2020.07.20 MM 第749号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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高草山[7月](たかくさやま 501m) 静岡県焼津市・藤枝市
静岡の百山 焼津アルプス


この山の私の印象等は・・・                                         

「 連続雨の日が続く中、ピンポイントで晴れ間が出て富士山が見えた 高草山 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2020年7月12日(日)

【天候】        曇りのち晴れ

【コース及び時間】  登り「鞍掛峠コース」 下り「高崎コース」

花沢の里観光駐車場9:01-9:23鞍掛峠登山口-9:57鞍掛峠10:06-10:39展望所10:48-11:05石脇コース合流

-11:09高草山〈501m〉12:13-12:20坂本Bコース分岐-12:52高崎分岐-13:13花沢城址入口-13:20花沢城址

13:33-14:00花沢の里観光駐車場


       【登り 1時間50分  下り 1時間34分   合計 3時間24分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
花沢の里観光駐車場を出発(写真1) アガパンサスにたくさんのアゲハ(写真2)
オニユリ(写真3) ヤマユリもたくさん(写真4)
沢沿いを登る(写真5) 鞍掛峠(写真6)
いろいろなキノコが(写真7) 富士山が見える(写真8)
ギボウシがたくさん咲いている(写真9) 麓の集落の方々が山頂の草刈り(写真10)
高草山(501m)で昼食(写真11) 燒津市内の展望が素晴らしい(写真12)
山道のアジサイがきれいだ(写真13)  久しぶりの晴れ間だ(写真14)
花沢城址から高崎集落(写真15)  戦国時代に思いを馳せる(写真16)
 

【感想 等】 

今月中旬の日曜日(7月12日)は燒津アルプス愛好会の皆さんと高草山ウオークに行ってきました。

7月3日から9日間雨が続き、天気が心配でしたがこの12日だけ晴れ間が出て富士山まで顔を出しました(その後も雨多し)。
12日(日曜日)だけがラッキーな天気でした。

当初予定していた11日(土)は雨で1日延期されたことで残念ですが4人参加できませんでした。
しかし、逆に日曜日になったために新たに3人参加できました。

今回のコースは夏の暑さを避けて歩きたい、というコースを設定しました。
登りは樹林帯を登って行く「鞍掛峠コース」、下りは焼津市の展望を楽しみながらの「高崎コース」、そしてリクエストのあった花沢城址に寄って花沢の里観光駐車場に戻ります。


9時、総勢15名で花沢の里観光駐車場を出発です(写真1)。

花沢の里に向かう道の脇にアガパンサスが植えられていますが、なんと10羽ほどのクロアゲハが蜜を求めて飛び回っていました(写真2)。
7月は繁殖時期なのでしょうか。
以前もこの周辺でたくさんのクロアゲハを見ました。
(正確にはモンキアゲハが多く、カラスアゲハもいました)

連日の雨で水量の多い沢にはオニユリやヤマユリが咲いています(写真3、4)。

花沢集落の突き当たりにある登山口から登って行きます。
小さな沢はいつもより水かさが多く流れが激しいです(写真5)。
オレンジ色のノカンゾウが咲いていました。

登山口から約30分で鞍掛峠です(写真6)。

少し休んだら西方向に登って行きます。
この頃雨が多かったので杉林の中の山道脇にはいろいろなキノコが生えています(写真7)。
あの幽霊キノコと言われているギンリョウソウは見つけることができませんでした。
キノコや山菜に詳しい松さんがみなさんにレクチャーしてくれました。

出発から一時間半、石脇からのコースに合流しました。
そこには富士山のビューポイントがあるのですが、ラッキーなことに富士山が雲の上に顔を出していました(写真8)。

11時過ぎ、高草山(標高501m)の山頂に着きました。
高草権現の脇にたくさんのギボウシが咲いていました(写真9)。

今回、鞍掛峠コースではこれまでで一番多くのギボウシを見ました。
また、花の咲いていない若い株も何十とありました。

今年は雨が多くて株が増えたのか生育条件が合い増えてきたのかは継続観察をしないとわかりません。

山頂では麓の集落の10数人が伸びた下草を刈ってくれていました(写真10)。
チェンソーの音がちょっとうるさかったり臭かったりしましたが、彼らのおかげでこうして楽しく山歩きができます。
本当にありがたいことです。

山頂で1時間ほど昼食休憩です(写真11)。
靴や足の健康に詳しいMさんがみなさんに快適に歩ける紐の結び方などを教えてくれていました。


下りに選んだ「高崎コース」は展望が良くしかも花沢の里への最短コースです。
坂本Bコース分岐からは燒津市内が最もよく見えます(写真12)。

展望を楽しんだら急坂を下っていきます。
それが過ぎるとたくさんのアジサイが植えられています(写真13)。
少しピークは過ぎていましたが、ここまできれいに咲いていたとは驚きました。

青空が見えてきて少し暑くなってきました(写真14)。

13時過ぎ、花沢城址分岐に着きました。
そこから10数分で花沢城址です。
花沢城址は今焼津市が整備を始めています。

花沢城は戦国時代の今川義元側の山城で、駿府(静岡)の西側を守る大事な位置にあります。
1570年に武田信玄との合戦の舞台になったそうです。
この花沢城の馬を管理していた高崎集落がすぐ下に見えます(写真15)。
古地図には馬場村と記されています。

そんな戦国時代に思いを馳せてベンチに座り展望を楽しみます(写真16)。

その先にある曲輪6を見て竹林の中を下り、14時花沢の里観光駐車場に戻りました。


下山後、希望者10名でエキチカ温泉くろしおに行って天然温泉に浸かりました。
山歩き後の温泉は最高です。
その後の生ビールもやめられません。

車の方や飲めない方はノンアルコールビールやアイスクリームなどをいただいていました。

1人で歩くのも好きな私ですが、仲間の皆さんと歩いたり話したりするのも大変楽しいです。
天気に恵まれ花々や展望の山歩きを皆さんと共に楽しめた山歩きでした。

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ご活用ください。

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