2022.06.13 MM第846号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山

     TOPに戻る
     

シロヤシオ満開の下十枚(しもじゅうまい 1732m) 静岡県静岡市 

この山の私の印象等は・・・                                         

「 ミツバツツジ・シロヤシオ等の花々を楽しんだ 下十枚 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

            メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。

                                 
【歩いた日】     2022年5月25日(水)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】 正木峠登山口から往復

正木峠登山口P8:03-8:44地蔵峠8:52-9:47岩岳〈1652m〉-10:21/10:30-10:58下十枚〈1732m〉11:33

-11:40展望所11:45-11:50下十枚〈1732m〉-12:29岩岳〈1652m〉12:34-13:11地蔵峠13:30-

14:00正木峠登山口P


      【 登り 2時間44分   下り 1時間46分   合計 4時間30分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【日帰り温泉】   用宗みなと温泉 (静岡市用宗港前)


  
正木峠登山口(写真1) いろいろな苔が生えている(写真2)
地蔵峠(写真3) 南アルプス前衛の山々が見える(写真4)
ミツバツツジが出現(写真5) 赤白競演(写真6)
老木(写真7) シロヤシオが満開(写真8)
岩岳1652m(写真9) ミツバツツジが満開(写真10)
下十枚が見えてくる(写真11) 下りロープを楽しむ(写真12)
イワカガミ(写真13) タチツボスミレ(写真14) 
下十枚1732m(写真15) 少し先の展望所(写真16)
何とも不思議な樹形(写真17)  下十枚山頂はすごい賑わい(写真18)
ギンリョウソウ(写真19)  地蔵峠のお地蔵さん(写真20) 
 

【感想 等】 

「下十枚でシロヤシオが満開」という情報が入った。
古くからの山の友人と一緒に下十枚へ出かけた。

国道1号バイパスは通勤時間帯は渋滞が心配なので少し早めに出発し、8時前には正木峠に着いた。
駐車場には車は3台だけだった。
ネットに平日でも満車で置くのに困った、というのがあったので心配していたが大丈夫であった。

すぐに正木峠登山口から登っていく(写真1)。
同じ頃着いた団体が前を歩いて行く。

樹林帯を歩いて行くのだが、足下にはいろいろな苔が生えている(写真2)。
元気な苔は見ていて癒やされる。

地蔵峠には30分で着いた(写真3)。

ここから稜線歩きである。
オクシズの山々の尾根の良い所は木々が少なく展望が良いことである。

南アルプス前衛の山々が見えてきた(写真4)。

時々ガスがかかり展望を遮るが山ではよくあることである。

地蔵峠から30分、ミツバツツジが出現した(写真5)。
花も多くきれいだ。

足下の湿った土には新しいシカの足跡がある。
焼津アルプスにもニホンカモシカが現れることもあるのでこの辺には当然のようにシカやカモシカが生息しているだろう。

時々ある大きな木々とミツバツツジを見ながら気持ちよく進んでいく。
ミツバツツジが徐々に増えてきた。

そしてすぐにシロヤシオが出てきた。
ミツバツツジ・シロヤシオの赤白競演もある(写真6)。

尾根道はツツジ類がいっぱいだ。
これほどツツジばかりの尾根は見たことがない。

またまた老木があった(写真7)。

シロヤシオが増えたな、と思ったら岩岳1652mに着いた(写真9)。
写真を撮りながら1時間弱だ。

ミツバツツジ・シロヤシオ共に花いっぱいの木があると思えば、花がやや少なめの木もある。
この木はミツバツツジが満開でいっぱいだ(写真10)。

かかっていたガスが少し取れ下十枚山頂方向が見えてきた(写真11)。
よく見ると下十枚への登りの途中にもミツバツツジの赤が見える。

ここからはロープで下まで下りることを楽しむ(写真12)。
降りる前の足下にもあったが、ロープ横の岩にイワカガミが咲いていた(写真13)。
イワカガミは登山道脇で見かけることが多いが、岩に咲く光沢のある鏡のように光る葉がある花ということだろう。
この周辺では白色のイワカガミが多いが、他の山ではピンクが多いように思う。

稜線を気持ちよく歩いて行くとタチツボスミレが咲いていた(写真14)。
今年は何回このタチツボスミレに出会っただろうか。

その先が展望のいい三角岩だった。
まだまだミツバツツジの花は続いている。

11時前に下十枚1732mに着いた(写真15)。
山頂には昼食中の女性が2人のみ。
友人とここで昼食にすることにした。

山の話をしながらの昼食休憩は楽しい。

後から来た5人組は少し先のミツバツツジの木の下で昼食にするようだ。
ここから十枚山まで行く人は少ないようだ。

休んでいると、なんとよく満観峰に登る人たちが連れ立ってここ下十枚にやってきた。
私は彼らとは面識がないがよく満観峰に登る友人は知人達であった。
彼らは山頂ではなく少し先で昼食にするという。

昼食後、私たちも少し先の展望所まで足を伸ばす(写真16)。
彼らはオクシズの山々を見ながら昼食を取っていた。

近くには何とも不思議な樹形の木があった(写真17)。
ここまで曲がりくねった木は珍しい。

この木の生きてきた過酷な歴史が刻まれている。
この木は生き延びているが、この尾根道には枯れてしまった木もたくさんあった。
それは風雨が原因かは知らないが今咲いているミツバツツジ・シロヤシオもこれから同じような運命になるのかもしれない、と思った。

下十枚山頂に戻ると山頂はすごい賑わいだ(写真18)。
やはり平日でもこんなに多くの団体が登ってくるのだ。

帰りもミツバツツジ・シロヤシオなどの木々を見ながら下る。
1つだけギンリョウソウが咲いていた(写真19)。

ギンリョウソウはこれから雨期に入ればたくさん咲いてくるだろう。
堂々とした老木、テンナンショウも見つけた。

13時過ぎ、地蔵峠に着いた。
そこのお地蔵さんにも挨拶をしてから下山することにした(写真20)。

14時ちょうどに正木峠に下山した。
ミツバツツジ・シロヤシオなどの花々を十分楽しんだ1日だった。

下山後は用宗みなと温泉に寄り汗を流した。
1日の山歩きを振り返りながらの温泉はなかなか良いものである。


特価 電子書籍 【 [実登] 山梨百名山 】 CD-R完成!

inserted by FC2 system