03.12.22 MM第34号
【登頂日】 2000年 7月30日(日)
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火打山への朝の楽しい散歩を終え、快晴の中、高谷池ヒュッテから火打山をめざす。 高谷池過ぎの分岐点から緩やかな登りを登ると、そこが2171mの茶臼山だ。しばらく歩くと、黒沢池とヒュッテが見えてきた。 ヒュッテはきれいだったので、「ここに泊まってもよかったな」と思った。 樹林帯の急坂を上ると大倉乗越だ。大きく妙高山が見えてきた。10時半過ぎ長助池への分岐を通過した。登山道の下に湿原と小さな池の長助池が見えた。 (写真は縦走路から妙高山) |
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そこからは1時間ほど登りが続いたが、天気がいいのでそれほど苦にならなかった。山頂は南北に長かった。初めに着いたところは北峰で、そこに三角点があり、その先の南峰の方が少し高く2454mのピークだ。そこには大勢の人たちが休んでいた。 山頂からは野尻湖、雲海の上の北アルプス、能登半島や佐渡島も見ることができた。また、見たこともない変わった蝶も群れで飛んでいた。時間もあったのでのんびり景色を見ながら休んだ。 下山は黒沢池ヒュッテまで戻り、富士見平を通って 笹ヶ峰牧場へ下った。 黒沢池ヒュッテから少し行くと黒沢湿原に出る。 天気も良く木道を楽しく歩いた。 (写真は黒沢湿原のワタスゲと木道) |
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湿原には写真のようなシラカバ(ダケカンバかな?)の大きな木があった。また、木道の両脇にはワタスゲが一面に咲いていた。また、たくさんの赤茶色のチングルマのがくが風に揺れていた。コバイケソウが一面に咲いているところもあった。 高低差もあまりなく散歩にはもってこいの場所だ。 黒沢ヒュッテには11時半過ぎに着いた。めったに買わないが急に飲料水が飲みたくなり、ヒュッテでカルピスウオーターを買って飲んだ。そして、昼食を取りながらの休憩をした。 そこからは富士見平まで30分、富士見平から笹ヶ峰牧場までは1時間の楽しい山歩きが続いた。 下山後は小谷温泉にある「小谷温泉露天風呂」で汗を流す。寸志だけで入れるのがうれしい。 (写真は黒沢湿原の白樺の大きな木) |