2020.03.30 MM 第733号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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野底岳(282m のそこだけ)沖縄県石垣市 石垣島


この山の私の印象等は・・・                                     

「 亜熱帯の植物と石垣の海を見ることができた 野底岳 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2020年3月14日(土)

【天候】        曇り時々小雨

【コース及び時間】

野底岳西登山口9:34-9:42~9:50道間違え-10:08野底岳〈282m〉10:15-10:20分岐-10:41野底岳西登山口


           【登り 34分  下り 26分   合計 1時間】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
野底岳西登山口(写真1) ブロックを置いてある(写真2)
滑る土にはロープが(写真3) 大きなシダ植物(写真4)
ここにもロープが(写真5) ようやく展望が開ける(写真6)
山は深い(写真7) 珊瑚礁の海が見える(写真8)
野底崎と海が見える(写真9) 野底岳282mの三角点(写真10)
山頂には石が多い(写真11) 草はぼうぼうだが木がない(写真12)
すぐ下に林道が見える(写真13) 木が生い茂っている(写真14)
板上根が所々にある(写真15)  県道から少し入った所から野底岳(写真16)
 

【感想 等】 

新型コロナウイルスの影響で海外旅行が不可能になった時点で、再訪したかった石垣島へのチケットを予約した。
(ここまで深刻になっていればチケットは買わなかったが・・・)
航空会社の特別な計らいで、キャンセルや延期が自由にできたが、思い切って出かけることにした。

往復とも飛行機内は8~9割の乗客で混んでいた。
私は予約してあったレンタカーに乗り石垣港近くの宿に向かいそこに宿泊し、7泊8日の登山&旅がスタートした。

石垣島は2日で5山に登りその周りの海も見ることする。
この日はあいにくの小雨と強風であった。

南にある石垣港から東側を通り北上し、白保海岸、玉取崎展望台、平久保崎灯台と見て、野底岳登山口に向かった。
雨が降っているので東側の林道から簡単登山を考えていたが、分岐を見落とし西側の普通の登山口に来てしまった(写真1)。

そこから登ってもコースタイム1時間25分なのでたいしたことはない。
9時半過ぎに出発する。

生い茂る木々の中を進んでいく。

何か迷った感じだ。
踏み跡が薄くなってきた。
GPSを見るとややコースからずれている。

その後、登山道を見つけた。
その間、ロスタイムは8分。

水たまりにはブロックを置いてあり助かる(写真2)。
入口にも表示があったが、そこには「山水会」と書かれていた。
多分、このブロックも彼らが設置してくれたのだろう。ありがたい。

私の住んでいる温帯の静岡でも、1年間放置すれば木々が茂り登山道は埋もれてしまう。私は廃道すれすれの登山コースを1つ草刈りして毎日1回燒津アルプス愛好会の仲間と歩いている。

その先には滑る土があり、ロープが設置されていた(写真3)。
小雨の中なので少し滑る。

所々に大きなシダ植物が生えている(写真4)。
日本の南端の亜熱帯に来たんだ、と実感する。

全体的には滑りやすい山で、ここにもロープが張られている(写真5)。
その急登を登っていく。

10時過ぎ、樹林帯を抜けようやく展望が開ける(写真6)。
これは東側の海で、東シナ海だろう。
海岸から少し離れた所にリーフが見える。

周りに見える山はなかなか深い(写真7)。
野底岳は山頂が岩山である。

珊瑚礁の海が見えるが、晴れていればもっと素晴らしい景色だったろう(写真8)。

野底岳山頂(282m)に着いた。
道迷いも含めてわずか34分で山頂に立った。
コースタイムが1時間25分だったので、登り50分を考えていた。
天候がよくない中なのでうれしい誤算である。

この野底岳は別名を「ヌスクマーペー」と言うそうであるが、その由来を書いた看板がある。

目を移すと、野底崎と海が見える(写真9)。
手前にはサトウキビ畑が広がっている。

岩の間に野底岳の三角点を見つけた(写真10)。
標柱が少し小さい気もするが気のせいだろうか。

山頂には不思議と石が多い(写真11)。
中腹ではあまり見かけなかったが、山頂だけである。

また、山頂は草はぼうぼうだが木がない(写真12)。
岩が多くて木は生えにくいのかもしれない。

すぐ下に林道が見える(写真13)。
雨なのでここから登ろうと思っていたのだ。
でも、旧登山道でも30分余で登れたので、西側からのこのコースを登ってよかった。

さあ、来た道を戻ろう。
滑りやすいので気をつけて木々を見ながら下りよう。

木がほんと生い茂っている(写真14)。
亜熱帯の島なので海からの季節風で雨天や雨量が多いのだろう、と想像できる。

燒津アルプスにも少し板上根があるが、ここには板上根が所々にある(写真15)。
この根が暴風で倒れるのを防いでいるのだ。

下りは30分はかからなかった。
合計するとちょうど1時間になった。

雨カッパは着なかったが、時々小雨の中では1時間くらいの山歩きがいい。
土曜日ではあるが、天候のせいか誰にも会わなかった。


土曜日ではあるが、天候のせいか誰にも会わなかった。

最後に県道から少し入った所から見た野底岳を載せておく(写真16)。




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