2021.09.20 MM第808号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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尾白川渓谷(おじろがわけいこく) 山梨県北杜市


この山の私の印象等は・・・                                         

「 静かな渓谷と滝を楽しんだ 尾白川渓谷 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2021年9月1日(水)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

「おじろ」駐車場7:40-7:45駒ヶ岳神社-7:51千ヶ淵-8:25旭滝8:32-8:48百合ヶ淵-8:55神蛇滝〈約900m〉

9:04-(尾根道)-9:28黒戸尾根合流-9:43「おじろ」駐車場

           【登り 1時間8分  下り 39分   合計 1時間47分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
静寂の駒ヶ岳神社(写真1) ガクアジサイが迎えてくれる(写真2)
千ヶ淵(写真3) 名前表示のない滝1(写真4)
たくさんある鉄橋も痛んでいる(写真5) 雨が多く新しい小滝が出現(写真6)
名前表示のない滝2(写真7) フイリミズヒキの花(写真8)
名前表示のない滝3(写真9) ホトトギス(写真10)
旭滝(写真11) コウモリソウ(写真12)
かつての転落箇所(写真13)  倒木が登山路を塞いでいる(写真14) 
百合ヶ淵(写真15)  神蛇滝(写真16)
   
尾根コースを下山する(写真17)  黒戸尾根コースに合流(写真18) 
 

【感想 等】 

先日、山梨に行ったので朝の散歩で前日は日向山を歩き、今回は尾白川渓谷を歩いた。
9月初日の朝、誰にも会わない散歩であった。

7時半過ぎ、おじろ駐車場に行くと車はわずかの2台のみであった。
そして渓谷の入口には「9月6日から10月下旬まで工事で千ヶ淵まで通行止め」という看板が掛かっていた。

すぐに出発し駒ヶ岳神社に寄って参拝した(写真1)。
誰もいないし大変静かである。

尾白川渓谷にかかる吊り橋を渡ろうとするとガクアジサイの花が迎えてくれる(写真2)。
この後もガクアジサイはいくつも咲いていた。

吊り橋を渡り河原に下りていくと7月の暴風雨で遊歩道が少し痛んでいた。
5日後からの工事はこれを修理するのだろう。

駐車場から約10分で千ヶ淵に着いた(写真3)。
夏には多くの人で賑わっている千ヶ淵では、静寂の中で気持ちよく水が流れている。

渓谷道を遡って行こう。
千ヶ淵から10分余行くと滝がある(写真4)。
滝の名前表示はない。
ここ尾白川渓谷には20以上の滝があるそうだが、名前の表示があるのはわずか6滝である。
全部の表示があると20以上ではとても覚えられないし、それぞれの滝の印象は薄くなるがもし名前があるなら知りたいと思う。

渓谷道は渓谷沿いに所々に鉄橋を付け山道をつなげてある。
そのたくさんある鉄橋もかなり痛んできている(写真5)。

その先に進むと、最近雨が多かったので新しい小滝が出現していた(写真6)。
大きな滝も好きだが、こんなミニ滝も好きだ。

渓谷にはまた名前表示のない滝がある(写真7)。
そして足下にはフイリミズヒキの小さな赤い花が咲いている(写真8)。

3つ目の名前表示のない滝がある(写真9)。
この滝も迫力があり素敵である。

日向山と同じくこの渓谷にもホトトギスが咲いている(写真10)。
地味な中にも華がある素敵な花である。

8時半前、旭滝に着いた。
旭滝は山道からはよく見えない。
今回は少し下りてもう少しよく見たいと思った。
岩に飛び移りやっとここまで見えた(写真11)。
滝が上手く見える場所への矢印とか展望所とか作ってくれるとみんながこの旭滝を楽しめるのではないかと思った。

山道に戻るとコウモリソウが咲いている(写真12)。
やや暗い場所でコウモリが出そうな所である。

歩いて行くと「転落注意」の黄色の看板が合計4つある。
そこはかつての転落した箇所である(写真13)。
ネットを検索すると転落事故で亡くなったこともわかる。
お互いに気をつけたいものである。

7月の暴風雨の影響だろうか、倒木が登山路を塞いでいる(写真14)。
歩きやすく撤去していただきたいものである。

百合ヶ淵に着いた(写真15)。
ここも落ちそうで怖い。
鎖が付けられている。

9時前、神蛇滝に着いた(写真16)。
3段の滝がいつものように水を流している。
滝を眺めながら少し休憩をしよう。

この先不動滝までは行くことができるが今回の朝散歩はここまででよしにしよう。
尾白川渓谷は一方通行になっていて、尾根コースを戻る(写真17)。

9時半近く、黒戸尾根コースに合流した(写真18)。
そして駐車場に戻ったが、今回は誰にも会わなかった。

水の流れる音や蝉の声を聞きながらの朝の楽しい山歩きだった。


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