2023.09.25 MM第913号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

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白馬岳1日目(しろうまだけ 2932m)

長野県白馬村・富山県黒部市・朝日町 日本百名山 花の百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「  大雪渓と高山植物の日本一の宝庫を楽しんだ 白馬岳1日目 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年8月5日(土)  猿倉→大雪渓→白馬山荘

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  

(1日目)

猿倉6:39-7:14/7:19-7:41白馬尻(朝食)7:57-8:26アイゼン装着8:38-10:03/10:08-10:57/11:03-11:11

避難小屋-12:21白馬頂上小屋(昼食)12:47-13:09白馬山荘16:35-16:56白馬岳〈2932m〉17:10-

17:23白馬山荘(泊)


       【 (猿倉~白馬山荘) 5時間30分   (白馬山荘~白馬岳 往復) 34分   合計 6時間4分】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
猿倉で登山届を出し出発(写真1) これから登る白馬の山塊がそびえている(写真2)
クガイソウ(写真3) タマガワホトトギス(写真4)
トリカブト(写真5) ミソガワソウ(写真6)
白馬尻で朝食(写真7) アキノキリンソウと渓谷(写真8)
キヌガサソウ(写真9) アザミ(写真10)
ニガナとシロバナニガナのそろい踏み(写真11) ウサギギク(写真12)
オオバミゾホオズキ(写真13) 白馬大雪渓に着きアイゼン装着(写真14) 
大雪渓を登る(写真15) ガスが出てくると涼しい(写真16)
ウルップソウ(写真17)  お花畑を登る(写真18) 
ミヤマキンバイ(写真19)  ヨツバシオガマ(写真20) 
ハクサンフウロ(写真21)  木橋を渡る(写真22) 
シロウマアサツキ (写真23) 一面ミヤマキンポウゲ(写真24) 
 避難小屋 (写真25)  クルマユリ (写真26)
 お花畑を行く (写真27)  ムカゴトラノオ (写真28)
  イワオウギ(写真29) クルマユリの群生  (写真30)
 ウメバチソウ (写真31) イワギキョウ (写真32)
  イワツメグサ(写真33)  トウヤクリンドウ (写真34)
 白馬岳頂上宿舎 (写真35)  シナノキンバイ (写真36)
 ハクサンイチゲ (写真37)  ヒメクワガタ (写真38)
 ミヤマダイモンジソウ (写真39)  タカネシオガマ (写真40)
  タカネツメグサ(写真41)  白馬山荘はもう少しだ (写真42)
イブキジャコウソウ  (写真43)  コバノツメグサ (写真44)
 白馬山荘 (写真45)   白馬岳[2932m]山頂(写真46)
 日本海が光る (写真47)  白馬山荘と杓子・鑓ヶ岳 (写真48)
 山頂を振り返る (写真49) コマクサ (写真50)
 

【感想 等】 

「白馬岳を案内してほしい」というオファーが山歩き初心者から入りました。
私は1000以上の山に登っていますが、白馬岳は日本で最もお勧めする山の1つです。
大雪渓、高山植物の豊富さ、北アルプスの山々の展望、夕日とご来光、白馬大池等など。
しかし、体力を付けないとなかなか手強い山です。
それで体力作りのアドバイスをし、一緒に近くの山でトレーニング登山も実施しました。

夜行で行って朝から歩くより前泊にして体力を温存する方が気持ちよく登る事が出来ます。
それで、麓の白馬八方に前泊です。
白馬八方温泉「丸金旅館」の様子はなどはブログに書きました。

また、この白馬岳1日目の様子をまとめるために写真を選んだのですが60枚になってしまいました。
10枚減らし、これまでの最高50枚をHPに載せます。

八方バスターミナル6時始発のバスに乗り猿倉に向かい、登山届を提出し出発です(写真1)。

歩き始めて15分、これから登る白馬の山塊が前方にそびえているのが見えます(写真2)。
あれは小蓮華山でしょうか。
明日通る尾根にある山です。

林道から山道の樹林の中に入ると、所々にいろいろな花が咲いています。
クガイソウがありました(写真3)。
タマガワホトトギスです(写真4)。
そしてトリカブトもありました(写真5)。

