2020.05.18 MM 第740号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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青海黒姫山(おうみくろひめやま 1221m)

新潟県糸魚川市  日本三百名山


この山の私の印象等は・・・                                     

「 早春の山歩きと日本海の展望を楽しんだ 青海黒姫山 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2019年8月27日(火)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

清水倉登山口6:20-6:33/37-7:01一本杉7:06-7:41子宝杉7:46-8:18/25-9:00青海黒姫山〈1925m〉

9:15-9:57金木平10:07-10:42一本杉10:47-11:20清水倉登山口P


      【 登り 2時間19分   下り 1時間50分   合計 4時間9分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【日帰り温泉】    たから温泉(600円) 富山県下新川郡朝日町境642-1  

  
清水倉登山口(写真1) シダが生えている(写真2)
樹林帯を抜け、「一本杉峠」に着いた(写真3) 子宝杉(写真4)
独特な木が多い(写真5) ようやく展望が開けた(写真6)
金木平の先にはソバナが咲いていた(写真7) 前方に山頂らしきピークが見えてきた(写真8)
これは青海黒姫山の山頂だ(写真9) 山頂からは日本海がよく見える(写真10)
黒姫権現を祀る祠(写真11) 一等三角点(写真12)
石灰岩がかたまって出ている場所もある(写真13) 石灰岩も滑りやすいが湿った赤土もよく滑る(写真14)
そこからは自然林の灌木だ(写真15) 工場上に石灰岩の青海黒姫山が(写真16)
 

【感想 等】 

昨年の8月下旬、北アルプス方面の遠征に行った時に登った山の一つである。
わざわざこの1山だけ登りに行くのは遠すぎるし、どうしようかと思っているうちに年月が経ってしまった。

久しぶりに鹿島槍や立山に行きたくなり、鹿島槍に登り立山に行く途中日本海を通りこの山行きが実現した。

登山口は日本海側に出て、青海駅(糸魚川市)から県道155号を南下し青海黒姫山の西側の清水倉登山口から登る。

6時半前、清水倉登山口を出発する(写真1)。

薄暗い針葉樹の樹林帯を進んでいく。
そんな中にシダが生えている(写真2)。

樹林帯を抜け、7時に「一本杉峠」に着いた(写真3)。
そこから30分で「子宝杉」だった(写真4)。

この辺りには独特な形の木が多い(写真5)。
そして、ようやく展望が開けた(写真6)。

8時、金木平に着いた。
そこには水場があり、ホースからちょろちょろと水が出ていた。

金木平の先にはソバナが咲いていた(写真7)。
また薄青紫色のガクアジサイもあった。

急登にはロープも付けてくれてある。
8時半、「西ノ河原平」に着いた。

石灰岩の大きな石がゴロゴロした道を進む。
すると、前方に山頂らしきピークが見えてきた(写真8)。

これは青海黒姫山の山頂だ(写真9)。
フェイントもなくわかりやすくていい。
山頂まで2時間半余。
思ったより早くてつかれなかった。

山頂からは日本海がよく見える(写真10)。
海岸近くにある独立した山の良さだ。
海、湖、沼など水が見える風景は好きだ。
かつて祖先が水の中で生活していたからか、水が人類にとって必要不可欠なものだからか・・・。

山頂にも石灰岩がたくさん露出している。

そして黒姫権現を祀る祠がある(写真11)。
ここも信仰の山だったのだ。
多くのものを与えてくれる山には神が宿っていると思うのは日本人が一番多いと思う。
私もこれまで山歩きの楽しさだけでなく、ミカンや草木の植物、薪などを山からいただいてきた。
ありがたいことである。

一等三角点もあり、マニアにはたまらない山だろう(写真12)。

下を覗くと石灰岩を採掘している作業現場が見える。

山頂付近にも石灰岩がかたまって出ている場所もある(写真13)。
石灰岩は水や風化に弱く、自然の力で穴が空いたり削られた跡が見える。

山頂で休んだら往路を戻ろう。
石灰岩も滑りやすいが湿った赤土もよく滑る(写真14)。

10時、金木平に着く。
そこからは自然林の灌木だ(写真15)。
木々を見ながら楽しく歩く。

「一本杉」を通り、11時過ぎ清水倉登山口に着いた。
見上げると工場の上に石灰岩の青海黒姫山が見えた(写真16)。

コースタイムは7時間であったが、4時間余で楽しく歩くことができた。


翌日は立山に登る予定なのでゆっくり国道8号線を富山県に向かう。

途中、「道の駅 親不知ピアパーク」「親不知展望台」「親不知」に寄り、県境の富山県朝日町境にある「たから温泉」に浸かる。

露天風呂の付いた源泉掛け流しのいい温泉で、入浴者は私1人という贅沢だった。

この日はちょうど100km走り、16時過ぎに立山駅に着いた。
山歩きだけでなく、親不知の観光、温泉入浴と充実した1日であった。


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ご活用ください。

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