2020.10.05 MM 第760号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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小浜島大岳(おおたけ うふだき 99m)・西大岳(にしおおたけ 91m)
沖縄県八重山郡竹富町 小浜島


この山の私の印象等は・・・                                         

「 小浜島でしか会えない自然に触れた 大岳・西大岳 他 周遊 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2020年3月16日(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】  

7:40小浜島港-7:55大岳登山口7:57-8:02大岳登山口7:57-8:02大岳〈99m〉8:05-8:11下山・西大岳

登山口-8:14西大岳〈91m〉8:19-9:05海人公園9:10-9:12細崎海岸9:23-10:19小浜島港10:44-

11:12トゥマール浜11:40-11:55小浜島港

       【 港から大岳まで22分 周遊の合計 3時間9分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
石垣島から小浜島港に着いた(写真1) ノゲイトウ(写真2)
牧草地に大きな墓が(写真3) 大岳が見えてきた(写真4)
ハイビスカス(写真5) 大岳の登山口(写真6)
大岳からの展望(写真7) 小浜島の最高峰、大岳の三角点(写真8)
細崎を展望、その先の島は西表島(写真9) クワズイモだろうか生い茂っている(写真10)
西大岳の山頂(写真11) コンロンカ(写真12)
ヒルギが茂っている(写真13)  海人公園(写真14)
細崎の海、対岸は西表島(写真15)  台風に備えて作られた民家、こはぐら荘(写真16)
さとうきび畑を耕すとコサギが集まる(写真17)  トゥマール浜(写真18)
 

【感想 等】 

4日目、石垣港から始発の7時10分の船で小浜島港に向かった。
船は定刻の7時40分に着いた(写真1)。

今日は歩いて小浜島を回る。
もちろん、一番の目的地は島で最高峰の大岳である。
といっても、サンゴ礁が隆起してできた島で最高峰とて99mしかない。

小浜島港から西に歩いて行けば着けるはずである。
ゆるやかに登りながら進んでいくと畑の脇にノゲイトウが咲いていた(写真2)。

牧草地が広がっていて、その中に大きな墓がある(写真3)。
沖縄では親族がお墓に集まって亡くなった方をしのんで飲み食いをするのでそのスペースがお墓にある。
これまでに見た中では大きなほうである。
真ん中に作ったら牧草の収穫などにはお墓が邪魔だと思うのだが、それ以上にお墓(先祖)が大事なのだろう。

正面を見ると大岳が見えてきた(写真4)。

8時過ぎ、大岳登山口に着いた。
脇にはハイビスカスなどの花が植えられている(写真5)。

大岳に向かって階段を登っていく(写真6)。

わずか5分で大岳の山頂だった。
標高は99mあるが、登山口の標高はすでに50mあるからだ。

大岳からは近くにある加屋真島が見える(写真7)。
その向こうに見えるのは石垣島だ。
この加屋真島の最も高い所でも19mだ。

ここには小浜島の最高峰、大岳の三角点があった(写真8)。
また近くに東屋もある。

西を見るとこれから行く細崎が見える(写真9)。
その先にある島は明日行く西表島である。

北西に向かって下る。
あまり歩かれていないのか枯れ枝が落ち、草が生えている。
東側から登ってきたコースとは大違いである。
クワズイモだろうか生い茂っている(写真10)。

すぐに下の道に出て、そこはもう西大岳登山口である。
西大岳へも立派な階段がついている。

四方を見渡せる西大岳の山頂の方が大岳より展望がいい。
東屋があり、「ちゅらさん」の石碑がある(写真11)。
西表島がすぐそばに見える。

西に向かって下る。
やはり大岳と同じく草がたくさん生えている。
黄色と白の変わった花があったので、図鑑で調べたら「コンロンカ」という名前であった(写真12)。

「ヒルギ入口」の表示があったので行ってみると、たくさん若いヒルギが茂っている(写真13)。
亜熱帯の木々を見ることができてよかった。

収穫の済んださとうきび畑やバナナ、マンゴーの木を見ながら進んでいく。

日陰のない真っ直ぐな舗装道路は長い。
しかも歩道にはとびつかみが生えていて、ちくちくした種がズボンに付いてくる。
9時過ぎ、ようやく海人公園に着いた(写真14)。

西大岳から1時間だ。
階段を登り上からの展望を楽しむ。
思っていたよりありふれた展望であった。

それですぐ近くの細崎海岸でのんびりすることにした(写真15)。
西表島との間のここが流れの速いヨナラ水道だ。
20代で来た時、民宿に泊まっていたスキューバの連中と小型漁船でここヨナラ水道へ来てサンゴ礁を見るためにシュノーケリングをした。
当時は私はフィン(足ヒレ)が好きではなかったので、それを付けていなかった。

思った以上に流れは速くあっと言う間に船から離れ、船に戻るのに苦労したことを思い出す。
サンゴ礁がとてもきれいだった。
今でも当時と同じようにサンゴ礁はきれいだろうか。
当時、残念ながらマンタには会えなかった。
今回はどこかでマンタには会えたらいいな、と計画を立てている。

さあ、小浜島港方向に戻ろう。
真っ直ぐな舗装道路を戻る。

そして途中から島の中心部に入って行く。
台風に備えて作られた古い民家が住宅街に点在している。
その中で、はやり一番きれいだったのはあのドラマちゅらさんの「こはぐら荘」だった(写真16)。

シュガーロードを通り、トゥマール浜へ向かったのであるが浜への入口を探していたらいつの間にか小浜島港に着いてしまった。
小浜島から竹富島への船は2便、13時50分と14時40分である。

まだまだ時間がある。
港で休んでからトゥマール浜へ向かう。

海岸沿いにかなり戻った所に小さな標識があり、「はいむるぶし」と書かれていた。
そこがトゥマール浜への道であった。

歩いて行くとトラクターでさとうきび畑を耕している人がいた(写真17)。
耕した後にはたくさんのコサギが舞い降り虫を食べているようであった。

11時過ぎトゥマール浜に着いた(写真18)。
強風下カイトサーフィンを楽しんでいる。

そんな様子や海をしばらく見ていた。

飽きたので港には戻ることにした。

歩道脇のブーゲンビリアや本土にはない亜熱帯の木々を見ながら歩く。
12時少し前に小浜島港に着いた。

大岳・西大岳に登り、小浜ブルーの海や亜熱帯のたくさんの植物を見ることができた小浜島周遊だった。

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