2021.08.01 MM第801号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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入笠山(にゅうがさやま 1742m) 長野県伊那市・富士見町 花の百名山 日本三百名山


この山の私の印象等は・・・                                         

「 スズランやクマガイソウなどたくさんの花を楽しんだ 入笠山 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2021年6月20日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

富士見パノラマリゾート駐車場8:49=(ゴンドラ)=9:09山頂駅9:22-9:30入笠湿原-9:44山彦荘9:57-

10:40〈1955m〉11:23-12:02山彦荘12:09-12:55山頂駅13:26=(ゴンドラ)=13:42富士見パノラマ

リゾート駐車場

     【登り 1時間5分  下り 1時間25分   合計2時間30分】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
富士見パノラマリゾートゴンドラを利用して上へ(写真1) スズランがかなり咲き始めている(写真2)
入笠湿原の木道を登って行く(写真3) 甘利山にもあったウマノアシガタ(写真4)
焼津アルプス花沢山にもあるアマドコロ(写真5) 一面のウマノアシガタ(写真6)
クリンソウも満開(写真7) 9時半過ぎ、山彦荘に着く(写真8)
山荘の前には釜無ホテイアツモリソウが(写真9) その横にはキバナアツモリソウ(写真10)
クリンソウの群落(写真11) レンゲツツジの咲く草原を登って行く(写真12)
10時半過ぎ、入笠山(標高1955m)に着く(写真13)  ササバギンラン(写真14) 
ベニバナイチヤクソウ(写真15)  シロバナエンレイソウ(写真16)
ヤマオダマキ(写真17)   ニッコウキスゲ(写真18)  
サラサドウダンの木には花が付いている(写真19)   ドイツスズランの花畑と八ヶ岳(写真20)  
 

【感想 等】 

6月19日(土)~20日(日)に第3回ミニ遠征+で「甘利山・入笠山登山 (日向山ロッジ宿泊)」に行ってきました。
今回は高山植物に焦点を当てた梅雨時のミニ遠征+でした。

1日目は弱い雨にやられましたが、2日目は晴れた空の下を歩きよく日に焼けました。
花も期待していた通りでたくさんの高山植物を楽しむことができました。

8時に焼津を出発し、甘利山の山歩きを楽しみました(メルマガNo.800)。

夜は「尾白の湯」に浸かり、日向山ロッジで1泊しました。
そして2日目、7時過ぎに入笠山登山口へ向かいました。

登山口の沢入駐車場はやはり満車でした。
係員の誘導で富士見パノラマリゾートの駐車場に止め、ゴンドラを利用して上へ上がります(写真1)。

20万本というドイツスズランはほぼ終わりかけていましたが、入笠湿原の日本スズランはきれいに咲き始めていました(写真2)。

次々と花が変わっていく湿原歩きは何回来ても楽しいです。
前回来た時はドイツスズランが満開で感動しましたが、日本スズランはまだ咲き始めたばかりでした。
今回は日本スズランが満開です。

いろいろな花を見ながらの湿原歩きはいいです。
入笠湿原の木道を登って行きます(写真3)。

甘利山にもあったウマノアシガタがここでも満開です(写真4)。

焼津アルプス花沢山にもあるアマドコロが咲いています(写真5)。

この黄色は一面のウマノアシガタです(写真6)。
こんなウマノアシガタの群生は初めて見ました。

そして、クリンソウも満開です(写真7)。

9時半過ぎ、山彦荘に着きました(写真8)。
山荘の前には釜無ホテイアツモリソウが咲いていました(写真9)。
その横にはキバナアツモリソウが咲いていました(写真10)。
やや小ぶりのこのキバナアツモリソウは初めて見ます。

少し時期が違うだけで花の咲き具合などは全く変わってきます。
かつて、北岳に凝っていた頃には毎年バスの運行開始に合わせ登っていたことがあります。
その年のよって雪渓の量やキタダケソウ残り具合が違っていたものでした。
そんなことをキバナアツモリソウは思い出させてくれました。

山頂へ向かうと、クリンソウの群落もみごとです(写真11)。

レンゲツツジの咲く草原を登って行きます(写真12)。

分岐からは「岩場コース」で山頂に向かいます。

10時半過ぎ、入笠山(標高1955m)に着きました(写真13)。
約1時間の山歩きで2000m近い山頂に着きました。

ゴンドラで簡単に来ることができますので山頂には多くの人がいました。
雲が刻々と変化し、八ヶ岳や中央アルプスなどが見え隠れします。

昼食や展望を楽しんだら戻ります。
下りは「迂回コース」を利用します。

どちらのコースも同じ所要時間というのが面白いです。

山彦山荘からは北側の高山植物の多いコースを取ります。
行きでは見なかった花が咲いています。

まず、ササバギンランがありました(写真14)。
これは甘利山にも咲いていました。

また、ベニバナイチヤクソウがありました(写真15)。
甘利山でもそうですが、花の近くに写真付きで花の名前を書いてくれてあるのはうれしいです。

シロバナエンレイソウがあります(写真16)。
ヤマオダマキもあります(写真17)。
オダマキは園芸種もありますが、私の家の庭にもミヤマオダマキがありましたがいつの間にか絶えてしまったのが残念です。

アカノラ山周辺にはたくさんの高山植物が咲いています。
山野草公園としてここに集めたものなのか自然にたくさんあったものかは知りません。

ニッコウキスゲが咲いています(写真18)。
近くにあるサラサドウダンの木には花が付いています(写真19)。

保護柵の中には、釜無ホテイアツモリソウ、キバナアツモリソウ、クマガイソウなどが咲いていました。
クマガイソウはわずかの1輪でした。

焼津アルプス花沢山は10輪ほどに増えましたが、ここにはわずか1輪というのには少しびっくりしました。

ドイツスズランの花畑に出ると八ヶ岳の雲はかなり取れていました(写真20)。

ゴンドラを使って登ってきたので時刻はまだ13時前です。

時間はあるので山頂駅周辺でのんびりできます。
みんなでソフトクリームを食べました。

私は赤いルバーブとのハーフ&ハーフをいただきました。

ここ富士見町の特産ルバーブは健康野菜だそうで甘みが抑えられていて独特の味わいでした。

ゴンドラ下の駅でお土産の山野草をもらいました。
数種類有りましたが、私は満開だったクリンソウの苗をいただきました。

静岡とは気候が違うので上手く育つかわかりませんが、成長が楽しみです。

帰りには道の駅「南部」で休憩し、17時前には焼津に戻りました。

1日目は小雨にはやられましたが、2日間ともたくさんの花を見ることができてよかったです。
自然の花は最高です。


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