2022.05.09MM第841号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

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蓮華寺池から清水山縦走(232m) 静岡県藤枝市

この山の私の印象等は・・・                                         

「 満開のフジや新茶の新緑などを楽しんだ 蓮華寺池-清水山縦走 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年4月20日(水)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

12:38蓮華寺池P-12:58フジの庭園-13:05展望広場-13:09若王子古墳群13:16-13:18山道-

13:59農業タンク-14:19清水寺14:27-14:37藤枝総合運動公園P



      【 縦走(蓮華寺池公園P~藤枝総合運動公園P) 1時間44分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
蓮華寺池公園にできたとんがりぼう(写真1) 八重桜とこいのぼり(写真2)
蓮華寺池公園と高草山(写真3) 藤の花が満開だ(写真4)
フジの庭園を見下ろす(写真5) セイヨウシャクナゲも満開だ(写真6)
見晴らしのよい展望広場(写真7) 若王子古墳群の説明板(写真8)
大きなタケノコが伸びている(写真9) 新茶が伸びてきている(写真10)
大雨でえぐられた坂もある(写真11) 農業用タンク(写真12)
新茶の手摘み(写真13)  茶畑の向こうに焼津アルプスや焼津市街(写真14) 
オオデマリ(写真15) アザミ(写真16)
清水寺とフジ(写真17)  藤枝総合運動公園(写真18) 
 

【感想 等】 

藤枝のびく石でクマガイソウ等の花を楽しんだ後、フジが満開の蓮華寺池から清水山縦走を楽しんだ。
前回は4年前の1月に反対側からのコースで楽しんだ。
道路を歩くのはあまり好きでないので藤枝総合運動公園に車を止め、そこから自転車で蓮華寺池公園まで7分で走ってきた。
(前回、蓮華寺池公園に車を止め清水寺へ自転車で向かったが、寺への坂の上りが大変20分ほど自転車を置き歩いてしまった)

ここに来たもう1つの目的は「新茶を買うこと」である。

12時半過ぎ、スターバックスコーヒー横の駐輪場に自転車を止め出発した。
すぐ近くにある「とんがりぼう」の愛称の移転しリニューアルした施設に寄った(写真1)。
ここは1階が紅茶の販売やレストランになっていて、2階は展望ができるようになっていた。

時計回りに歩いて行くと、八重桜が満開だ(写真2)。
向こうにはワイヤーで吊したたくさんのこいのぼりが見える。

蓮華寺池の向こうには焼津アルプスの主峰、高草山が見えてきた(写真3)。

その先には露店が並んでいた。
この日は平日であったが、お茶屋は2軒出ていた。

私は茶葉の荒茶風新茶が好きで新茶の出る4月か5月にいろいろな所で買ってきたが、ここのイベントの露店で買うのが安くて美味しい。

1軒は牧之原茶の店で昨年の茶葉を扱っていた。
もう1軒は藤枝のお茶屋であったが扱っていたのは鹿児島の新茶であった。

牧之原のお茶は深蒸しなので、新茶は藤枝茶の方が私は好きである。
静岡ではようやく茶摘みが始まったばかりなので新茶はないのではないかと思っていたが、鹿児島の新茶があったのでそれを買った。

藤の花が満開だ(写真4)。
野外音楽堂を左手に見ながら登っていく。
この奥にある「フジの庭園」を見てから縦走しようと思ったからである。

坂を登っていき、フジの庭園を見下ろす(写真5)。
今回は庭園には降りないで上から全体のフジを楽しみ良しとした。

展望広場への遊歩道にはたくさんのシャクナゲが植えてあり、赤、白、ピンクと咲いている(写真6)。
フジの庭園から数分で見晴らしのよい展望広場に着いた(写真7)。

駿河湾や焼津市、焼津アルプスが見える。
手前に一周1.5kmの蓮華寺池が見えるのもいい。
また、子供が遊べるアスレチックもある。

この小山は若王子古墳群があり、その説明板がある(写真8)。
ここには4世紀から7世紀に作られた古墳が28基あるという。
天気がよければ、伊豆半島や富士山も見ることができる、とも書かれていた。

北西に少し歩くと山道に入る。
竹林が多く、そこには大きなタケノコが伸びている(写真9)。
それらのタケノコをイノシシが食べた跡がたくさんある。

茶畑をやめるために茶の木を切った跡にはマツバウンランがたくさん生えていてちょうど藤色のきれいな花を付けてる。

焼津アルプスでは9割の茶畑が耕作をしないで放置されているが、藤枝はまだ茶畑が整備されていて新芽が伸びきれいだ(写真10)。

途中、大雨でえぐられた坂もある(写真11)。

14時、農業用タンクに着いた(写真12)。
この周辺はきれいな茶畑が広がっている。

新茶の手摘みをしている人たちがいる(写真13)。
今ではこのような手摘みは珍しい。

反対の斜面にも茶畑は続いている。
その茶畑の向こうに焼津アルプスや焼津市街が見える(写真14)。

前回来た時、このコースの名前になっている「清水山」の三角点を探したが見つからなかった。
もちろん、その標識等もない。

その農業用タンクで初めて山歩きの格好をした人に出会った。
藤枝総合運動公園から農業用タンクで折り返してウオーキングを楽しんでいるという。

彼が変わった白い花を見つけたから見てくれ、と言って歩き始めた。
彼に付いていくと、それは「オオデマリ」であった(写真15)。

彼にとっては珍しい花で、このコースをよく歩くが初めて見たという。
12月に歩いて2回目の私もこのコースでは初めてであるが、庭木に植えられ今よく花を付けている花である。
コデマリ、オオデマリなどのことを彼に話し別れた。

その先にはアザミが咲いていた(写真16)。
アザミはよくある野花であるが今咲いているのは多くはない。

農業用タンク手前から30分ほど舗装道路を歩き清水寺に着いた(写真17)。
ここでもフジが満開である。
しかも、私以外誰もいず清水寺は静寂に包まれている。

山門の所で少し休憩し降りていく。
約10分で藤枝総合運動公園に着いた(写真18)。

今日は満開のフジも見ることができたし新茶の茶葉も買えた。
また新茶の手摘みも久しぶりに見ることができよかった。


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