2023.03.13 MM第885号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


虚空蔵山(こくぞうさん 126m) 静岡県焼津市 焼津アルプス

この山の私の印象等は・・・                                         

「 富士山の日にビューポイントやカワヅザクラを巡った 虚空蔵山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年2月23日(木)天皇誕生日

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  JR焼津駅から周遊

JR焼津駅9:08-9:25当目大橋-9:39富士山ビューポイント(浜当目海水浴場)-10:06那閉神社-10:08

弘徳院10:14-10:15虚空蔵山登山口-10:34虚空蔵山〈126m〉10:45-11:00虚空蔵山登山口11:20

-11:40サッポロビールビオトープ11:53-12:20瀬戸川緑地公園(昼食)13:08-13:30JR焼津駅

         【 登り 1時間20分  下り 1時間24分   合計 2時間44分  】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

【立ち寄り温泉】    エキチカ温泉くろしお

  
浜当目海水浴場に着く(写真1) 富士山ビューポイントから(写真2)
砂浜を歩いて行く(写真3) 弘徳院に着く(写真4)
線香をあげて参拝(写真5) だるま市(写真6)
虚空蔵山登る(写真7) 昔の道標「四町目」(写真8)
焼津港の展望(写真9) 香集寺と鐘堂(写真10)
船舶無線電信発祥地の碑(写真11) 木が伸び展望が良くなくなる(写真12)
鐘を突く(写真13) 虚空蔵大祭の大道芸(写真14) 
参拝を待つ列(写真15) 弘徳院横には納めたダルマが(写真16)
サッポロビールビオトープ(写真17)  カワヅザクラは満開を過ぎ(写真18)
瀬戸川沿いのカワヅザクラ(写真19)  藪ツバキ(写真20)
瀬戸川には多くの野鳥が遊んでいた(写真21)  焼津アルプスや瀬戸川を見ながら昼食(写真22) 
 

【感想 等】 

2月23日天皇誕生日は虚空蔵尊大祭の日です。
地元焼津の虚空蔵山のある弘徳院の祭なので、それに合わせて隔年で焼津アルプス山歩きとして実施しています。
また、2月23日は『富士山の日』でもあり、浜当目海岸からの素晴らしい富士山展望も期待しての山歩きです。

今回は新規参加者が7名あり、賑やかな山歩きになりました。

9時過ぎJR焼津駅南口を出発し、線路沿いの道を北に進んでいきます。
途中、旧踏切越しに焼津温泉「元湯なかむら館」を見、「サンライフ焼津」を見て当目大橋を越えます。
橋を渡った先には「河合製菓飴屋」があり、虚空蔵大祭に合わせ外に赤いテントを張りダルマ最中などを売っています。
早速お土産を買った参加者もいました。

かつては当目大橋の手前から露店が並んでいたものです。
また弘徳院までは両側にたくさんの店が並び人出も多くなかなか前に進めないくらいでした。
今はその店は全くありません。

瀬戸川沿いに東に進み浜当目海水浴場に着きます(写真1)。
海岸の突堤が富士山ビューポイントです(写真2)。
海や虚空蔵山はとてもきれいに見えますが、富士山は上の方が雲に覆われています。
少し残念でした。

砂浜を歩いて行きましょう(写真3)。
海岸歩きもいいものです。
虚空蔵山は低山ですが、海抜0mからの山歩きになります。

学生時代、付き合っていた彼女に「趣味は山歩きで、普段は焼津市の主峰高草山などに登っている」と言ったら、
「高草山は何メートル?」と聞くので「501m」と答えたら笑われたのを鮮明に覚えています。
彼女にとって山とは1000m以上を指すようでした。
彼女がホームグランドにしている山は2000m位の櫛形山でしたが、池の茶屋P登山口は1900m程あります。
そこから登れば標高差は100mです。
私は山は標高の高さではない、登る時間や距離でもないと思っています。
そこに楽しさや良さを見つけて歩くのがいいと思っています。

虚空蔵山の山麓沿いの小径を行くと那閉神社があり、その横に弘徳院あります。
10時過ぎに弘徳院に着きました(写真4)。

線香をあげて参拝をしました(写真5)。
そしてだるま市などの露店を見ながら登山口に向かいます(写真6)。

六地蔵のある登山口から虚空蔵山に登っていきます(写真7)。
山は海岸近くにありますので、周辺の家は地震による津波が心配な場所です。
ですから、途中までは津波避難地としてステップの小さな階段や手すり、蛍光テープが付けられています。
それから先は自然石を使った急な階段があります。

また、昔の道標「四町目」というのも残っています(写真8)。
歴史が感じられます。

登ること約20分、山頂に着きます。
樹林の間から焼津港の展望があります(写真9)。

山頂には香集寺と鐘堂があります(写真10)。
また、船舶無線電信発祥地の碑が設置されています(写真11)。
焼津がかつてから遠洋漁業の基地であったので、ここで船舶無線をおこなったのでしょう。

その先からは大崩海岸や富士山が見えたのですが、木が伸びそれらの展望が良くなくなっていました(写真12)。

各人の願いを込め、山頂の鐘を順に突きました(写真13)。

今日、2月23日は一年で一番登山者が多い日です。
虚空蔵大祭の日で、お年寄りから子供まで山に登ります。

鐘を突いたら下山です。

登山口で20分の時間を取りました。
お土産を買ったり露店を見たりする時間です。
2年前に買ったたい焼き屋はいませんでした。
近くの店で大道芸をやっていました(写真14)。
参拝を待つ30人ほどの列が出来ているのにはびっくりしました(写真15)。

弘徳院横には納めたダルマが置かれていました(写真16)。
願いが叶った人がダルマに目を入れて納めたのです。

虚空蔵尊大祭は露店が少なかったのはやや残念ではありましたが、多くの参拝客で賑わっていました。

虚空蔵山参道を進み、サッポロビール静岡工場に向かいます。
ビオトープを見学です(写真17)。
そこにあるカワヅザクラは満開を過ぎ葉が出始めていました(写真18)。

以前はここで昼食を取ったのですが、コロナ禍で飲食は禁止になっています。
昼食場所の瀬戸川に向かいましょう。

瀬戸川沿いのカワヅザクラを見てから対岸に向かいます(写真19)。
藪ツバキがたくさん咲いています(写真20)。
瀬戸川には多くの野鳥が遊んでいました(写真21)。
コサギ、アオサギ、カモ、ユリカモメ、ウミウ、オオバンが確認できました。
超望遠レンズで撮影している方もいましたので、珍しい鳥もいたのかもしれません。

焼津アルプスの山々や瀬戸川を見ながら昼食を取りました(写真22)。

線路沿いの北側の道を歩きJR焼津駅に戻りました。

昼食時、風はやや強かったですが、気持ちの良い1日でした。

下山後はエキチカ温泉くろしおに入浴し、生ビールや食べ物をいただきました。
みなさんとのコミュニケーションができる貴重な時間でした。


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