2021.05.10 MM第790号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

     TOPに戻る     

ヤクスギランド・太忠岳(たちゅうだけ 1497m) 鹿児島県屋久島町
世界自然遺産


この山の私の印象等は・・・                                         

「 ヤクスギランドの深い森の向こうに天柱石があった 太忠岳」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

         メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                         

                                 
【歩いた日】     2021年3月21日(日)

【天候】        霧雨のち曇り時々晴れ

【コース及び時間】 (ヤクスギランド150分コース周遊 込み)

ヤクスギランド入口7:15-7:52太忠岳分岐5:57-8:19天文の森8:24-8:45/50-9:30太忠岳

〈1497m〉9:40-10:12沢10:17-10:56太忠岳分岐11:01-11:51ヤクスギランド入口


    【登り 2時間  下り 2時間01分   合計 4時間01分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【日帰り温泉】    尾之間温泉 (300円)

  
ヤクスギランド入口(写真1) くぐり栂を抜けていく(写真2)
江戸時代に伐採された屋久杉の株(写真3) 遊歩道が良く整備されている(写真4)
荒川橋から荒川を(写真5) 携帯トイレブース(写真6)
ロープ有りの岩場があり山頂は近い(写真7) 岩に巻き付いたような木(写真8)
天柱石の裏側には祠が(写真9) 天柱石は50mもあり画面に入らない(写真10)
ガスが少し晴れ周りが見えてくる(写真11) 屋久島に来て4日目で初めて太陽が(写真12)
オオゴカヨウオウレン(写真13)  歴史を感じる屋久杉の幹(写真14)
天柱橋から荒川を(写真15)  仏陀杉(写真16)
 

【感想 等】 

3月18日からスタートした「屋久島の山歩き&レンタカーの旅 8日間」の4日目はヤクスギランドから太忠岳である。

1日目の夕方屋久島に降り立ち、愛子岳(No.786)モッチョム岳(NO.787)と歩いてきた。

4日目も晴れてはくれない。
霧雨の中、7時過ぎ雨合羽は着ずにヤクスギランド入口から出発である(写真1)。
比較的簡単に屋久杉や屋久島の自然を体験できる『ヤクスギランド』は観光コースにも入っている。
体力や時間に合わせて30分コース、50分コース、80分コース、150分コース、210分コースと5つのコースが設定されていてその表示がある。
今回はその「210分コース+太忠岳」を歩く。

歩き始めてすぐに「くぐり栂」を抜けていく(写真2)。
連日の雨で1眼レフカメラのレンズ内側が曇っていて、残念ながら画像は鮮明には写らない。


江戸時代に伐採された屋久杉の株がある(写真3)。
その株からは新しい何種類かの木が生えている。

千年杉」を越え進んでいく。
遊歩道が良く整備されていて歩きやすい(写真4)。

その先は荒川橋で、そこから荒川を見る(写真5)。
屋久島に私が来てから4日間とも雨である。
その前から雨は降っていたのかもしれないが、川は水量が多く激しく流れている。

ひげ長老」の先には携帯トイレブースがあった(写真6)。

倒木の「蛇紋杉」の所が太忠岳への分岐だった。
8時前に着き、東屋で少し休む。

分岐を過ぎると木道はなくなり、森が深くなった。
苔もかなり生えている。
「天文の森」という名前が付いている。

そこには太忠岳まで2kmという表示もあった。
屋久島全体が「世界自然遺産」になっている、と思っている人もいるであろう。
世界遺産になっている面積は島全体の21%でしかない。

屋久杉などを見ながら進んでいく。
大岩があり、標識に沿って岩を回り込む。

「太忠岳→0.4km」の表示があり、ロープ有りの岩場がある。
滑るロープ登りを楽しませてくれ、山頂はあと少しだ(写真7)。

芸術的な形の木々がたくさんある。
見ていて飽きない。

岩に巻き付いたような木もある(写真8)。
岩の隙間を通り見上げると樹林の先に天柱石が見える。

標識はないが回り込むと反対側に出る。
天柱石は少し登ることができ、裏側には祠がある(写真9)。
少し登って祠の先まで行ったが、諦めて下りた。

時刻は9時半。
「太忠岳 1497m」という表示はない。
この天柱石の下が太忠岳の山頂としよう。

天柱石は50mもありカメラの画面にはとても入らない(写真10)。

山頂で休んでいると、ガスが少し晴れ周りが見えてくる(写真11)。
この太忠岳が特に標高が高いわけではないことがわかった。
もっと高い尾根に囲まれているのだ。

天柱石があると言った、得意な山の形が登山道まで整備されることに繋がったのだろう。
さあ、下山しよう。
来た道を戻る。

屋久島に来て4日目で初めて太陽が樹林を照らす(写真12)。
木々も今まで以上にきれいだ。

オオゴカヨウオウレンが咲いている(写真13)。
屋久杉の樹皮に付いた苔も光ってきれいだ。

名前が付いていなかったような気がするが、この歴史を感じる屋久杉の幹が素敵である(写真14)。

11時少し前、東屋のある太忠岳分岐に着いた。
ここからは150分コースの後半を歩くことになる。

天柱橋を渡り、そこから荒川を見る(写真15)。
写真5の荒川橋より上流と言うこともあり水量は多くない。

天柱杉」を過ぎ、「母子杉」を越え進んでいく。

沢津橋」を通ると「仏陀杉」である(写真16)。

ここまで来ればゴールは近い。
双子杉」「くぐり杉」と通り、12時前にヤクスギランド入口に戻った。

前半霧雨、後半は少し晴れ間も見えた今日の「ヤクスギランド210分コース+太忠岳」であったが、屋久島の良さを十分楽しめた1日であった。

下山後の温泉はあの有名な干潮時4時間しか入浴できないという「平中海中温泉」である。
混浴露天風呂でもあるし、、ウキウキしながら出かけたが、小雨が降ってきて風もあり体感温度は寒くては入れず。

また、近くにある同様に海岸にある「湯泊温泉」も湯温が38度くらいで入れず。
両方とも誰も入っている人はいない。

風邪を引くのも嫌だし、諦めて「尾之間温泉」にお世話になる。
なんと3日連続の尾之間温泉であった。
ここは湯温が高く43度くらいだろうか、汗や雨で冷え切った体が温まってよかった。
(この様子や写真は「楽天ブログ」に載せてある)
楽天ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202104290000/


特価 電子書籍 【 [実登] 山梨百名山 】 CD-R完成!


inserted by FC2 system