04.12.13 MM第81号
【登頂日】 1989年2月12日(日)
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秋に2回、大菩薩は歩いた。秋の大菩薩も、大変良かった。 冬にも是非歩きたいと思い出かけた。 日帰りで歩くことができるコースであるが、雪なし県の人間としてはたっぷり雪に浸りたく思い、大菩薩峠にある介山荘に宿泊予約をして出発した。今回は大菩薩登山口(裂石)から上日川峠を通り大菩薩峠、大菩薩嶺、そして丸川峠を通りぐるっと左回りで一周するコースにした。 また、2月は通り道にある西沢渓谷の滝が氷結する時期なのでそちらに寄ってから大菩薩登山口の裂石に向かった。氷結した五段の滝は見事であった。(その写真撮影に時間がかかり遅くなってしまった。) (大菩薩峠で雲間から光がさす) |
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そんなわけで、裂石に着いたのは13時だった。急いで出発し、雲峰寺を過ぎ、芦倉沢沿いの車道を登っていき千石茶屋に着いた。 そこからもどんどん高度を上げていき、15時半前、上日川峠に着いた。ここまで林道が来ていて、駐車場がある。夏に大菩薩嶺のみ登りたい方はここから往復すれば、簡単だ。 なだらかな登りを進むと、1時間余で大菩薩峠にある介山荘に着いた。時刻はすでに5時近くになっていて、上の写真のように夕日が雲間から指していて美しかった。 だだ今回は写真撮影もかなり重視したので、交換レンズや三脚が重く肩に食い込み痛かった。 (大菩薩峠過ぎから富士山) |
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翌日朝、6時に小屋を出て、大菩薩峠からのご来光を見た。待っていると、まん中の写真のように空と共に富士山もピンクに染まった。夢中になり7時まで写真を撮った。 なだらかな稜線の登りを、雪を楽しみながら歩いた。左の写真のように朝もやのかかる中、朝日に照らされた山稜は幻想的であった。 雷岩からは、木々の中を15分ほどで大菩薩嶺に着いた。7時40分であった。2057mの山頂は樹林帯の中で、展望もないので10分ほどで出発した。南アルプスを遠くに見たりしながら歩き、8時半に丸山峠に着いた。ここは富士山のビューポイントで、時間をとった。そして、11時前に雲峰寺を通り、大菩薩登山口に着いた。 (雪の中を行く登山者達 大菩薩峠過ぎで) |