2020.06.08 MM 第743号
屋良部岳(やらぶだけ 217m)
沖縄県石垣市 石垣島西部 屋良部半島
この山の私の印象等は・・・
「 小雨の中亜熱帯の風景を楽しんだ 屋良部岳 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2020年3月14日(土) 【天候】 小雨 【コース及び時間】 西側の登山口P13:25発-13:55屋良部岳〈217m〉14:05-14:27西側の登山口P 【 登り 30分 下り 22分 合計 52分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
登山口の道路脇に駐車(写真1) | やっと見つけた登山口から入る(写真2) |
イノシシが山から出ないように?(写真3) | 這うように生える竹(写真4) |
野生のツワブキ?(写真5) | 岩を覆う根っこ(写真6) |
本州では見かけない植物(写真7) | テラス1に着く(写真8) |
テラスより東側の展望(写真9) | テラス2、地元の若者が南側から登ってきた(写真10) |
生い茂った中に三角点があった(写真11) | むき出しの木の根(写真12) |
【感想 等】 3月14日、石垣港近くの宿を出発し北端の平久保崎灯台に寄り、野底岳に登った。 その後、小雨でも大変きれいだった川平湾を散策した。 そしてその西にある屋良部半島に向かった。 この日は天気がよくなかったのでドライブ&観光メインにし、翌日に山からの展望などの楽しみを回した。 今回は、登山ガイドブック「沖縄県の山(山と渓谷社)」を頼りに登ることにした。 ガイドブックを見ると、登山口には『標識あり』、ただ「路肩の雑草によく隠れる登山口の表示板」という写真も付けられていた。 車で探しながら走ったが登山口の標識は見つからなかった。 もう一度通ってもわからない。 そんな時便利なのが登山地図のGPSである。 GPSの登山口あたりを探すと「屋良部岳 登山道入口」と書かれた表示があった(写真2)。 地元有志の山水会が設置してくれたのだ。 ありがたいことである。 近くの道路に車を止め13時半前、歩き始める(写真1)。 すぐに柵がある。 イノシシが山から出ないようにするためだろうか?(写真3) 扉を開け山の中に進む。 亜熱帯のジャングルのような道を進んでいく。 マレーシアかインドネシアのジャングルで見たことのあるような這って生える竹が生えていた(写真4)。 倒木はあるものの、樹林帯と言うこともあり道ははっきりして迷うことはない。 葉の形が少し違う感じだが、ツワブキだろうか?(写真5)。 奄美大島には道路脇によく生えていた。 ツワブキは我が家の庭にも生えているが、奄美大島で入った赤提灯のお通しでツワブキのお通しが出てきたのにはびっくりした。 静岡では食べる習慣はないので、この時初めて食したのである。 味は普通のアカフキ、アオフキと変わらなかった。 そんなことを考えながら歩く。 大きな岩に根を張った木がある(写真6)。 木の生きようとする生命力を感じる。 本州では見かけないが亜熱帯の山では見かける植物がある(写真7)。 そんな木々を見ながら歩いていたら急に展望が開けた。 山頂のミニテラスに着いたのである。 すぐ上にはもう少し広いテラス1があった(写真8) 先ほど寄った御神崎とその先の東シナ海が見える。 白い御神崎灯台も見える。 東側は石垣港方向が見える(写真9)。 一番高く見えるのは沖縄県でも一番高い於茂登岳だろう。 明日登る予定である。 展望を楽しんでいると若者の声が聞こえてきた。 テラス2の方に進んでいくと地元の若者3人が下の林道からサンダルで登ってきていた(写真10)。 山頂からも見える屋良部林道から登れば5分かからないで登れるだろう。 なかなか素敵な岩である。 今流行のインスタ映えスポットの1つだ。 このテラスの間はなかなかのジャングルである(写真11)。 そんな中に三角点は隠れていた。 帰りも同じ道を戻る。 静岡にはない亜熱帯の植物を見ながら下った。 根っこがたくさん露出した木もあった(写真12)。 タイのアユタヤやカンボジアのアンコールワットの仏像や寺院を覆ってしまう木の根を想像してしまった。 雨合羽は着なかったが時々小雨が降る中であったが、亜熱帯の植物や珊瑚礁の海などを楽しんだ屋良部岳であった。 |