大雪渓の手前にはミソガワソウがありました(写真6)。

7時半過ぎ、白馬尻に着き朝食です(写真7)。
旅館で作っていただいたお弁当はおかずも多く美味しかったです。

ここからは渓谷に入って行きます。
そこにたくさんのアキノキリンソウが咲いていました(写真8)。

登って行くとキヌガサソウがあります(写真9)。
アザミもたくさんあります(写真10)。

ニガナもたくさん咲いていましたが、シロバナニガナと並んで咲いています(写真11)。
突然変異でシロバナニガナが生まれたのでしょうか。
前号でも燕岳から中房温泉への下りでシロバナニガナの写真を載せましたが、付近には黄色のニガナは咲いていませんでした。

ウサギギクもあります(写真12)。
これはオオバミゾホオズキでしょうか(写真13)。

8時過ぎ、白馬大雪渓に着きアイゼン装着します(写真14)。
例年に比べ雪は少なく、ここは白馬尻から30分ほど登った所です。

大雪渓を登っていきます(写真15)。
8月初めの週末ですから登る人は多いです。

登っていると少しだけガスが出てきて、涼しくなりました(写真16)。
雪の上といえども炎天下の登りは暑いです。

9時半過ぎ、アイゼンを外しました。
いよいよ本格的な山歩きです。

見たいと思っていたウルップソウが咲いています(写真17)。
もう花期は終わって、今回はお目にかかれないと思っていました。

周りはお花畑です(写真18)。
花を見ながらゆっくり登りましょう。

ミヤマキンバイが咲いています(写真19)。
ヨツバシオガマもあります(写真20)。
ハクサンフウロです(写真21)。

木橋を渡ります(写真22)。
その先にはシロウマアサツキがあります(写真23)。

一面黄色の花畑です。
多くはミヤマキンポウゲでしょうか(写真24)。

11時過ぎ、避難小屋に着きました(写真25)。
ここまで来れば稜線は近いです。

クルマユリが咲いています(写真26)。
アキノキリンソウなどのお花畑を見ながら行きます(写真27)。
ムカゴトラノオがたくさん咲いています(写真28)。
イワオウギがあります(写真29)。

クルマユリの群生です(写真30)。
ここまでたくさんのクルマユリは見たことがありません。

ウメバチソウ(写真31)、イワギキョウ (写真32)、イワツメグサ(写真33)、 トウヤクリンドウ (写真34)・・・・。
ほんとにたくさんの花が咲いています。

12時過ぎ、白馬岳頂上宿舎に着きました(写真35)。
小屋前のベンチを借りて昼食です。

宿泊者でしょうか。
つまみ片手に生ビールを美味しそうに飲んでいます。
飲みたいなぁ!

ぐっと我慢です。
宿泊する白馬山荘はもうすぐですから。

稜線に出ましたので、お花を見ながらゆっくり行きましょう。
シナノキンバイが咲いています (写真36)。
 ハクサンイチゲ (写真37)、 ヒメクワガタ (写真38)、ミヤマダイモンジソウ (写真39)、タカネシオガマ (写真40)、 タカネツメグサ(写真41)等が咲いています。

白馬山荘がだいぶ近づきました (写真42)。
イブキジャコウソウ  (写真43)、コバノツメグサ (写真44)も咲いています。

13時過ぎ、白馬山荘に着きました(写真45)。
思ったより早く着きました。

山荘にチェックインし泊まるスペースに荷物を置いて少し休憩です。
2人ずつベニア板で区切られ廊下側にカーテンがあるのはうれしいです。
そして、スカイプラザ白馬で生ビールを頂きました。
広い部屋に人が溢れています。
天候にも恵まれ、楽しく歩き登頂できたことに乾杯です。

16時半、空身で白馬岳[2932m]山頂へ散歩です(写真46)。
360度の展望を楽しみましょう。

陽が傾き、富山沖の日本海が光っています(写真47)。

振り返ると、白馬山荘と杓子・鑓ヶ岳が見えます(写真48)。

展望を楽しんだら下山です。
山頂を振り返ってみましょう (写真49)。

コマクサなど花を楽しみながら下ります(写真50)。
2週間前に登った燕岳に比べるとコマクサの量は少ないです。

17時半近く、白馬山荘に戻りました。

大雪渓、多くの高山植物、北アルプスの山々の展望を楽しんだ1日でした。
この後、白馬山荘で夕日とご来光などはブログに載せました。

2日目の尾根歩きや白馬大池が楽しみになってきました。


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