2023.01.30 MM第879号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


富士見岳(ふじみだけ 1078m)  静岡県静岡市

この山の私の印象等は・・・                                         

「 残念ながら氷瀑は消えていたが、雪を見ることができた 富士見岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年1月23日(月)

【天候】        曇り

【コース及び時間】  登り:大滝経由 下り:駒引峠経由

俵峰P9:47-9:58真冨士山登山口-10:45引落峠-11:25大滝-11:52/58-12:05一本杉(稜線)-

12:22富士見岳〈1078m〉12:52-13:30駒引峠13:33-14:00林道-14:35俵峰P


  【登り 2時間39分  下り 1時間40分   合計 4時間19分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
白い物が付いた山頂の木々(写真1) 俵峰の駐車場、今年から500円に(写真2)
真冨士山への登山口(写真3) 杉林の中のウラジロ(写真4)
杉林の中を進む(写真5) コケの生えた石(写真6)
大滝はもう少し(写真7) 大滝の水(写真8)
大滝の下(写真9) 雪の残る地面(写真10)
雪が付いた木(写真11) 背の高いクマササの中を(写真12)
少しガスが出る(写真13) 富士見岳が見えてきた(写真14) 
雪が残っている山道も(写真15) 富士見岳(1078m)(写真16)
竜爪山(写真17)  駿河湾・伊豆半島も見えた(写真18)
駒引峠(写真19)  作業用林道(写真20)
ミツマタの花はもうすぐ(写真21)  ワサビ田(写真22) 
 

【感想 等】 

1月下旬、焼津アルプス愛好会のみなさんと「氷瀑見学と富士見岳」という目的で山歩きに行ってきました。
この企画は焼津アルプス愛好会の会員Mさんのリクエストです。

朝の交通渋滞や小さなアクシデントがあり俵峰の駐車場に着いたのは9時半過ぎでした。
駐車場は昨年無料だったのですが、今年から500円と有料になっていました。

駐車場から見ると富士見岳の山頂付近は白くなっています(写真1)。
どんな氷瀑を見ることができるか、期待が膨らみます。

山歩きの準備をして出発です(写真2)。

俵峰の集落を抜け、数分で真冨士山への登山口に着きました(写真3)。

杉林の中の山道を登っていきます。
足元にはウラジロが茂っています(写真4)。

出発から1時間くらいで引落峠に着きました。
杉林の斜面を進んでいきます(写真5)。
登る高さは高草山と同じ500mくらいですが、風景があまり変化しないので距離が長く感じる方もありました。

途中、コケの生えた石があります(写真6)。
この辺は水分が多いのでしょう。

少し下り木橋を渡れば、大滝はもう少しです(写真7)。

11時半前「大滝」に着いたのですが、びっくりです(写真8)。
1月上旬までは確認できていた氷瀑が今は全くなくなっていました。
溶けてしまったのです。

明日から大寒波が来るという前日に凍っていないと言うのには残念でありがっかりでした。
夜の22時のニュースで金沢で雪ではなく雨が降っていると映像が流れていました。
それ程暖かかったんですね。

間近で大滝を見てすぐに尾根に向かいます。
大滝の下ほうにも全く氷はありません(写真9)。

少し登ると雪の残る地面がありました(写真10)。
その上には雪が付いた木もありました(写真11)。
休憩した「安倍ごころ」で見た山の上の白い物は霧氷ではなく雪だったのです。
もっとたくさんあってほしかったのですが、少しです。

まあ、せっかく来たのですから「いつもとは違ったものを見たい」と思っていましたので良かったです。
すぐ上が一本杉でした。

ここからは尾根歩きです。
背の高いクマササの中を進みます(写真12)。
しばらくすると少しガスが出てきました(写真13)。

ガスが退き、前方に富士見岳が見えてきました(写真14)。

所々に雪が残っている山道もありました(写真15)。

12時過ぎ富士見岳(1078m)に着きました(写真16)。

山頂でいつもより少し遅い昼食です。
食事をしていると、時々ガスが退き前方に竜爪山が顔を出します(写真17) 。
また、うっすらと駿河湾・伊豆半島などが見えました(写真18)。

帰りは駒引峠経由で下ります。

尾根を40分ほど歩き、駒引峠に着きました(写真19) 。
この辺りは林業がしっかり行われています。
そこには「文政6年」と書かれた地蔵が安置されていました。
なんと文政6年は西暦1823年で江戸時代、今からちょうど200年前です。

その頃から使われていた峠であるし、そこには人々の暮らしがあり現在も続いているわけです。
標高約500mの所に俵峰の集落があり多くの家があるのさえ驚きですが、前からの生活が続いているというのもすごいことです。

ここには木を切り出すための林道があります(写真20)。

よく整備された杉林の中を下っていきます。
その中にはいくつものミツマタがあり、花はもうすぐ咲きます(写真21)。

14時、舗装された林道に出ました。
下っていくとワサビ田がありました(写真22)。
そこには水が流れていませんでしたが、ワサビは元気に育っていました。
俵峰の集落下にもワサビ田はありましたが、思ったほど多くはありません。

14時半頃、真冨士山登山口の道に合流し、俵峰の駐車場に戻りました。

氷瀑は見ることができませんでしたが、焼津アルプス山歩きでは見ることができない雪や風景に出会えて良かったです。



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