2023.05.01 MM第892号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


吾妻山 (あずまやま 1239m) 広島県庄原市・島根県奥出雲町

日本三百名山 比婆山地

この山の私の印象等は・・・                                         

「 快晴の中、霜や展望を楽しみ朝の散歩に登った 吾妻山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年11月9日(水)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  

元休暇村吾妻山ロッジP7:03-7:29吾妻山〈1239m〉7:37-7:53大膳原分岐-8:01元休暇村吾妻山ロッジP


            【 登り 26分  下り 24分    合計 53分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
静けさの中、草が白くなっていた(写真1) 霜が降りている(写真2)
広い駐車場に車が2台のみ(写真3) 標識も少なく不安の中歩いて行く(写真4)
眼下にロッジ付近の池が見えてきた(写真5) ますます霜で真っ白になっている(写真6)
標識があると安心する(写真7) 草原から灌木の樹林に入る(写真8)
樹林はわずか先で終わりである(写真9) ここにも霜がいっぱいである(写真10)
眼下に吾妻山ロッジが見える(写真11) アキノキリンソウ(写真12)
アザミも咲いている(写真13) 南西方向の展望、山が深い(写真14) 
カワラナデシコ(写真15) 黄葉の葉(写真16)
吾妻山[1239m]山頂(写真17)  快晴の山頂で360度展望(写真18) 
連なる1000m位の山々(写真19)  霜が残る山道を比婆山方向に下る(写真20) 
今回初めて出会った紅葉したモミジ(写真21)  大膳原分岐(写真22) 
落葉した樹林を進む(写真23)   樹林の隙間から吾妻山ロッジが見える(写真24)  
 

【感想 等】 

11月の四国・中国の山歩きのまとめである。
四国中国地方で登り残した二百名山、三百名山に登るのが今回の7日間の山旅である。
また行ったついでに気になっていたスポットに立ち寄ろうと計画した。

1日目は静岡から660km移動に費やした。
2日目は一時小雨の中、「伊予富士(1756m)」、「瓶ヶ森(1897m)」、「石鎚山(1982m)」を歩いた。

下山後、今治の旅館に泊まり3日目は、今治の旅館に泊まり今治港、今治城を見学し、しまなみ海道を楽しんだ。
そしてここ元国民休暇村吾妻山ロッジに来た。
今治笑福旅館泊 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202211300000/
今治城、今治港見学 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202212080000/
しまなみ海道を楽しむ https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202212150000/

「しまなみ海道」は今回楽しみにしていた1つである。
ただ、調べてみてわかったのは、島伝いの高速道路を通るだけでは十分楽しめないことがわかった。
途中にあるPAも瀬戸中央自動車道の与島PA展望所のような展望がない。
サイクリングで走ることも検討したが、これまで自転車で日本1周した経験があるが、山歩きの筋肉とは違う事がわかっているので今回の旅には加えるのは止めた。
それで、島にある山の展望台に寄って楽しんだ。


4日目の朝である。
元国民休暇村吾妻山ロッジは素晴らしい所にあるのだが、2020年から閉鎖され無償譲渡先を探しているといい周辺はとても静かであり寂しさも感じる。

草原を見ると少し白くなっていた(写真1)。
よく見るとしっかり霜が降りている(写真2)。
標高1000mあるので夜半冷え込んだのだ。

ここの広い駐車場には私を含め車が2台停められているだけだ(写真3)。
どこに停めていいのか、駐車場の場所もよくわからなかった。

山の場所はわかっていてもどこに登山道があるのか、標識も少なく不安を感じながら歩いて行く(写真4)。
草原には踏み跡が多数あり、どこを歩いても行くことが出来るだろう。

登っていくと眼下にロッジ付近の池が見えてきた(写真5)。
山の手前には雲海も見える。

島根県と広島県の奥深い所まで来たのを実感する。

歩いてきた道を振り返ると霜で真っ白になっていた(写真6)。

所々にある標識を見ると安心する(写真7)。
600m登り、吾妻山まであと600mである。
ちょうど真ん中まで来たのである。

草原から灌木の樹林に入る(写真8)。
ここでは貴重な樹林である。
この樹林は少し先で終わり、樹林を歩いたのはわずか4分である(写真9)。

また草原で、ここにも霜がいっぱいである(写真10)。
眼下に吾妻山ロッジが見える(写真11)。
譲渡先が見つかるまで草を刈り周辺を整備しないと廃墟になってしまうだろう。
早く譲渡先が見つかって比婆道後帝釈国定公園のすばらしい自然を生かしてほしいものである。

この霜に耐えアキノキリンソウが咲いていた(写真12)。
また、アザミも咲いている(写真13)。

南西方向、広島県の中国山地の山々の展望がある(写真14)。
山が深いのを実感する。

足元を見るとカワラナデシコが咲いていた(写真15)。

今回11月上旬を選んだのは紅葉の山に登れればいいな、という思いもあった。
しかし、今回これまで歩いた前々日の3山では十分な紅葉にはお目にかかれなかった。
そんな中、黄葉の葉に出会った(写真16)。

昨日立ち寄った「道の駅 たかの」では綺麗な紅葉があったので期待していたが吾妻山では期待できないかもしれない。

7時半、吾妻山[1239m]山頂に着いた(写真17)。
登山口からの標高差は200m余だからそんなに時間はかからないだろうとは思っていたが、30分かからなかった。
快晴の山頂で360度の展望、気持ちの良い朝である(写真18) 。
宍道湖がうっすら見え、遠くに見えるのは大山だろうか。

連なる1000m位の山々がみえる(写真19)。
日影には霜が残る山道を比婆山方向に下っていく(写真20)。

ススキが枯れている。
そして、今回初めて紅葉したモミジに出会った(写真21)。
秋真っ盛りなんだから、秋らしい景色にも出会いたいと思っていたのでよかった。

その先には大膳原分岐の標識があった(写真22)。
当初の計画では比婆山まで行き、比婆山古道入口に下り車道を1時間歩いて戻ろうと思ったが、ここから下山することにした。

落葉した樹林の中を進んで行く(写真23)。
樹林の隙間から吾妻山ロッジが見える(写真24)。

やがてキャンプ場に入り、8時過ぎに駐車場に戻った。
わずか1時間弱の朝の散歩であったが、快晴の中誰にも会わず霜や展望を楽しみながら気持ちよく歩くことが出来た。


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