2020.01.06 MM 第721号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

   

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横岳(よこだけ 2820m)・三叉峰(さんしゃほう 2825m)・

赤岳(あかだけ 2899m)

長野県茅野市・南牧村・北杜市・原村 八ヶ岳 日本百名山


この山の私の印象等は・・・                                     

「 富士山、朝日や雪まで楽しめた 横岳 三叉峰 赤岳 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2019年11月3日(日)


【天候】       晴れ

【コース及び時間】  

硫黄岳山荘6:00-6:15/6:28(ご来光)-6:38横岳〈2820m〉6:42-6:50三叉峰〈2825m〉-7:23赤岳展望荘

7:28-8:00赤岳〈2899m〉8:12-8:27赤岳展望荘-9:03三叉峰〈2825m〉-9:13横岳〈2820m〉-9:40

硫黄岳山荘9:50-10:08硫黄岳10:15-10:40夏沢峠10:45-11:19本沢温泉11:28-11:35みどり池分岐

-12:21しらびそ小屋(みどり池)12:27-13:01作業小屋13:06-13:16みどり池入口P


  【登り(硫黄岳山荘~赤岳) 1時間38分  下り(赤岳~みどり池) 4時間22分  合計6時間】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
硫黄岳山荘からの朝日(写真1) 少し歩くと雪が現れる(写真2)
太陽が昇ってくる(写真3) 富士山の周りの雲も輝き出す(写真4)
横岳の側面も真っ白だ(写真5) 鎖や梯子が楽しませてくれる(写真6)
横岳[2820m]山頂(写真7) 斜光線が素晴らしい(写真8)
八ヶ岳主峰、赤岳も白い(写真9) 一番の難所で凍結渋滞(写真10)
赤岳[2899m]山頂も人が多い(写真11) 本沢温泉の露天風呂(写真12)
本沢温泉で昼食休憩に(写真13) 苔の樹林帯を進む(写真14)
しらびそ小屋前からみどり池(写真15)  あと少しで稲子湯だ(写真16)
 

【感想 等】 

10月下旬から11月上旬に4日間八ヶ岳周辺に遠征をした。

第1弾で横谷渓谷・御射鹿池(メルマガNo.715)、第2弾高見石・白駒池(メルマガNo.716)、第3弾は雨池山、北横岳、縞枯山、茶臼山(メルマガNo.717)と周遊した。
そして稲子湯から天狗岳、硫黄岳と縦走し硫黄岳山荘に宿泊した(メルマガNo.719)。

今日は硫黄岳山荘から赤岳に登り、戻ってきて夏沢峠から稲子湯に下る最終日。


朝、5時に外に出たが雲が多くあと1歩のご来光だった(写真1)。
素晴らしいご来光は諦めて小屋に戻る。

朝食は5時半からで普通の和食であった。
山の上で暖かい和食を食べれる幸せを感じながらいただく。

予定より早かったが、することもないので6時に出発した。
少し歩くと雪が現れる(写真2)。

2日前の白駒池の駐車場周辺でも氷が張っていたが雪が溶けないくらい気温が低いのだろう。

やがて、太陽が昇ってきて山頂付近が茶色に輝く(写真3)。
緩やかな稜線を気持ちよく歩いて行く。

展望が広がり、富士山の周りの雲も輝き出す(写真4)。

前方を見ると、横岳の側面も真っ白だ(写真5)。
前日まででは考えられない光景だ。
(10月以降の森林限界を越えた山ではいつ雪が降ってもおかしくないので、軽アイゼンは持ってきてはいる)

あの横岳に登っていくのだ。
少し行くと鎖や梯子があり、楽しませてくれる(写真6)。

梯子から5分で横岳[2820m]山頂だった(写真7)。
振り返るとこれまで歩いて来たなだらかな山並みが見える。
前方には尖った赤岳が見える。

雲が少しずつ変化している。
斜光線が素晴らしい風景を作り上げている(写真8)。

三叉峰を越え、八ヶ岳主峰、赤岳が近づいてきた。
そしてその赤岳も思った以上に白い(写真9)。

赤岳展望荘を過ぎると、一番の難所が待っていた。
たいした岩場ではないが凍結していて初心者が手間取り渋滞していた(写真10)。

初心者のツアー客が上からも下からも来て詰まっている。
軽アイゼンを付けている人もいる。

私は鎖を頼り、アイゼンなしで通過する。
もう赤岳[2899m]山頂はすぐだ。
赤岳山頂には人が大勢いるのが見える(写真11)。

赤岳には8時ちょうどに着いた。
硫黄岳山荘からちょうど2時間だ。
思った以上に早く、調子がいい。

主峰らしい360度の展望を楽しむ。
山頂脇にある「赤岳頂上山荘」のスタッフが、希望者の記念写真を撮ってあげたり山頂付近を整備したりていた。
かつて正月に登りここに泊まったことを思い出した。
山頂の標識には大きなエビの尻尾が伸びていた。

人も多いので岩場で混む前に戻ることにした。
下山は全く混まないですんなり凍結した岩場を通過できた。

横岳まで1時間で歩き、硫黄岳には10時過ぎに着いた。
10時40分に夏沢峠から下り始める。

11時過ぎには本沢温泉の露天風呂まで下った(写真12)。
この日は水着を着た女性が入浴していた。

この露天風呂のルールは知らないが、かつては水着ではいる人はいなかったように思う。
私も入浴したいところであるがまだ下って汗をかくので通過することにした。

本沢温泉で昼食休憩にした(写真13)。

もう少し下った所にテント場がある。
かつて日本百名山を終わり、私のメルマガでその山々を紹介し終わった記念にオフ会をやったことを思い出した。
その時は、5月下旬にこの「本沢温泉テント場」に集合して天狗岳に登った(メルマガNo.141)。
あれからもう15年である。月日が経つのは早い。

本沢温泉から数分でみどり池への分岐である。
苔むした樹林帯を進んで行く(写真14)。

途中には木材を運んだ森林軌道跡の線路があったり、湿地があったりした。

12時半近く、みどり池に着いた(写真15)。
池の脇にあるしらびそ小屋のベンチで休憩する。
この4日でたくさんの池や沼を見たが、大自然の中にある池や沼は素晴らしい。

ニュージーランドを旅した時、町は湖の畔にあったことを思い出した。
水が人間にとって不可欠な物であるが、水がある自然は落ち着くしいい。

みどり池から20分ほど歩くと広い道に出た。
前を歩いている人がいる(写真16)。

13時、作業小屋に出た。
地図を見ると、白駒林道に出たようである。

稲子湯のあるみどり池入口は近い。
また山道に入り、10分でみどり池入口の駐車場であった。

昨日、今日とにゅうから赤岳まで往復し苔や樹林と尾根歩きでの展望を十分楽しむことができた。

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