケーナを吹いていました。 7年ほど前から取り組んでいるという男性は「富士山」や「コンドルは飛んでいく」など次々に演奏していました。 昼食のBGMにぴったりでした。 山頂には新しい手作りの標識が立てられていました。 そこで記念撮影です(写真12)。 山道脇には季節の花、アザミがたくさん咲いていました(写真13)。 山頂から石部に下ったのですが、台風被害の倒木が数カ所ありました(写真14)。 また土砂崩れも1カ所ありました。 何とか通れてよかったです。 小坂地区もそうですが、石部地区でも早生の温州ミカンが色づいていました(写真15)。 静岡の秋といえばミカンです。 そのミカンの栽培面積がどんどん減っています。 かつては里山である燒津アルプスでは多くの場所でミカンが作られ秋になると山がオレンジ色の染まったものです。 春に若草色に山肌を染めるお茶畑の減少といい残念です。 13時半、用宗海岸に出ました。 右手海岸には大崩れが見えます(写真16)。 海岸を歩いて行くと随所に台風の高波被害の家がありました。 14時前に「用宗みなと温泉」に着き、入浴しました。 ここの温泉は、富士山や港に繋がれた船を見て入浴することができるのがいいです。 入浴後、ここで作っている地ビールをいただきましたが、とても美味しかったです。 今日は10月にしては蒸し暑い中でしたが、アザミや真っ赤なカラスウリ、黄葉した木の葉を見ることができて楽しい山歩きでした。 |