2022.01.31 MM第827号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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余市岳(よいちだけ 1488m) 北海道余市郡f赤井川村・札幌市

花の百名山 日本三百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 またまた曇天だったが、いろいろの花を楽しんだ 余市岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2021年7月12日(月)

【天候】        曇り一時晴れ

【コース及び時間】    

キロロリゾートP5:15-5:46/5:48-6:15登山口6:20-6:52/6:57-7:30見晴台7:38-8:06/8:11-8:38

余市岳〈1488m〉8:57-9:31/9:36-9:40見晴台-9:53/9:58-10:37登山口10:42-11:31キロロリゾートP


       【登り 3時間28分  下り 2時間19分   合計 5時間47分】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【日帰り温泉】    小樽天然温泉「湯の花朝里殿」 670円 

  
キロロリゾートを振り返る(写真1) 余市岳の登山口(写真2)
沢沿いに進む(写真3) クマササの開けた道になった(写真4)
マイヅルソウ(写真5) ゴゼンタチバナ(写真6)
ノイチゴの花(写真7) 天塩岳にもあったハイオトギリ(写真8)
見晴台から(写真9) ニッコウキスゲ(写真10)
シナノキンバイ(写真11) リンネソウ(写真12)
山頂はもうすぐだ(写真13)  チングルマの顎(写真14) 
余市岳(1488m)山頂(写真15)  山頂付近の山火事の跡(写真16)
ノイチゴが美味しそう(写真17)  余市岳山頂を振り返る(写真18) 
ゴンドラ山頂駅が見える(写真19)   白いオダマキ(写真20)  
 

【感想 等】 

もう余市岳登山から6ヶ月が過ぎてしまったんですね。
新型コロナウイルス感染症の広がり合間を縫って北海道の山に登った記録です。

7月5日から13日まで北海道中部の山に行ってきた。
毎日1山、天塩岳(メルマガNo.802)、ニペソツ山(メルマガNo.804)、石狩岳(メルマガNo.806)、ニセイカウシュッペ山(メルマガNo.809)、旭岳(No.810)、オプタテシケ山(メルマガNo.814)と登った。

今回は7座目のある。
一番の目的である旭川周辺の6座を登り終えた。その後南下してアポイ岳など日高の山を少し登るか札幌周辺に戻るか・・・。
今回のようにまとめて登る方が効率的なので日高の山々は次回登ることにして札幌近くの山に決めた。
今回登るのは「余市岳」である。

1週間後からは週末にはゴンドラで山頂駅まで行くことができる。
下から歩くのが楽しい山歩きである。
登山口のあるキロロリゾートに向かうことにする。

16時、美瑛白金温泉を出発し、高速を走り余市に向かう。
朝里ICで降りてからキロロリゾートに向かったのであるがはなかなか遠かった。

上にある施設、マウンテンホテルは車もなくコロナの影響で閉鎖されているようである。
どこに車を止めようか迷ったがやや遠い邪魔にならないところに駐車した。
他に車もないし、人っ子一人いない。

5時過ぎ、マウンテンホテルを出発し、すぐ上にあるゲートを通る。
熊出没注意の看板を見てこわごわ林道を上っていく。

10分ほど登るとマウンテンホテルが下に見えてきた(写真1)。
林道はスキー場脇から林の中に入っていく。

途中休もうとしたら蚊が30匹くらい顔の周りに寄ってきたのですぐに出発した。
偶然なのか、この辺が蚊が多いところなのか・・・。

歩いて行くとリフトの終点があり、そこが登山口であった(写真2)。
出発からちょうど1時間がたっている。

沢沿いを進んでいく(写真3)。

1カ所飛び石で沢を渡った。

10分余進むと登りになった。


ようやくクマササの開けた道になった(写真4)。
ゴンドラ山頂駅がうっすら見える。

足下にはマイヅルソウが咲いている(写真5)。
その先にはゴゼンタチバナもある(写真6)。

そしてノイチゴの白い花もある(写真7)。

白い花ばかりだなあ、と思っていたら黄色の花もあった。
天塩岳にもあったハイオトギリだ(写真8)。

夜露だろう。
葉が濡れている。

クマササが山道を塞ぎ、これでは全身びしょ濡れになってしまう。
雨合羽を着ることにする。

7時半、ゴンドラ山頂駅からの道に合流した。
この辺が見晴台だ。
そこからなだらかな尾根を眺めながら休憩する(写真9)。

少し行くとニッコウキスゲがあった(写真10)。
エゾカンゾウ、ゼンテイカとも呼ばれているが、私はニッコウキスゲを使っている。

また、シナノキンバイもある(写真11)。

中部地方の山にもある花があるとうれしくなってしまう。
こんなところにも同じ花が咲くのだと。

ピンクのかわいい花がある(写真12)。
名前は何というのだろう?
調べたら「リンネソウ」というそうだ。

あいにくガスが出ていて展望はよくない。

横に伸びたハイマツの中を進んでいくとケルンと囲いの壊れた観音像がある。
ここが山頂かと思ったが、あと500m行った所である(写真13)。

この辺にもニッコウキスゲが咲いている。
また、花が散り顎になったチングルマがある(写真14)。

観音像から数分で余市岳(1488m)山頂であった(写真15) 。
時刻は8時半過ぎである。

薄いガスがかかり静まりかえっている。
山頂にいるのは私1人である。

かつて山頂付近の山火事で燃えた跡が枯れたハイマツで残っている(写真16)。
展望もないしすることもない。

少し休んだら同じコースを引き返す。

少しガスが消えてきた。
遠くにゴンドラ山頂駅の白い建物が見える。

足下を見ると真っ赤なノイチゴがあり美味しそうである(写真17)。

振り返ると余市岳山頂付近が見えてきた(写真18)。
周りの山々も見えてきた。

なだらかな尾根なので気持ちよく歩ける。

見晴台まで来ると行きの時よりはっきりゴンドラ山頂駅が見える(写真19)。

ここからはなだらかな尾根から分かれ、下りだ。
草木を見ながら降りよう。

倒れた竹の節から芽を伸ばしたもの、大きなフキ・・・。

その先に白いオダマキがあった(写真20)。
オダマキは山で見たり庭にあったりするが、白は初めてだ。
純白のオダマキもなかなかいい。

11時半、ゲートに着いた。
人には会わなかったがゲートの近くには3台の車が置いてあった。
マウンテンホテルは閉まっているのでここに置いてもよかったんだ。

天気は今一歩だったが、たくさんの花々に出会えた余市岳であった。

帰りは国道393号線沿いにある毛無山展望所に寄り日本海の展望を楽しみ町に出た。
温泉を検索すると小樽天然温泉「湯の花朝里殿」がヒットした。
近くでもあるしラッキーとばかり、そこに決めた。

気持ちよくゆっくり温泉につかり、回転寿司、小樽「とっぴー」で夕食をいただく。

今回の旅では外食はほとんどしていなかったので寿司はおいしかった。
充実した1日であった。


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