2023.06.05 MM第897号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


びく石(石谷山)(びくいし 526m) 静岡県藤枝市

この山の私の印象等は・・・                                         

「 クマガイソウやキンラン・ギンランに出会えた びく石(石谷山) 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     20232年4月22日(土)

【天候】        曇り時々雨

【コース及び時間】  登り:浪切不動尊コース  下り:ビオトープ・ガーデンコース

藤枝市峠駐車場9:09-9:34浪切不動尊-(クマガイソウ群落3ヶ所鑑賞)-10:46びく石-10:50

びく石山頂(石谷山)〈526m〉11:34-12:09ビオトープ・ガーデン-12:41びく石登山口バス停-

13:00峠駐車場


      【登り 1時間41分   下り  1時間26分    合計 3時間07分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
ヒメウツギでしょうか(写真1) 新芽の生えそろった茶畑(写真2)
タニウツギ(写真3) ガクウツギでしょうか(写真4)
浪切不動明王(写真5) ホウチャクソウ(写真6)
エビネランがたくさん(写真7) ギンラン(写真8)
3ヶ所目は元気なクマガイソウが多(写真9) クマガイソウのアップ(写真10)
スルガテンナンショウ(写真11) チゴユリ(写真12)
びく石(石谷山、526m)の山頂(写真13) 展望所からは霞んだ山々や街が見えた(写真14) 
キンラン(写真15) 水道やトイレがあり下草も刈って整備されている(写真16)
ヤマツツジ(写真17)  ケナシヤブテマリ(写真18) 
ビオトープ・ガーデンにモリアオガエルの卵(写真19)  市民の森(写真20) 
イワタバコ(写真21)  吊り橋を渡れば県道に出る(写真22) 
 

【感想 等】 

4月下旬、焼津アルプス愛好会のみなさんと『クマガイソウやチゴユリを観賞するびく石ウオーク』に行ってきました。

曇りという天気予報が外れ、出発しようと思ったら小雨が降ってきましたが、その後はほとんど降らず5ヶ所のクマガイソウの群生、2ヶ所のエビネラン、キンラン、ギンラン、チゴユリ等を見ることができて良かったです。

藤枝市峠を9時過ぎに出発しようと思ったら小雨が降ってきました。
それで、うんざりしながら雨合羽を着て、川を横切り登っていきます。
ヒメウツギでしょうか(写真1)?
早速私たちを歓迎してくれます。

新芽の生えそろった茶畑がきれいです(写真2)。
その先にはタニウツギがあります(写真3)。

そして、ガクウツギでしょうか?
花の前にある葉が白く目立っています(写真4)。

出発から20分余、浪切不動明王に着きました(写真5)。

雨はほとんどの止んだので雨合羽を脱ぎました。
設置されている説明板によると、この不動尊像は昨年12月にミニ遠征プラスで行った清水寺の像でした。

ちょうどクマガイソウの時期のためかグループ登山の人たちが登ってきていました。

ホウチャクソウが咲いていました(写真6)。

その先から入った所にクマガイソウがたくさん咲いていましたが、今年は桜など開花が早くここのクマガイソウの花も多くは枯れかけていました。

2ヶ所目のクマガイソウ群生場所はもう少し盛りの花が多かったです。
その近くにはエビネランがたくさん咲いていました(写真7)。

小道先にはギンランが咲いていました(写真8)。

そして3ヶ所目はもっとたくさんのクマガイソウがありました(写真9)。
元気なクマガイソウが多くて素晴らしかったです(写真10)。

山道脇にはスルガテンナンショウが所々に咲いていました(写真11)。

山頂近くにはチゴユリが咲いていました(写真12)。

近くに山の名前になった「びく石」がありその上がびく石(石谷山、526m)の山頂です(写真13)。

展望所からは霞んだ山々や街が見えました(写真14)。
その近くにはキンランがたくさん咲いていました(写真15)。

水道やトイレがあり下草も刈って整備してくれてあります(写真16)。

ベンチで昼食を取り「びく石登山口バス停」方向に下山です。
林道を歩いて行くとヤマツツジがたくさん咲いていました(写真17)。

ケナシヤブテマリが咲いています(写真18)。
オオカメノキかと思いましたが、花びらが少し違いました。

市民の森ビオトープ・ガーデンにはモリアオガエルの卵がたくさんありました(写真19)。
クマガイソウだけでなくモリアオガエルの産卵も今年は早いようです。

ここを人が活用している所を見たことがありませんが、よく整備されています(写真20)。

その先から山道に入ります。
竹林を過ぎ下っていくと日影の湿った所にイワタバコが生えていました(写真21)。
茎がなく葉が一枚だけというのは変わった植物です。

12時半過ぎ、吊り橋を渡れば県道です(写真22)。
あとは県道を下っていけば峠駐車場に着きます。

13時過ぎに駐車場に着きましたが、そこには中型バスが2台止まっていました。
これだけたくさんのクマガイソウやエビネランが生えていれば遠くからツアー等でやってくるのも理解できます。

時々小雨にやられましたが、焼津アルプスとは違ったたくさんの花を見ることができたびく石ウオークでした。


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