2022.03.21MM第834号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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焼津アルプス3山縦走(花沢山449m・満観峰470m・高草山501m)

静岡県焼津市・藤枝市・静岡市 (静岡の百山)

この山の私の印象等は・・・                                         

「 『焼津アルプス登山ガイド2022』に書いた JR焼津駅から焼津アルプス3山縦走 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年3月10日(木)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  

8:16JR焼津駅-8:26瀬戸川-8:46かんぽ下登山口8:51-9:22東尾根展望所9:28-

9:43道了権現-10:07水車小屋分岐10:12-10:30花沢山〈449m〉10:36-10:53

日本坂峠-11:20三角点11:25-11:42満観峰〈470m〉11:56-12:16鞍掛峠-12:23

大ベラ山下12:45-13:00展望所13:05-13:19高草山〈501m〉13:37-13:40坂本B分岐

13:50-14:22石脇登山口-14:45岡当目ちびっ子広場14:50-15:05JR焼津駅



   【JR焼津駅~かんぽ下30分  かんぽ下~花沢山1時間28分  花沢山~満観峰1時間1分

     満観峰~高草山56分 高草山~石脇登山口35分 石脇登山口~JR焼津駅33分

                                               合計 5時間3分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
JR焼津駅から焼津アルプス3山を(写真1) 焼津温泉の源泉を見ながら(写真2)
瀬戸川をふるさと大橋で渡る(写真3) サッポロビール静岡工場の横を(写真4)
ツルニチニチソウがたくさん咲いている(写真5) かんぽ下登山口(写真6)
カワヅザクラが4本咲いている(写真7) 焼津アルプス東尾根展望所(写真8)
江戸時代の道標を見ながら歩く(写真9) 花沢山[449m]山頂(写真10)
歩いてきた東尾根を見る(写真11) これから向かう満観峰と右の丸子富士(写真12)
富士山は見えないが一番の展望所(写真13)  満観峰[470m]山頂(写真14) 
ツバキが咲いている(写真15)  高草山[501m]山頂(写真16)
キスミレが4輪咲いていた(写真17)   菜の花は満開だ(写真18)  
石脇登山口(写真19)   瀬戸川もカワヅザクラが満開だ(写真20)  
 

【感想 等】 

焼津アルプス山歩きも今月26日で100回目になる。
それを記念して改訂版「焼津アルプス登山ガイド2022」を発行する。

その中に焼津アルプス3山の縦走コースを2つ紹介した。
かつて日本百名山の写真展で募集した「(健脚向け)焼津アルプス3山縦走清掃ハイク」の逆コースである。
2004年に実施したのであるが、静岡新聞にも取り上げてくださり県内から36名が参加してくださった。
小学校2年生から60代の方までいて人数が多く苦労したのを思い出す。

今回は健脚コースとして駅からのわかりやすいコースを載せた。
そのコース全部を久しぶりに歩いてみた。

8時過ぎ、焼津駅を出発する。
JR焼津駅から焼津アルプス3山が見える(写真1)。
今からあれらを縦走しここに戻るのである。

JR焼津駅北口から出て線路沿いに進む。
5分ほど歩くと焼津温泉の源泉がある(写真2)。
下山後の温泉は最高である。
JR焼津駅に戻ったら南口にある足湯に浸かるかエキチカ温泉で疲れを取るといい。

駅から10分ほどで瀬戸川に着く。
かつてはサッポロビール静岡工場の引き込み線だった橋が歩行者専用の橋「ふるさと大橋」になっている(写真3)。
それを渡り左に行き水門を越える。

花沢側の北側(左側)を通り歩いて行く。
やがて歩行者用の細い道になりサッポロビール静岡工場の横を通って行く(写真4)。
かつてはビアレストランがあったり1年に1回市民感謝デーがあったりしたが、今はそれらは全くない。
残念である。

