2023.11.20 MM第921号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る  

   

天狗岳(てんぐだけ 2646m)1 長野県茅野市 八ヶ岳 日本二百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「  紅葉や苔むした北八ヶ岳の森を歩き、黒百合ヒュッテ泊の天狗岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年10月28日(土)~29日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

〈1日目〉
唐沢鉱泉P10:25-10:50/10:55-11:47渋ノ湯分岐(昼食)12:12-13:15黒百合ヒュッテ14:00-

14:08天狗の奥庭経由14:27-14:35黒百合ヒュッテ(1泊2食付き 泊)


      【登り 2時間20分   散歩(西尾根経由) 16分   合計 2時間36分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
唐沢鉱泉駐車場はほぼ満車(写真1) 唐沢鉱泉(写真2)
西天狗岳への分岐(写真3) 歩荷が黒百合ヒュッテに向かう(写真4)
鉱泉らしい水たまり(写真5) 紅葉したカラマツ(写真6)
北八ヶ岳らしい苔むした山道(写真7) 苔が生き生きしている(写真8)
倒木を苔が覆う(写真9) 、渋ノ湯への分岐(写真10)
、渋ノ湯への分岐で昼食(写真11) ゴツゴツした石の中を登る(写真12)
雨が降れば沢になる登山道(写真13) 木道になれば黒百合平は近い(写真14) 
渋ノ湯分岐から1時間、黒百合ヒュッテに着(写真15) 荷物を置いて「天狗の奥庭」まで散歩(写真16)
蓼科山のように大きな石の中を登る(写真17)  スリバチ池(写真18) 
黒百合平から登った所(写真19)  天狗岳はかすかに見える(写真20) 
石の間に降った雹が残る(写真21)  (写真22) 
 

【感想 等】 

焼津アルプス愛好会のみなさんと北八ヶ岳の最高峰、天狗岳に行ってきました。
焼津アルプス愛好会は初心者の会で、焼津アルプス26コースからその時にあったコースを選び毎月1回の山歩きをしています(焼津アルプス26コースは焼津アルプス登山ガイドに詳しく載っています)。
焼津アルプス愛好会はオープンな会で山を歩ける方なら年齢関係なく参加でき、参加したい時に参加することができます。
今回は、その会の1年1回の1泊2日の遠征です。

黒百合ヒュッテに泊まって山歩きがしたい、という会員の要望で天狗岳に行くことが決まりました。

朝7時に焼津を出発し、高速道路を通り登山口の唐沢鉱泉に10時少し前に着きました。
駐車場はほぼ満車でしたが、何とか駐車できました(写真1)。

多くの登山者は出発して唐沢鉱泉は静かでした(写真2)。

少し行った所にある西天狗岳への分岐を見ながら直進します(写真3)。

準備運動をしていたら歩荷が黒百合ヒュッテに向かって歩いて行きました(写真4)。
彼らのおかげで今夜の食事をいただくことが出来ます。ありがたいことです。

10時25分、いよいよ出発です。
普通ならこれから歩くコースは日帰りのコースですが、目的の1つが黒百合ヒュッテに泊まることですし、初心者の会ですので1日に歩くのは3時間前後にしています。

登山口付近に鉱泉らしい水たまりがありました(写真5)。
下山後はこんな鉱泉に浸かることが出来ることを楽しみにして歩いて行きます。

唐沢鉱泉周辺は紅葉したカラマツがありきれいでした(写真6)。

北八ヶ岳らしい苔むした山道を登っていきます(写真7)。
苔が生き生きしています(写真8)。
また、倒木を苔が覆うはどれくらいの年月がかかるのでしょうか(写真9)。

11時半過ぎ、渋ノ湯への分岐に着きました(写真10)。
ここで昼食です(写真11)。

石が大きくなった山道を登っていきます(写真12)。
この山道は雨が降れば木や石に付いた苔は剥がれ沢になるのでしょう(写真13)。

傾斜がなだらかになり木道になれば黒百合平は近いでしょう(写真14)。

渋ノ湯分岐から1時間、13時過ぎに黒百合ヒュッテに着きました(写真15)。
山小屋手前では小粒の雹が降ってきました。
雨具も防寒具も使わなくて良かったです。
今日はここに宿泊です。

受付を済ませましたが、部屋への案内は16時からだと言います。
また荷物は二階の部屋へは持っていけず、1階のロッカーに入れるように言われました。
(今まで多くの山小屋に泊まってきましたが、16時まで部屋に行くことが出来ないのは初めての経験でした)
受付を済ませた方達はフロント前に床で休んでいます。
まだ3時間近く時間があります。

個室の方はすぐに部屋に案内され荷物も持ち込むことが出来ます。
2000円追加料金を払って個室にしたい所ですが、もう個室は空いていないと言います。

まだ時間は十分にありますので少し休んだら、荷物を置いて「天狗の奥庭」まで散歩です。
明日は中山峠を通りますので前日に見ておくことを計画していました。
雹もやみました。

散歩と言っても蓼科山のように大きな石がゴロゴロした山道を登って行きます(写真16、17)。

上に上がると眼下に「スリバチ池」が見えます(写真18)。
雨が降っていないせいか水は貯まっていません。

黒百合平から登った所で今日の散歩はおしまいにします(写真19)。

天狗岳はガスがかかっています(写真20)。
2人組が天狗岳方向から歩いてきます。
少し寒くなってきました。
黒百合ヒュッテに戻りましょう。

先ほど降った雹が吹きだまりに貯まっています(写真21)。
14時半過ぎ、下山しました。

散歩から戻ってしばらくすると、薪ストーブに火を入れてくれました。
ストーブの前でビールやホットワインを頂きました。

簡単山歩きでしたが、唐沢鉱泉周辺の紅葉を見てから苔むした北八ヶ岳の森を散策でき、改築した黒百合ヒュッテに泊まることができた1日でした。

黒百合ヒュッテの様子は「 黒百合ヒュッテに泊まり天狗岳へ 」のブログにまとめました。


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