04.02.02 MM第40号
【登頂日】 1999年7月27日(火)
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午前中、水上でリバーラフティングをやっての登山である。 私は山だけでなく、アウトドアスポーツ全般が好きだ。そこで、ここへ来たら川下りをやろうと決めていた。 昨年夏の北海道でもその思いは強く、何カ所かメールや電話で問い合わせたが、北海道の川の水量が少なく断念した。 夏はどこも水量が減るが、それなりに楽しみ午後2時大洞より登り始めた。 赤城山は「あかぎやま」と読み仮名をふろうか、それとも「あかぎさん」にしようか迷った。両方の読み方を使っているからだ。歴史のある山であるので、古来からの「やま」にした。音読みの「さん」は中国語からきている。(中国語ではシャンと言う)(黒檜山山頂より眼下の大沼を) |
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赤城山というのは、最高峰の「黒檜山」などいくつかの山の総称である。その最高峰の黒檜山に登るルートは3つある。花見ヶ原キャンプ場からと大洞と直登の黒檜山登山口からである。 運良く、後者2つは大沼からのルートである。私は大洞から登り、黒檜山登山口に降りるコースを選んだ。 大洞からしばらく行くと「覚満淵」への道と分かれ、やや急な樹林帯を登っていく。そして、笹原に出るとすぐに1685mの駒ヶ岳だった。ここまで来ると展望が開けてくる。 駒ヶ岳からは大ダルミに少し下って150mほど登れば、1828mの黒檜山だ。 標識のあるピークは灌木に覆われ展望はそれほど良くはないが、近くにある御黒檜大神と書かれた石碑や鳥居がある所(左の写真)は眺めが良かった。眼下に大沼も見えたがガスがかかってきていた。 ここには石祠もあり、地域の人々の信仰を感じた。 (黒檜山山頂の鳥居) |
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山頂からは急な下りであったが、1時間で登山口に着いた。途中、猫岩と言われている岩や小さい岩を避けながらの道であった。 登山口から大洞までは沼岸を歩いて戻った。途中、「赤城神社」があったので立ち寄った。大沼にかかる朱色の橋は周りの山々にマッチしていた(左の写真)。 山もそうであったが、この神社にも平日午後ということであまり人はいなかった。 秋や冬来れば、全く違った印象を受けると思う。 (大沼の赤城神社の橋) |