2021.02.08 MM 第778号
賤機山(しずはたやま 171m)・福成山(ふくなりやま 227m) 静岡県静岡市
この山の私の印象等は・・・
「 静岡浅間神社から富士山や市内などの展望を楽しみながら縦走した 賤機山・福成山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2021年1月10日(日) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 8:42静岡浅間神社-8:49浅間山-9:09平和観音9:12-9:28賤機山〈171m〉9:37-10:03一本杉10:12 -10:57貯水タンク(昼食)11:40-12:09福成山〈227m〉12:14-12:17分岐-12:37登山口-12:45老人 福祉センター(鯨ヶ池)13:01-13:07鯨ヶ池バス停 【 コースタイム 縦走合計 3時間 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
静岡浅間神社で初詣をし出発(写真1) | すぐに富士山が見え尾根ではずっと見える(写真2) |
平和観音に着く(写真3) | 徐々に自然が増える(写真4) |
巨木も所々にある(写真5) | 賤機山の山頂(賤機城跡)(写真6) |
畑があり大根やほうれん草が(写真7) | カワヅザクラが咲き始めている(写真8) |
国道1号バイパスや市内を展望(写真9) | 麻機遊水池方向の展望(写真10) |
八朔などの柑橘類の畑が続く(写真11) | 茶畑の中の貯水タンクで昼食休憩(写真12) |
真っ白な南アルプスの山々と新東名(写真13) | こんな竹林の山道もある(写真14) |
福成神社(福成山)(写真15) | ゴールの鯨ヶ池へ到着(写真16) |
【感想 等】 先週末は焼津アルプス愛好会会員のみなさんと静岡市の街中にある静岡浅間神社から鯨ヶ池までの尾根を歩きました。 前日の強風はなく暖かく、しかも空気が澄んでいて展望もよかったです。 今回の山歩きのテーマは「浅間神社で初詣をし、賤機山から鯨ヶ池までの尾根ウオーク」です。 8時半過ぎ、静岡浅間神社に参拝し出発しました(写真1)。 浅間神社も時刻が早いのかすいていました。 私のお願いは「新型コロナウイルスの早期収束」です。 今、この近くの高校でもクラスターが発生し休校になっています。 下山後、予定していた近くの温泉「美肌湯」に入浴は中止することにしました。 境内西にある石段を上がっていきます。 上がったところには「賤機山古墳」があり、史跡として保存されています。 その北側には麓山神社があります。 ここから尾根を北に向かって進んでいきます。 すぐに富士山が見えてきます(写真2)。 この後、尾根では真っ白な富士山が姿を変えながらずっと見えます。 冬に歩くと見ることができる、このコースの良さでもあります。 また、日本平や駿河湾、伊豆半島もよく見えます。 所々、木を伐採してあり展望できるようになっています。 そんな展望を楽しみながら進んでいきます。 簡易トイレが所々にあるのもうれしいです。 歩き始めて約30分、平和観音に着きました(写真3)。 ここは「賤機山公園山頂」として整備されています。 平和観音を過ぎると徐々に自然が増えてきます(写真4)。 蔓のびっしり付いた木や巨木も所々にあります(写真5)。 アオキが赤い実を付けています。 白梅がかわいい花を付け、香ばしい匂いを漂わせています。 9時半近く、賤機山城跡に着きました(写真6)。 ここが標高171mの賤機山の山頂です。 今は木が生い茂っていてあまり展望はありませんが、賤機山城が建った時には富士山から市内までいろいろ見えたと思いました。 三角点があるかと、石碑の少し上の林の中を探しましたが三角点を見つけることができませんでした。 まだまだ先は遠いです。 ここまで来ると稜線にも畑があります(写真7)。 畑には大根やほうれん草などが元気に育っています。 ここまで上がってくるのは大変だと思いますが、よく耕作しています。 稜線の西側も見えてきました。 東西に走っている国道1号線バイパスの陸橋が見えてきました。 光明山地蔵を過ぎ進んでいくと、カワヅザクラが咲き始めています(写真8)。 結構たくさんのカワヅザクラなどの木を植えてあったので少し驚きました。 数年経てば大きく育ち、花の名所になりそうです。 二本松を過ぎ、一本杉に着きました。 ここは北側の木を刈ってあり、新東名や安倍奥の山々がとてもよく見えます。 また、富士山も稜線の上によく見えます。 ここで休憩です。 稜線を進んでいくと、一度農道に出ます。 そこからは東側(清水側)の国道1号バイパスや市内の展望がいいです(写真9)。 愛鷹山や沼津アルプスも見えます。 また山道に入り歩いて行くと、麻機遊水池方向がみえてきます(写真10)。 大雨が降った時、この遊水池に水がたまり洪水を防いでいます。 ここから見ると、麻機遊水池は荒れ地というか昆虫や鳥などがいっぱいで自然が残っていそうです。 また農道に出て山道に入ると、八朔などの柑橘類の畑が続きます(写真11)。 温州ミカンの収穫は終わり、八朔などの雑甘はもう少しで収穫時期です。 満開の紅梅を見て歩いて行くと耕作してある茶畑があり、うれしくなりました。 というのは、焼津アルプスではほとんどの茶畑が放置され荒れ放題になっているからです。 11時少し前、茶畑の中の貯水タンクがあるピークに着きました。 少し時刻は早いですが、広いし展望がいいのでここで昼食休憩にしました。 ここからは赤石岳、塩見岳など真っ白な南アルプスの3000m級の山もよく見ることができました。 昼食後には山の名前を特定するスマホアプリの講習会になりました。 山の名前を調べるアプリは、検索すると「山カメラ」「AR山ナビ」「ピークレンズ」「AR山1000山座同定」などいろいろなアプリがあることがわかりました。 食事を食べたら出発です(写真12)。 真っ白な南アルプスの山々と新東名がもっと見えるようになります(写真13)。 安倍川沿いの尾根なので、安倍川も姿を変えながらずっと見えます。 進んでいくと、放置された茶畑や竹林の中の山道もありました(写真14)。 その先には鳥居があり、福成神社です(写真15)。 ここが、福成山(標高227m)で、今回のコースの最高峰です。 福成神社には新型コロナウイルスの早期収束を願って「疫病終息祈願」という幟が付けられていました。 ここにも巨木がありました。 また、三角点もわかるように設置してありました。 あとは鯨ヶ池に下るだけです。 3分ほど下ると分岐です。 鯨ヶ池をぐるっと回る右コースを取るか、池の隅を通りバス停に出る左のコースかの選択ができます。 みなさんに聞くと短いコースがいい、と言います。 それで、左のコースを選びました。 茶畑横を通り、20分ほど下ると登山口に出ました。 そこはもう、ゴールの鯨ヶ池です(写真16)。 池畔の老人福祉センターでトイレを借り休憩しました。 ここの老人福祉センターにもバス停はあるのですが、バスは1日3本です。 少し歩いて県道に出れば、1時間に3、4本のバスがあります。 少し待ったら静鉄バスが来て浅間神社に戻り、車で帰りました。 梅やカワヅザクラなどの花を見たり、真っ白い富士山や静岡市内、国1バイパス、新 東名などが尾根歩き中ずっと見えたりし楽しく歩くことができました。 楽しい「浅間神社で初詣をし、賤機山から鯨ヶ池までの尾根ウオーク」でした。 |