2022.02.14MM第829号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2022年1月31日(月) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 尾白川渓谷市営駐車場8:53-9:28林道9:33-9:42矢立石-10:20[No.4point]10:25-11:00三角点11:05 -11:07日向山〈1660m〉11:32-11:50[No.5point下]11:59-12:34矢立石12:40-13:13尾白川渓谷市営駐車場 【登り 1時間59分 下り 1時間26分 合計 3時間25分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
すきすきの尾白川渓谷市営駐車場(写真1) | 尾白川渓谷からの登り口(写真2) |
枯れ葉いっぱいの中を登る(写真3) | いつもは車がいっぱいの矢立石(写真4) |
待望の雪がある(写真5) | 樹林の隙間から鳳凰三山が(写真6) |
やはりここのクマササは刈らなかった(写真7) | 三角点の雪の中(写真8) |
砂が飛んできて黄色くなっている(写真9) | 山頂の雪は飛ばされて(写真10) |
山頂にわずか残った雪(写真11) | 甲斐駒には雪雲が(写真12) |
したばかりのしかの糞(写真13) | 鳳凰三山(写真14) |
山頂付近の岩(写真15) | 少し奥に行くと富士山がよく見える(写真16) |
軽アイゼンを使った(写真17) | 通行止めにした道路を歩いてみた(写真18) |
【感想 等】 今年初めての日向山である。 麓の宇竹駒ヶ岳神社にも1週間前の雪が残っているので雪に出会えるのを楽しみに出かけた。 現在林道にはゲートがあり矢立石まで行くことはできない。 このゲートは4月24日までは閉鎖されている。 林道の途中に車を置くこともできたが、今回は下の尾白川渓谷市営駐車場に車を置くことにした。 矢立石までの山歩き往復90分を久しぶりに余分に楽しもうと。 9時前に尾白川渓谷市営駐車場に着くと車はわずかしかなかった(写真1)。 天気がよいのに平日は来る人が少ないのかもしれない。 尾白川渓谷営駐車場からすぐの所に登り口がある(写真2)。 通る人が少ないのか、あまり踏まれていない枯れ葉いっぱいの中を登っていく(写真3)。 右手に雪のある平らな場所が見えてきた。 多分今も使われているかはわからないが、あれは貯水池だろう。 2回車道に出て、矢立石に着いた(写真4)。 約50分、休憩を入れてコースタイム通りの山歩きだ。 車のない矢立石もいい。 ゲート前に車を置いてきたであろう2人組が向こうに見える。 矢立石から10分余、山道に数センチの雪がある(写真5)。 雪なしの静岡県からこの雪に会いに来たのだ。 ウキウキしながら歩く。 樹林の隙間から鳳凰三山が見えてきた(写真6)。 枝に邪魔されているが富士山も見える。 雪の中に軽アイゼンやチェーンスパイクの跡があるがそれを付けなくてもまだ大丈夫である。 やはりここのクマササは刈らなかったんだ(写真7)。 どういうわけかここの10mくらいだけがクマササが刈ってなくかなり伸びている。 刈るのを忘れたのだろうか。 11時ぴったり、日向山の三角点に着いた(写真8)。 雪の中の三角点もなかなかいい。 その先の方に進んでいくといつもの休憩場所が砂が飛んできて黄色くなっている(写真9)。 みなさんが「ビーチ」という山頂は薄黄色の砂が飛んできて真っ白な雪を薄黄色に染めている。 砂混じりの風が吹き抜けていく。 この倒木の丸太の場所は葉の茂っている春から秋には葉があり風はそれほど強くはないのだが、たとえ風があっても葉がそれを抑え居心地のよい休憩場所なのに残念である。 山頂全体がいつもより薄黄色である。 もちろん山頂の北側の雪は飛ばされてる(写真10)。 やや風は強いものの晴れの今日、登山道でも誰にも会わないし山頂にも私以外にはいない。 ありがたいことに1人独占利用である。 矢立石で見かけた2人組は錦滝方向に行ったのだろう、来る気配はない。 付近をゆっくり散策しよう。 山頂にわずか残った雪は風紋を付け寒さに耐えている(写真11)。 八ヶ岳もそうであるが、甲斐駒にも雪雲が上部を覆っている(写真12)。 そしてそこには雪煙が舞い上がっている。 山頂付近の山道にはしたばかりのしかの糞が転がっている(写真13)。 鹿にはなかなかお目にかかれないが・・・。 少し西に行けば鳳凰三山が見える(写真14)。 こちらは山頂まで見える。 山頂付近の岩もなんとなく寒そうである(写真15)。 少し奥に行くと富士山がよく見える(写真16)。 毎年登っていたが、ここ2年間コロナで登っていない富士。 今年は登りたいと富士を見ながら思う。 11時半過ぎ、下山を開始した。 登りでは付けなかった軽アイゼン。 下りは滑ったら付けることにする。 アイゼンなしで順調に下っていったが、No.5ポイント先で滑って尻餅をつく。 無理に我慢するよりアイゼン歩きを楽しもうと、装着する。 凍った雪の上をシャキシャキ音を立てながら下る。 No.3ポイント下で軽アイゼンを外すまで使った。 下りでは4組とすれ違う。 彼らは林道の雪が柔らかくなるのを待っていたのかただ寝坊なのか・・・。 12時半過ぎ、矢立石に着く(写真17)。 次回のために林道を歩きゲートを見て帰ることにする。 矢立石の角を曲がったところには結構雪が残っていた(写真18)。 その先のゲート前には4台の車が止まっていた。 山道に戻り石室を見つけ見学する。 石室はそれほど広くはないので古墳ではなく貯蔵用の石室だろう。 何を貯蔵したのだろうか。 13時過ぎ、尾白川渓谷市営駐車場に戻る。 車は増えてはいなかった。 ちょうど警察官が3名来ていたので昨年の日向山での遭難死について聞いたが詳しくは教えてくれなかった。 滝壺で発見されたということだったので、錦滝方向に下山して滑落したのだろうと思ったが、それは違うということであった。 山の雑誌などで情報を集めたいと思う。 尾白川渓谷市営駐車場から歩き、いつもより楽しめた日向山だった。 風は強かったが、雪に触れ1人楽しめた1日である。 |