04.03.07 MM第45号
【登頂日】 1999年7月30日(金)
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那須岳はこの山塊の総称である。主峰は1917mの三本槍岳である。1915mの茶臼岳、1896mの朝日岳もある。今回は2つの山を見ながら主峰の三本槍岳を往復した。 雲一つない青空で日の出がきれいだった。峠ノ茶屋の駐車場を出発して見上げると茶臼岳がそびえていた。40分ほど歩くと峰ノ茶屋避難小屋に着いた。 ここまで登ればあとは、景色を見ながらのほとんど平らな尾根歩きだった。峰ノ茶屋避難小屋から朝日岳への分岐まで30分。快適な山歩きだ。 (三本槍への縦走路から) |
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朝日岳への分岐から清水平までも30分。左の写真のように、朝露にぬれた一面の熊笹が、朝日にかがやき美しかった。リュックを置き、ポジフィルムの入ったカメラを出し久しぶりに撮影した。 清水平から最高峰の三本槍岳までも30分。30分間隔で休憩して登る私のリズムにぴったりの山で余計に気持ちよかった。 三本槍岳の山頂は広く、展望も良かった。午前7時半と時間も早かったので山頂は私1人であった。 (写真は清水平の熊笹) |
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下山も、もと来た道を快適に歩いた。峰ノ茶屋避難小屋に近づくと登山者が増えてきた。峠ノ茶屋の駐車場に近くて簡単に登れる茶臼岳方面に行く人は多かったが、三本槍岳方面に向かう人はそれほど多くはなかった。那須岳の山塊の中で茶臼岳は火成岩がむき出しになり特別の山であることも登山者が多い理由かもしれない。また、ある本には那須岳とは茶臼山を言うとも書いてあった。楽しい4時間の山歩きだった。 (下山中、縦走路から茶臼岳方向を) |