2019.11.11 MM 第713号
円海山・大丸山(えんかいさん153m・おおまるやま157m)
神奈川県横浜市南部
この山の私の印象等は・・・
「 簡単に行ける横浜街中の自然が残る 円海山・大丸山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2019年10月27日(金) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 根岸線港南台駅13:30-13:48南港台5丁目-13:57円海山入口(横浜栄高校南)-14:15A1標識 -14:25円海山〈153m〉-15:13大丸山〈157m〉15:30-15:39関谷奥見晴台-16:10上郷バス停 【 登り(南港台駅~円海山) 55分 下り(円海山~上郷バス停) 1時間28分 合計 2時間23分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
港南台5丁目から山へ(写真1) | 野菊がたくさん咲いている(写真2) |
自然いっぱいのこんな道もある(写真3) | 円海山の鉄塔が見える(写真4) |
東側の展望が開けている(写真5) | A1のコースを進むことにする(写真6) |
いっしんどう広場(写真7) | 円海山は中には入れず(写真8) |
「富士見百景」からは富士山は見えず(写真9) | タイワンリスが現れる(写真10) |
終わりに近いアザミ(写真11) | 山のそばにも住宅が(写真12) |
トリカブトもあった(写真13) | 同じような住宅が並ぶ(写真14) |
大丸山〈157m〉山頂(写真15) | ここを下ればバス停だ(写真16) |
【感想 等】 他の地域に出かけたついでにその近くにある山に登るのが好きだ。 これまでも大阪、名古屋、東京などで実施してきた。 「神奈川県の山(山と渓谷社)」で見ていたこの円海山・大丸山も気になっていた山の1つであった。 低くて手軽に登れるし、駅やバス停から登山口が近い所がいい。 今回東京に住んでいるKさんを誘い歩いた。 午前中に用を済まし、14時に港南台駅で待ち合わせた。 思ったより早く来ることができ改札口を通るとKさんはすでに待っていてくれた。 すぐに登山口のある南港台5丁目に向かって出発した。 10数分で「南港台5丁目」交差点に着いた(写真1)。 地図も見ずに話しながらどんどん歩いて行き行き過ぎたことに気づいた。 街に近い山は登山口や登山路がたくさんあることは毎月の「燒津アルプス山歩き」で知っている。 また、だからこそ大自然の中の山より迷いやすいことも知っている。 迷ったり間違えてもどこかの登山口に出ることができるし、そこからバス停に行ったりタクシーを呼ぶこともできる。 そんな街中の山は標識も不十分なことが多い。 今回は「南港台5丁目」交差点に戻り栄高校横から登って行く。 上に上がると「円海山周辺の市民の森 案内図」があった。 (この地図から行き過ぎた所からでも山に入ることができることを知った) そこにはたくさんのコースが色分けされて書かれていた。 このような図があれば初めての人でも間違えずに山歩きを楽しむことができる。 道の脇には野菊がたくさん咲いている(写真2)。 自然いっぱいのこんな道もあるとは驚きである(写真3)。 前方に円海山の鉄塔が見えてきた(写真4)。 この周りは雑草や雑木が茂っている。 東側の展望が開けてきた(写真5)。 早朝ならご来光を見ることができそうである。 大丸山に行くために、A1のコース(黄緑色)を進むことにする(写真6)。 その先の分岐は「いっしんどう広場」になっている(写真7)。 そこをを左に行くと数分で「円海山」である。 NTT中継所やNHK放送所などの鉄塔があり柵の中には入れない(写真8)。 残念ではあるが仕方ない。 いっしんどう広場まで戻りA1コースを進む。 「富士見百景」に選ばれた場所があったが、この日はそこから富士山は見えなかった(写真9)。 代わりに見えたのはタイワンリスである(写真10)。 しばらく近くの木で遊んでいたので写真に収めることができた。 花の時期が終わりに近いアザミが残っていた(写真11)。 木々の間から山の下の住宅が見える(写真12)。 10月の3回の台風等の大雨で、各地で倒木や崖崩れ等があったが、ここの家も100%安全ではないだろう。 日本では自然災害に対して100%安全な地域はないことはわかってはいるが・・・。 1輪だけトリカブトもあった(写真13)。 こんな所にもあるんだ、と少し驚いた。 その先では大きな倒木が道を塞いでいた。 400万人に迫る横浜の住宅群。 同じような住宅がたくさん並んでいる(写真14)。 その向こうには団地も見える。 15時過ぎ、大丸山分岐に着いた。 そこから2分で大丸山〈157m〉山頂であった(写真15)。 周りの木々が大きくなっていて、思っていた以上の展望はなかった。 広々としてベンチもあり休憩するにはよい場所である。 「関谷奥見晴台」という表示があったので行ってみた。 大丸山と同じような感じの見晴らしであった。 元のルートに戻り、少し行くと「ヘイケボタルの湿地」があった。 蛍がいるほどの自然が残っているということである。 当初は「横浜霊園前」バス停から戻る予定であったが、いつのまにか「横浜自然観察の森」に入っていた。 まっすぐ行けば「上郷」バス停に出ることがわかったのでそのまま進みバス停に出る(写真16)。 バスはすぐに来て金沢八景駅に出る。 横浜駅まで戻り駅前の銀座ライオンでビールを飲む。 山歩きをした後の生ビールは美味しかった。 横浜というと近代的な都市を想像し、そんな場所に行くことが多いがこんな自然が残っていたり昔ながらの商店街が元気だったりするのを見るとうれしくなる。 |