2023.01.02 MM第875号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2022年12月3日(土) 【天候】 曇りのち晴れ 【コース及び時間】 花沢の里観光駐車場9:10-9:29海雲寺登山口-9:44焼津アルプス東尾根展望所9:49-10:15道了権現10:23- 11:24石部分岐-11:26花沢山〈449m〉12:10-12:40日本坂峠-12:42焼津辺展望台-13:12法華寺13:18 -13:30花沢の里観光駐車場 【 登り 2時間3分 下り 1時間14分 合計 3時間17分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【日帰り温泉】 エキチカ温泉くろしお(JR焼津駅前) |
海雲寺上のモミジの紅葉(写真1) | コシアブラ?黄葉の木も(写真2) |
海雲寺コース入口(写真3) | 焼津アルプス東尾根展望所からの駿河湾(写真4) |
海が輝く(写真5) | カラスウリ(写真6) |
江戸時代の砂張屋孫右衛門道標(写真7) | 道了権現(写真8) |
一両(アリドオシ)(写真9) | 302段の階段を登る(写真10) |
花沢山[449m]山頂からの富士山(写真11) | ノコンギク(写真12) |
特徴的な木(写真13) | 花沢山頂下からの富士山(写真14) |
花沢山頂下からの焼津港(写真15) | 焼津辺展望所にて(写真16) |
法華寺横の山道(写真17) | 法華寺の銀杏ジュータン(写真18) |
気根が置いてある法華寺山門(写真19) | 花沢の里モミジの紅葉(写真20) |
カントリー・オーブンに寄る(写真21) | 花沢の里を行く(写真22) |
【感想 等】 12月初め、焼津アルプス愛好会の仲間と『焼津アルプス東尾根展望所から駿河湾の展望を楽しむ花沢山ウオーク』に行ってきました。 秋の焼津アルプスと駿河湾や富士山展望を楽しむことができました。 花沢の里観光駐車場を出発し小浜集落を通り海雲寺横から農道を登っていきます。 1週間前の登山道整備の時にはあまり色づいていなかったモミジが綺麗に赤くなってきていました(写真1)。 また、コシアブラでしょうか?黄葉した木もあります(写真2)。 9時半、海雲寺コース登山口に着きました(写真3)。 急登を登ること15分、「焼津アルプス東尾根展望所」に着きました。 焼津アルプス東尾根展望所からの駿河湾は焼津アルプスの中で最高の眺めです(写真4)。 海岸近くに小型ボートが3隻見えますが、釣りをしているのでしょうか。 曇っていますが、伊豆半島が見えます。 南西の海は銀色に光っています(写真5)。 太陽高度が低くなる冬にはよく見える光景です。 木にはカラスウリが付いていました(写真6)。 オレンジ色のカラスウリが多いのですが、真っ赤なカラスウリとどこが違うのでしょうか。 焼津アルプス東尾根を北に向かって進んでいきましょう。 5分ほど歩くと元小浜分岐に着きます。 そこには江戸時代の商人、砂張屋孫右衛門が設置した道標があります。 その下の小浜分岐にも割れてしまった石の道標があり、それを見学してから進んでいきます(写真7)。 この道標は漁師に海産物を運んでもらう時道に迷わないように設置したのでしょう。 10時過ぎ、道了権現に着きました(写真8)。 ここで少し休憩です。 その先からは富士山が見えるのですが、今日は雲が多くて見えませんでした。 足元には一両(アリドオシ)の実がなっていました(写真9)。 アリドオシはたくさん生えていますが、実が付いているのはごくわずかでした。 水車小屋分岐からは302段の階段があります。 今回はみなさん比較的スムーズに通過できました(写真10)。 やはり毎月の山歩きが「山での体力向上」に大変効果があることを教えてくれます。 11時半、花沢山の山頂に着きました。 先ほどまで見えなかった富士山の雲が退き顔を出しました(写真11)。 山頂の日だまりにノコンギクが咲いていました(写真12)。 山頂で昼食休憩したら日本坂峠コースで下山です。 少し下ると変わった形の木があります(写真13)。 何という木でしょうか? もう少し下ると、静岡側が見えてきます(写真14)。 ますます富士山がきれいに見えてきました。 富士山4合目あたりに、衣をまとったように水平に雲がかかっています。 そのすぐ下にはと焼津側が見える場所があります(写真15)。 焼津アルプス東尾根の先に焼津港が見えます。 山の良さの1つにこれらの展望です。 私は特にこのような広がりのある展望が好きです。 展望を楽しんだら日本坂峠を通り「焼津辺展望所」で少し休憩です(写真16)。 日本坂峠周辺には黄葉した木が何本もありました。 そして焼津辺の小径を法華寺に降りました(写真17)。 法華寺手前の山道には、先日の台風15号で流れてきた土砂がまだ残っていました。 法華寺は通称「ちっちい観音さん(乳観音)」と言われていますが、その通称になったイチョウの葉が落ち黄色い絨毯を敷いたようでした(写真18)。 山門には先代のイチョウの瘤状の垂れ下がった気根が置いてあります(写真19)。 現在のように粉ミルクがなかった昔、母乳が出るか否かは赤ちゃんの生死に関わりますので、乳が出るようになると噂の観音様は評判になったのでしょう。この気根が乳に似ていて「ちっちい観音さん」と言われていました。 私は小学校2年生の時の秋の遠足の目的地が「ちっちい観音さん」でした。 その時はまだ木に気根が付いて垂れ下がっていました。 法華寺のモミジも色づいてきていました(写真20)。 花沢の里を歩く楽しさの1つは無人販売のぞきです。 無人販売所は数カ所ありますが、ケーキやプリン等も扱っているカントリー・オーブンに寄りました(写真21)。 気に入った物があれば安価で手に入ります。 長屋門造りの家々を見ながら歩き13時半に駐車場に着きました(写真22)。 今回もいろいろな話に花が咲き楽しい山歩きができました。 そして、秋の焼津アルプスと駿河湾や富士山展望を楽しむことができました。 下山後は希望者4人でエキチカ温泉に行き入浴後、美味しい生ビールをいただきました。 私は帰りにJR焼津駅に寄りイルミネーションを見て帰りました。 焼津のイルミネーションも他の地区のようにもう少し飾り付けを多くして見栄えをよくしてほしいです。 |