【登頂日】 2002年 8月22日(火)
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前日、嵐のような風雨の中,八幡平を経由し山麓の御在所温泉に宿泊した。そのとき、見返峠付近でカモシカを1頭見た。人も車もいない中、道路のすみを歩いていた。翌日の天気が回復することを祈りながら山を下っていった。 朝5時過ぎに起きると真っ青な空、晴れであった。「これは良い1日になるぞ」と八幡平山頂に一番近い見返峠に車を走らせた。すると山頂付近だけガスがかかっていた。時々あることではあるが、がっかりした。 駐車場には車は1台もなく登山客は自分1人。整備されているといえども、ガスの中を1人では少し心細かった。 |
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ここ八幡平は他に茶臼口からと蒸し湯温泉からのコースもあるが,山頂まで最短距離の見返峠から登り黒谷地湿原経由で下山し,八幡平アスピーテラインを歩いて車に戻るコースを選択した。 ガスの中を歩いて行くと、たいした登りもなくすぐに山頂だった。山頂には木でできた展望台があった。登ってみたがやはり展望はきかなかった。 晴れるのを待ちながら八幡沼へと向かった。まだ夏を惜しむように高山植物が咲いていた。 源太森を通り黒谷地湿原に向かった。 少しずつ天気は回復していたが、山頂付近のガスはなかなか晴れなかった。 |
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黒谷地バス停に着くとガスが晴れだした。 仕方ないことであるが、がっくりする。 秋田駒ヶ岳も見えてきた。 山頂付近の見返峠に向かい、アスピーテラインを40分余歩き、車に戻る。 コースタイムの登り20分、下り2時間というのは正確には往路、復路である。復路は黒谷地湿原まで下ったので道路を駐車場まで戻った時間を含めている。 数字だけ見るとおかしなデータである。 |
下山後は日本一湯量が多いことで有名な玉川温泉に寄った。ここは火山の熱で温まった石の上にござを敷いて身体にバスタオルをかぶせ体を温める湯治ができることでも人気がある。私も15分ほど我慢して横になっていたが天気も良く暑くてとても汗をかいてきたのでやめにして、近くにある無料の露天風呂に入った。 観光客から丸見えなので入る人がいなかったが,私が入りだしたら3人ほど来て一緒に入る。1人では勇気がいるので待っていたのかもしれない・・・。 ここも硫黄の香がする乳白色の温泉で気持ちよかった。 |