04.01.05 MM第36号

                     私の出合った日本百名山 by masarus   

   NO.27   巻機山 (まきはたやま 1967m) 

     この山の私の印象 

              「 登山コースなど変化に富んだ紅葉の巻機山 」

【登頂日】    2000年 10月7日(土)

【天候】     晴れ

【コース及び時間】 

       桜坂6:05出発−(黒ツブネ尾根コース)−6:58落合−9:08割引岳9:13−

       9:35御機屋−9:55巻機山〈1967m〉10:15−10:22御機屋−(山頂へ引

       き返す)−10:46山頂・御機屋−(井戸尾根コース)−11:00避難小屋−11:11前

       機屋−11:59六合目展望台−12:23五合目焼松−13:01桜坂

               【 登り 3時間40分   下り 2時間22分 】

       *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む実際にかかった時間です。
        その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考
        タイムです。

【温泉】    越後湯沢山の湯 (300円)

 紅葉に合わせて行った。
 桜坂からは井戸尾根コース、ヌクビ沢コース、米子沢コース、黒ツブネ尾根コースと4つのルートがある。私は黒ツブネ尾根コースを登り、井戸尾根コースを下山に使うことにした。
 6時過ぎに出発し、しばらく歩くと吹上ノ滝があり、続いてアイガメの滝があった。アイガメの滝は思ったより大きい滝で水量もあった。見ながら歩いていると、1時間弱で落合に着いた。ここからは割引沢を登る。かなり切れこんだ沢で下山禁止になっていた。今日のように晴れていれば心配ないが、大雨の時の下山は苦労するだろうと思われた。沢の上の方で紅葉が始まっていた。
(写真は黒ツブネ尾根から巻機山を)

 
 沢を登りきったところにある黒ツブネ尾根からはなだらかな稜線が続く。晴れて風もない中、草原の草が紅葉しているのを眺めながら楽しく歩く。こんな山歩きは気持ちが良く疲れない。
 落合から2時間ほどで割引岳に着いた。この割引岳は巻機山本峰とは37m低いだけのピークである。巻機山は同じくらいの高さの4峰からできている。
 割引岳から御機屋まではすぐだ。そこからは左の写真のような池塘が点在している。花は終わったと思っていたが、そこにはミヤマリンドウがまだ咲いていた。
 10時前に巻機山本峰に着いた。しかし、他のピークには標識があるのに一番高い1967mの本峰の標識はなかった。他の登山者も探していたが、やはり見つけることはできなかった。
(写真は御機屋と巻機山の間の池塘) 
 山頂で写真を撮ったり休んだりして下山した。そして、避難小屋手前で写真を撮ろうとして、一眼レフカメラがないことに気づいた。半分あきらめつつも、必死で引き返した。やはり山頂にはカメラはなかった。御機屋で休んでいる人達に大きな声で「山頂にカメラが落ちていませんでしたか」と聞いたところ、私のカメラを持っていた人が現れた。本当にうれしかった。置き忘れてから25分。登山者の善意に助けられた。カメラは安い物だが、写っている写真は私の貴重な宝物。(いつもドジをして助けてもらっている私がそこにいる)
 カメラが見つかって、気分もルンルンに下る。
 七合目の物見台を過ぎると灌木の中に入る。五合目焼松からは少し急勾配になったが長くはなかった。そこから30分余で出発地の桜坂だった。
(写真は避難小屋から巻機山方向を)

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