04.03.15 MM第46号
【登頂日】 1999年7月30日(金)
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安達太良山は東北自動車道の二本松ICからすぐだ。東北道を走り、正午過ぎにあだたら高原スキー場にある奧岳駐車場に着いた。奧岳には「あだたらエクスプレス」というゴンドラリフトがある。冬にはスキー場になるゲレンデには花々が咲き、ベンチが置いてあった。そのリフトを利用して1350mのさんちょう駅に着いたのは12時半だった。そこから山頂までの標高差は450mだ。左の写真のようになだらかな登山道がつながっていた。晴の青空に大きな夏雲が広がりそれを楽しみながら歩いた。 (リフトを降り安達太良山頂に出発) |
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写真のように登山道は広々としていて歩きやすかった。また、だんだん展望も開けてきた。安達太良山山頂はポコッとしたお乳のような岩がのっている感じだ。そのため「乳房山」とも呼ばれているそうだ。下の肩からはすぐだ。山頂からは360度の展望が望めた。午後ということもあり登山者は少なく、のんびりできた。 安達太良山は、97年に火山性ガスで死亡事故があったことは記憶に新しい。それは山頂から北西にある沼ノ平だ。山頂周辺は安達太良山が火山性の山であることを感じさせる。 (途中から安達太良山のピークを) |
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今回はリフトを使うといったもっとも安易な方法を取った。そのためリフトを降りてから山頂までは1時間かからなかった。また下山は40分弱だった。 それで楽しい山を堪能で来るとはありがたいものだ。そして下山後は周りにたくさんの温泉がある。 私は奧岳駐車場から10分ほど下ったところにある岳温泉に立ち寄った。山から下りてからの温泉は最高だ。特に登山口に近い温泉はうれしい。汗だくだくのベタベタの体が爽快になる。また、1日の疲れを取り、その日1日をふり返るのに良い。だだ、あまり気持ちが良すぎると車の運転ができなくなって困ってしまうこともある。(今回は東北自動車道を走り、予定通り仙台に着いた。) (山頂のポコッとした岩) |