踏切を渡り少し右に行った所にあるかんぽ焼津への道を上っていく。
道路脇にはツルニチニチソウがたくさん咲いている(写真5)。

踏切から数分でかんぽ下登山口に着く(写真6)。
登山口手前に4~5台の車を止めることができる。
この日は1台止まっていた。

ここへ駐車するとまたここに戻ってくるのが少し大変である。
花沢山往復とか、日本坂峠から花沢の里に下り下道をここに戻るという場合利用できる。

焼津アルプス東尾根を海岸沿いに花沢山に向かう。
低山なので樹林の中を歩く。
時々その間から駿河湾や焼津アルプスの山、市内などが見える。

登山口から30分、カワヅザクラが4本咲いている(写真7)。
まだ満開を少し過ぎたばかりで花がきれいだ。

この先が「焼津アルプス東尾根展望所」である(写真8)。
焼津アルプスで一番海がきれいな場所である。
今日は春霞で伊豆半島もかすんでようやく見えるだけである。

元小浜への分岐を過ぎ、小浜への分岐に着く。
そこには割れた江戸時代の道標がある(写真9)。
これまで多くの通行人の道しるべになってきたであろう。


大日堂、道了権現と過ぎ、10時過ぎに水車小屋分岐に着く。
全く人に会わない。

新型コロナウィルスの蔓延防止法が延長され花沢の里観光駐車場が閉鎖されているためだろうか。
また平日だからか。

10時半、1つめのピーク、花沢山[449m]山頂に着いた(写真10)。
三角点前のベンチで休み航空灯台跡に出ると女性が2名休んでいた。
本日初めて会う登山者である。

少し下った所にある南側の展望所から、歩いてきた東尾根を見る(写真11)。
かすんでいる。

北側のこれから向かう満観峰と、その右にある丸子富士を見る(写真12)。
470mの満観峰より450mの丸子富士の方が高く見えるのは気のせいだろうか。

11時前、日本坂峠に着く。
穴地蔵が微笑んでいる。

満観峰までの尾根歩きだ。
少し行ったところに焼津アルプス一番の展望所がある(写真13)。
今日は富士山は見えないがやはり一番の展望所であることに変わりはない。

三角点の所で中学校時代の同級生に会う。
クラスも違うし部活も違った。
顔は知っているが話したことはそれほどなかった。
彼が山歩きをしていることも知らなかった。
ほんとに久しぶりに会い、5分ほど焼津アルプスの話をする。

11時半過ぎ、2つ目のピーク、満観峰[470m]山頂に着いた(写真14)。
写真のように人が少ない。
全部で数人いたが、これほど少ないのも珍しい。

山頂には真っ赤なツバキが咲いていた(写真15)。
鞍掛峠に下り、高草山に向かう。

途中の大ベラ山と書かれた手作りの標識のある小ピークで元職場の先輩に会う。
彼は焼津アルプス中心に毎週のように歩いているので1年に3~4回ほど出合うことがある。
今日は私も1人なので20分ほど山のいろいろな話をする。

3山縦走の途中で出合ったのは10名ほどであるが、2人が知り合いとは驚きであった。

13時過ぎ、3つ目のピーク、高草山[501m]山頂に着いた(写真16)。
ここでも誰にも会わない、静かな高草山の山頂である。

少し休んだら石脇コースで下る。
3分ほど下った所にキスミレ群生地への分岐がある。

26日に焼津アルプス愛好会の山歩き100回で来ることになっている。
せっかくなので下見に行ってみた。

そこにはキスミレが少しではあるが、4輪咲いていた(写真17) 。
暖かくなってきているので26日には何百と咲いているであろう。

下っていくと梅が咲いていた。
そして、菜の花は満開だ(写真18) 。

14時半前、石脇登山口に着いた(写真19)。
舗装された農道を下っていく。
ミツバチの養蜂箱がたくさん置いてある。

石脇登山口下の観光トイレから少し行くと「高草山石脇入口」バス停がある。
その先には10m道路が駅に向かって延びている。

その道を真っ直ぐ進んでいくと、150号線を横切り瀬戸川にぶつかる。
この10m道路を計画したときには150号線の計画はなかった。
瀬戸川に橋を作りJR焼津駅に行くことができるように計画したのだ。

しかし、国道150線バイパスを作る計画が持ち上がり10m道路はあまり意味のないただの太い道になってしまった。

瀬戸川に着くと、そこのカワヅザクラも満開であった(写真20)。
まだ若い木であるがこの10本の木が大きくなったらもっと見栄えがするだろう。

ここから瀬戸川の東側の道を左に進めば朝通ってきた「ふるさと大橋」に行く。
右に行けば、入江橋を渡りJR焼津駅に向かって斜め左に下っていく。

後者の方が少し早いのでそちらを利用する。
左手の民家のコブシが満開である。

花を大事にして植木鉢がいっぱい置いてある家がある。
見ながら歩いて行くと15時過ぎにJR焼津駅に着いた。

展望は今一歩であったが、正味5時間、休憩を入れて7時間で焼津アルプス3山の縦走ができた。
是非みなさんも歩いてほしいところである。

読者の中に希望者がいれば案内することは可能である。


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