2021.04.19 M第787号
モッチョム岳(もっちょむだけ 940m) 鹿児島県屋久島町
この山の私の印象等は・・・
「 原生林の中を徒渉・ロープと楽しませてくれた モッチョム岳 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2021年3月20日(土) 【天候】 雨のち曇り 【コース及び時間】 千尋滝展望台駐車場7:25-8:09[600mP]8:14-8:22万代杉8:27-8:50モッチョム太郎8:55 -8:59[800mP]9:04-10:02モッチョム岳〈940m〉10:10-10:48尾根分岐10:53-11:28 万代杉11:38-12:20千尋滝展望台駐車場 【 登り 2時間17分 下り 1時間55分 合計 4時間12分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【日帰り温泉】 尾之間温泉(200円) |
千尋滝駐車場(写真1) | モッチョム岳登山口(写真2) |
リープを持って沢の徒渉(写真3) | 根の上が空洞の木が多い(写真4) |
愛子岳と同様に標高が書かれている(写真5) | たくましい万代杉(写真6) |
ここもロープを楽しませてくれる(写真7) | モッチョム太郎(写真8) |
原生林の中を進む(写真9) | 巨石が前を塞ぐ(写真10) |
一瞬ガスが切れ長い細い滝がある山肌が(写真11) | またまたロープだ(写真12) |
モッチョム岳山頂(写真13) | モッチョム岳の岩(写真14) |
屋久島アセビ(写真15) | 万代杉、レンズが湿気で曇ってしまう(写真16) |
【感想 等】 3月18日からスタートした「屋久島の山歩き&レンタカーの旅 8日間」の2日目はモッチョム岳である。 千尋滝展望台駐車場から登る。 7時過ぎ、千尋滝展望台駐車場には私の車以外の車はいない(写真1)。 昨日の愛子岳に続き本日も1人の山歩きかもしれない。 新型コロナウイルスの影響も大きいと思うが、学生は春休みに入り行楽シーズンの土曜日なのでいつもよりは観光客が増えてているとは思う。 そして、昨日に引き続き、本日も雨である。 雨は小降りなので雨合羽を着ずに出発である。 登山口は千尋滝駐車場方向に少し行った所に付いている(写真2)。 樹林が茂り、やや暗い中を登っていく。 大きな葉のシダがあり、やがて徒渉だ(写真3)。 石が飛び石状にちょうどあり、靴を脱がなくてもよかった。 増水したらそうはいかないかもしれない。 歩き始めてすぐに標高300mポイントに着いた。 ここモッチョム岳も山頂付近は世界自然遺産に含まれているからであろうか、標高100mごとの表示がある。 巨木が次々に現れる。 樹齢1000年以上の杉を屋久杉と言うのだが、根の上が空洞の木が多い(写真4)。 樹形が建築材に向かない杉が残ったためだろうか。 8時前、標高500mポイントに着いた(写真5)。 ここまで約30分、順調に上がってきた。 その先にはロープがあった。 風化した花崗岩や苔の付いた石、木の根はよく滑る。 屋久島の山道はそんなのがいっぱいである。 様々な格好の巨木やその幹に付いた苔などを見て登っていく。 標高600mを過ぎ、たくましい万代杉に着いた(写真6)。 雨の影響もあるが幹が黒く光っていて風格がある。 はやり、この万代杉も幹の下の方が空洞になっている。 標高700mを過ぎ、またロープがあり楽しませてくれる(写真7)。 9時前にはコースから少し外れた所にあるモッチョム太郎に着いた(写真8)。 この屋久杉も風格があっていい。 やや雨の量が増えてきた。 小さな傘を差したままでは濡れてしまうので雨合羽を着ることにした。 原生林の中をどんどん進んで行く(写真9)。 しばらく行くと巨石が前を塞ぐ(写真10)。 回り込んでいくようだ。 一瞬ガスが切れ、長い細い滝がある花崗岩の山肌が見えた(写真11)。 またまたロープである(写真12)。 今度は簡単ではない。 足場が十分ないしロープを持ち腕力で登るしかない。 腕力のない人は登ることができないだろう。 登り切るとそこはモッチョム岳山頂であった(写真13)。 時刻は10時。 少しはガスが切れてきたが展望は十分ない。 岩が少し見えてきた(写真14)。 また愛子岳にもあった屋久島アセビが足下に咲いている(写真15)。 雨の中、デジタル1眼レフカメラで撮影していたが、ついにシャッターが下りなくなった。 そして外側のレンズだけでなく、レンズの内側が曇ってきた。 カメラをザックにしまい安全に注意しロープを下りていく。 途中カメラを出し万代杉を写したが、レンズが曇ってしまいこんな感じにしか撮れない(写真16)。 このカメラはかつて同じ経験をして2度修理に出してある。 いろいろ触ると、オートフォーカスが作動しなくなっていることがわかった。 しかし、レンズの内側が曇りこんな写真では使い物にならない。 そんなこともあろうと、今回は防水仕様のスマホを持参している。 カメラがだめならスマホで撮影である。 12時半前、千尋滝展望台駐車場に戻った。 近くにある温泉は、尾之間温泉である。 前日に引き続きこの温泉にお世話になる。 湯温が高く雨に濡れた体をほっかほかにしてくれ疲れも取れた。 2日目も誰にも会わずに原生林の中を歩くことができた。 |
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