2024.02.05 MM第932号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る  

   

浜石岳[但沼から](はまいしだけ 707m) 静岡県静岡市
静岡の百山

この山の私の印象等は・・・                                         

「  みかん農家、素晴らしい紅葉、駿河湾に出会えた 浜石岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年11月25日(土)

【天候】        曇り

【コース及び時間】   

9:15但沼-9:56登山口-10:46さった峠分岐10:51-11:15野外活動センター分岐-11:21/11:26-11:34

浜石岳〈707m〉12:18-12:51浜石岳活動センター13:08-13:22野外活動センター分岐-13:48さった峠分岐

13:55-14:26登山口-14:58但沼

       【 登り 2時間9分 下り(浜石岳活動センター経由) 2時間12分   計 4時間25分 】


コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
農道を登っていく(写真1) カラスウリ(写真2)
真っ黄色なイチョウが(写真3) 青島みかんを試食(写真4)
登山口(写真5) 谷状の地形の山道を登る(写真6)
台風の爪痕倒木が散乱(写真7) フユイチゴ(写真8)
さった峠分岐(写真9) アザミ(写真10)
急登の丸太階段(写真11) リンドウ(写真12)
黄葉した木(写真13) 紅葉の木々が続く(写真14) 
紅葉したモミジ(写真15) 静岡市の海岸線や焼津アルプス(写真16)
山頂はあと少し(写真17)  ノコンギクが足元に咲いた(写真18) 
浜石岳の山頂(写真19)  東側の展望(写真20) 
駿河湾と伊豆半島 (写真21) まだらな光が差す清水港周辺(写真22) 
浜石岳野外センターへ (写真23) 紅葉したモミジ林(写真24) 
登山口はもう少し(写真25)  興津川が見えてくる(写真26) 
 

【感想 等】 

11月下旬に焼津アルプス愛好会で但沼から浜石岳に登りました。

山頂からはちょうど東北の空が曇りで富士山は見えませんでしたが、伊豆半島や清水港・焼津アルプスなどは見え、思った以上の紅葉に出会えました。

今回の浜石岳はみなさんがあまり利用しない但沼コースの往復です。
私も海方向からは何回も登っていますが、但沼からは登ったことがなかったので前年に下見をしての山歩きでした。

焼津を8時に出発し、国道を通り9時過ぎに但沼に着きました。

下見の時には車で登山口まで入りましたが、農道が狭いこと、今はみかん採りのシーズンであることから下に車を停めました。
農道を登って行くと但沼の集落が見えてきました(写真1)。
メタセコイアでしょうか、黄色く色づいています。

カラスウリなど秋の草花や青島みかん、ブンタン、デコポンなどみかん類の木々や展望を楽しみながら登って行きました(写真2)。
眼下に集落が見え、そこに1本の真っ黄色なイチョウが見えます(写真3)。

登山口近くまで来ると、農家のおじさんがみかんを切っていて話をすることが出来ました。
最新の熊情報やみかん栽培について教えていただきました。
おじさんのご厚意で青島みかんを1つずつ食べさせていただきました(写真4)。
1月出荷の時には糖度13になっているけど、今は糖度11と言うことでしたが甘くて美味しかったです。

細い農道の先が但沼登山口です(写真5)。

谷状の地形の杉林の中を進んで行きます(写真6)。

昨年9月の台風15号の倒木でしょうか、谷間に大量の杉の木が倒れていました(写真7)。
また、登山道にはたくさんの杉の枝が落ちていました。
動かせる大き目の枝は横に退かしながら歩きました。

杉の木が減った所にはフユイチゴが実を付け始めていました(写真8)。

10時半過ぎ、さった峠への分岐に着きました(写真9)。
少し行くとまだ元気なアザミもありました(写真10)。

急登の木の階段にさしかかります(写真11)。
付近にはたくさんのリンドウも咲いていました(写真12)。

階段を登り切った辺りから雑木類が多くなり、紅葉しています(写真13、14,15)。
思った以上の紅葉でみんなで立ち止まって眺めました。

11時過ぎ、浜石活動センター分岐に着きました。
その先からは焼津アルプスや静岡市駿河区の海岸部が見えました(写真16)。

空が開けてきました。
ここまで登れば後ひと登りです(写真17) 。
ノコンギクが足元に咲いていました(写真18)。

11時半過ぎ浜石岳(標高707m)に着きました(写真19)。
曇っているためか山頂で休んでいる人は多くはないです。

富士市、上部に雲がある愛鷹山が見えます(写真20) 。
その左にいつもは見える富士山は麓が見えるだけです。

駿河湾や伊豆半島もよく見えます (写真21)。
駿河湾の真ん中で作業する船が見えます。
多分、地球深部探査船「ちきゅう」でしょう。
日本一深い駿河湾を調査しているのでしょう。

まだらな光が差す清水港周辺も見えます(写真22)。
冬の海の良さはこのように太陽を浴びて銀色に光っている所です。

ちょうどベンチが空いたのでそこに座って昼食です。
昼食後、トイレに行きたくなり「駐車場方面にちょっと散歩に」と思いました。
みなさんも来るということで全員で移動しましたが、少し下った所の舗装道路脇には仮設トイレが1つだけありました。

少し下がった所にある「浜石野外活動センター」にはきれいなトイレがあるだろうと向かいました。
私の記憶では10分くらい下がった所にあったはずだと。
しかし、かなり下り、なんと30分もかかって浜石野外センターに着きました (写真23)。

小さな子どものいる家族連れがテントを設営していました。
小さな子どものうちから大自然の中で過ごすのは素晴らしいことだと、楽しそうに遊んでいる子ども達を見て思いました。

やっと着いたのですが、水不足でトイレ棟は閉鎖してあり新しい簡易トイレが2つ設置してありました。
みなさんを余分に歩かせてしまいました。
そのご褒美に敷地内のとってもきれいなモミジを見ることができました(写真24)。

そこから中腹を回り込んで10分余で来る時に通った登山道に合流しました。
来た道を戻ります。
登山口近くには、痩せ尾根がありロープを張ってあります。
そこを慎重に通過します(写真25。

眼下に興津川が見えてきました(写真26)。
15時少し前に興津川近くの駐車スペースに戻りました。

そして16時には焼津に戻り、希望者5人で「エキチカ温泉くろしお」に寄り温泉で汗を流しました。
ちょうどオリエンテーリング帰りのMさんに出会い6人で楽しい時間を過ごしました。

曇り空で富士山は見えませんでしたが、伊豆半島や清水港・焼津アルプスなどが見え、紅葉に出会えた浜石岳ウオークでした。


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