2022.05.02MM第840号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2022年4月20日(水) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 登り:浪切不動尊コース 下り:ビオトープ・ガーデンコース 藤枝市峠駐車場9:33-9:44びく石ふれあい広場-9:53浪切不動尊-(クマガイソウ群落3ヶ所鑑賞)-10:43 びく石(石谷山)〈526m〉10:58-11:22ビオトープ・ガーデン-11:43びく石登山口バス停 【登り 1時間6分 下り 45分 合計 1時間53分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
峠駐車場(写真1) | 耕作された茶畑は美しい!(写真2) |
浪切不動尊(写真3) | あった!1ヶ所目のクマガイソウ群落(写真4) |
ホウチャクソウ(写真5) | エビネラン(写真6) |
2ヶ所目のクマガイソウ群落(写真7) | チゴユリ(写真8) |
3ヶ所目のクマガイソウ群落(写真9) | びく石(石谷山)526m山頂(写真10) |
山頂で一番広い展望所(写真11) | 焼津アルプス登山3山が見える(写真12) |
カクラン?(写真13) | ヤマツツジ(写真14) |
フデリンドウ(写真15) | カンアオイ(写真16) |
スルガテンナンショウ(写真17) | 吊り橋を渡ればすぐにびく石登山口バス停だ(写真18) |
【感想 等】 4月16日に焼津アルプス愛好会で「クマガイソウ・ニリンソウ観賞と花沢山ウオーク」へ行ってきた。 藤枝のびく石にもクマガイソウは咲いていて、4年前友人と4人で見てきた(MM&HP No.639)。 花沢山と違い、びく石のクマガイソウは登山道上には生えていない。 1人で見つけられるか不安であったが、その時の記憶を元に1人で歩いてみることにした。 4年前は峠駐車場から浪切不動尊コースを往復したが、今回は浪切不動尊コースから登りビオトープ・ガーデンコースからびく石登山口バス停に下山しようと計画した。 他にも新舟からの「笹川八十八石コース」を登ったこともあるが周遊は難しい。 9時半過ぎ峠駐車場を出発した(写真1)。 ここには大きな駐車場だけでなくトイレも整備されていてありがたい。 びく石新橋を渡り舗装道路を進んでいく。 耕作された茶畑が美しい!(写真2) 私は4年前の記憶が少しあるので困らなかったが、登山道に入るまでのコースが表示が少なくやや案内が足りない。 分岐からびく石ふれあい広場を右に見ながら進んでいくと山道に入る。 びく石ふれあい広場から約10分で浪切不動尊だ(写真3)。 この不動尊の中に数千巻の般若心経が収められているという。 登っていくと竹林がありタケノコの皮がまとめて捨ててあった。 タケノコ堀の残骸である。 また、大きく成長したタケノコも生えていた。 中腹にさしかかると大きな石があった。 4年前にはそこから山道からそれて林の中に入っていったように思った。 思い出しながら林の中に入っていったが、踏み跡は薄れクマガイソウを見つけることはできなかった。 私は焼津アルプスで毎年クマガイソウを見ているのでどんな所に生えているか知っている。 生えていても良さそうな場所はあったが残念ながら見つけることはできなかった。 5分ほど登ると同じような感じの所があった。 登山コースをはずれ入っていくと、あった! 1ヶ所目のクマガイソウ群落だ(写真4)。 以前より増えている感じで24個の花がある。 何回見てもクマガイソウの花は不思議な感じの花である。 登山道に戻り次の群落を探す。 道の脇にはホウチャクソウが咲いている(写真5)。 3分ほど登った所を入っていくと、エビネランの群落がある(写真6)。 踏まれないように木の棒で囲い保護してある。 その奥には先ほど見たクマガイソウより遙かにたくさん生えている。 しかも離れた所にももう1つのクマガイソウ群落がある(写真7)。 ほとんどの花が満開で100個くらいある。 1つだけ蕾の花を見つけた。 山道に出るとチゴユリが咲いている(写真8)。 そこから2分ほど登った所にも3ヶ所目のクマガイソウ群落があった(写真9)。 ここもいっぱい咲いている。 4年前はエビネランを2ヶ所で見たが、今回は小さな群落1つしか見つけることができなかった。 ここまで上がると巨石がある。 10時半過ぎ、びく石(石谷山)526m山頂に着いた(写真10)。 山頂は南北に長い。 まず北側に行き、藤枝市の最高峰「高根山」を眺める。 それから南側の山頂で一番広い展望所に行く(写真11)。 ここにはトイレがあっていい。 平日だが、団体が来ていたので賑やかだ。 その場所から焼津アルプス登山3山が見える(写真12)。 その近くで富士山型のとんがり帽子は丸子富士だろう。 そこに生えている太い木にランのような花が付いていた。 見ていた人はそれが「カクラン」だと言っていたが、家に帰って調べたがやや花の色が違っていて?(写真13) 下りはびく石登山口バス停に向かう。 まず、林道を北へ向かう。 林道沿いの斜面にヤマツツジがたくさん咲いている(写真14)。 コンクリートの隙間や足下にフデリンドウがたくさん咲いている(写真15)。 すぐ前に10名ほどの団体が歩いていた。 彼らの内の1人が「カンアオイがある」と言って写真を撮っていた。 あまり見かけない変わった花である(写真16)。 近くには葉っぱだけのものもあった。 登ってくる時にも見かけたがスルガテンナンショウがある(写真17)。 キランソウもある。 ビオトープ・ガーデンから山道を下っていく。 竹林を抜け、沢の横の山道を下る。 林道に出るとそこに「藤枝市民の森駐車場」があった。 こんな所にあるんだ、と思ったが2台の車が止まっていて、知っている人はここの駐車場を知っているんだ。 そこから少し降り吊り橋を渡ればすぐにびく石登山口バス停だ(写真18)。 12時前にバス停に着くことができた。 約2時間の春の花に出会えた山歩きであった。 |