2022.03.28MM第835号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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日向山[3月] (ひなたやま 1660m) 山梨県北杜市 山梨百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 アイゼンも不要で快適に歩けた 日向山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年3月17日(木)

【天候】        薄晴れ

【コース及び時間】  

林道ゲート前8:42-8:45矢立石-9:53三角点-9:56日向山〈1660m〉10:05-10:51矢立石-10:54林道ゲート前


          【登り 1時間14分  下り 49分   合計 2時間3分】



*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
ゲート前に車を止める(写真1) 八ヶ岳がうっすら見える(写真2)
雪がまだこんなにある(写真3) 矢立石(写真4)
カレハチョウ?クロコノマチョウ? どこにいる?(写真5) 日向山はなだらかで軽い運動にぴったり(写真6)
馬頭観音だろう(写真7) やはり雪があった(写真8)
いつ降った雪だろうか(写真9) 日向山三角点(写真10)
強風で木から枯れ枝が落ちている(写真11) 日向山の山頂から八ヶ岳(写真12)
日向山の山頂から甲斐駒ヶ岳(写真13)  山頂の標識(写真14) 
白砂が飛ばされて風下の樹林に貯まる(写真15) 落ち葉がいっぱい(写真16)
 

【感想 等】 

静岡はカワヅザクラも散り桃の花が咲いている。
日向山は、1月に登った時軽アイゼンを装着したが今はどんな感じか歩いてみた。

前回は林道が凍結している可能性が高かったので尾白川渓谷駐車場に車を止めて歩いた。
今回は連日の暖かさで雪は溶けたと思いゲートまで車で行くことにした。

8時過ぎに林道を登っていくと、雪などで斜面の土が緩み林道には直径30cmくらいの石が数個落ちていた。
それらを避けて通過し車を止める。

すでに2台が止めてあった(写真1)。
8時半過ぎに出発し林道を歩いて行くと、右手に八ヶ岳がうっすら見える(写真2)。

林道には雪がまだこんなにある(写真3)。
軽アイゼンを持ってきてよかった、と思った。

平日の矢立石は静かでいい(写真4)。
尾白川渓谷駐車場から登ってきた人が1人矢立石で休んでいた。

10分ほど登ると黄色のきれいな蝶が地面すれすれにバタバタと飛んでいた。

モンシロチョウより少し大きい。
枯れ葉に止まったら全く姿が見えない。
キタテハかな?と思ったが違う。
枯れ葉に見えるからカレハチョウかな?
家に帰って少し調べるとクロコノマチョウに似ているが・・・(写真5)。
写真のどこにいるかわかりますか?

日向山は傾斜がなだらかで軽い運動にぴったりである(写真6)。
だから何回も来てしまう。

毎回の変化を楽しみ、地域の歴史を感じつつ歩く。
毎回見守ってくれている「馬頭観音」(写真7)。

ここに設置されている理由を私は知らない。
多くの場合馬が亡くなり設置するようである。

材木等を運んでいて亡くなったのだろうか。
それとも駒ヶ岳信仰で鞍掛山に登る時の馬が亡くなったのであろうか・・・。
馬はほんの少し前までは、現在の自動車のように人間にとってな大切な足であった。

その先にはやはり雪があった(写真8)。
山道に固まり氷のようになっている。
ただ、これくらいならあまり滑らないので軽アイゼンは必要ない。

少し離れた斜面にも雪が残っている。
いつ降った雪だろうか(写真9)。

雪の残る道はそのまま続き、10時前に日向山三角点に着いた(写真10)。
ここには前回のように雪はない。

その先にも雪は見えないが、強風で木から枯れ枝が落ちている(写真11)。
足下には雪が固まった土の上に砂がのっているのがわかった。

樹林から出て八ヶ岳を見る(写真12)。
雪は少なくなりぼんやりと山塊が見える。

反対側にある甲斐駒ヶ岳も曇り空の中にある(写真13)。
八ヶ岳よりははっきりと見えてはいる。

山頂には私1人である。
山頂を示す標識もなんかさみしそうである(写真14)。

風が出てきた。
これまでも砂がぶつかって顔が痛いくらいの風、体が吹き飛ばされそうな風をここで経験している。
ここは吹きっさらしであるから・・・。

白砂が飛ばされて風下の樹林に貯まる(写真15)。
真っ白な花崗岩の砂が強風に飛ばされて、黄土色や茶色に変わった地面は回復するのだろうかといつも心配になるのだが夏になるとある程度元に戻っている。

さあ、下山をしよう。

下っていると2~3人に会う。
今日は出会う人が少ない。

広葉樹が多いので落ち葉がいっぱいである(写真16)。
この落ち葉はきっと大雨で流されるまではここにあるのだろう。

11時前、車に戻った。

結局軽アイゼンは使わなくても大丈夫であった。

往復2時間余の山歩きであった。


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