04.07.19 MM第64号

                     私の出合った日本百名山 by masarus   

  NO.81  間ノ岳 (あいのだけ  3189m)

     この山の私の印象 

「 空つゆで天気に恵まれ、たくさんのお花に出合えた間ノ岳 」

【登頂日】            2004年07月03日(土)

【天候】              晴れ

【コース及び時間】 

7月3日(土) 広河原6:00出発-7:51大樺沢二俣8:03-10:02八本歯コル10:17-10:45

 北岳分岐10:55-11:39北岳山荘12:14-12:43中白峰〈3052m〉-13:46間ノ岳<3189m>

 14:20-14:51中白峰15:57-15:36北岳山荘(一泊二食付き)


7月4日(日) 5:37小屋出発-6:37北岳<3192m>6:47-7:06北岳肩ノ小屋7:15-7:33小太郎山

 分岐-8:24白根小池小屋8:34-10:09広河原

  【 登り(大樺沢経由) 6時間34分   下り(北岳・白根小池小屋経由) 5時間13分 】

     *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む実際にかかった時間です。
      その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考
      タイムです。

【温泉】    身延町 門野の湯  400円

 広河原から昨年に引き続いての7月第1土曜日の入山である。夜叉神からは不通。奈良田からは時間制限有りで7月より通行可のためである。昨年より車が3倍くらいの量で、思った以上の混みようであった。
 6時に広河原を出発する。この山域は4度目。しかし、昨年と同じ所で道を間違う。第27号(NO80)の北岳に載せたが大樺沢への分岐を3つ又と信じ込んでいたためである。実際は広河原からの道が2本の変則4叉路で、大樺沢への矢印がわかりにくく、また広河原に戻っていたのである(と言ってもわずか数分のロスである)。昨年に引き続き、間違ったのがしゃくであった。
 大樺沢を快適に登っていく。MMのトップページの写真のように今年は昨年より3mほど雪が少ない感じだった。
(北岳山荘へのトラバース道)
 そのため、アイゼンは全く必要がなかった。そして、2枚の写真を比べていただければわかるが、天気が良く空気も澄んでいた。二俣でも雪は少なく、お花がきれいだった。今回はキタダケソウは諦め、山小屋泊まりで夏のお花を写そうと登ってきた。それらをHPの下に30枚ほど載せてある。
 八本歯のコルには10時に着いた。そこには昨年と同じ場所に同じ花々が咲いていて、なつかしい友人にあったようにうれしくなってしまった。
 そこから「トラバース道」を北岳山荘に向かう。いろいろな花が咲き乱れている。キタダケソウも1株終わりかけた花が残っていた。11時半過ぎに北岳山荘に着いた。ハイペースだったこと、荷物を背負って中腰で花の写真を撮っていたことが影響し、太股が肉離れを起こしかけていた。そのため、少し休憩をした。 (中白峰過ぎから間ノ岳) 
 山小屋では到着が早い順に小部屋から入れていく、と言われ宿泊の手続きをした。ここからは間ノ岳をピストンなので使わない荷物は置いていく。足は驚異的に回復し、その後痛みは感じなかった。
 この稜線まで来て、荷物が少なければ天気もいいし、散歩気分だ。4台のカメラでお花や山々の写真を撮しながらのんびり歩く。
 間ノ岳には2時前に着く。山頂は広く、また農鳥岳、北岳、仙丈、甲斐駒等山々が見渡せ飽きなかった。山頂には約40分いたが私以外には2人だけだった(途中では数人と会った)。帰路ものんびり歩き、小屋には3時半過ぎに着いたが、部屋には入らず鐘のある稜線で展望を楽しんだ。
 (北岳山荘からのご来光を眺める)
 翌日、ご来光は4時半前というので4時に起きた。前日見えなかった富士山が見えたが、空は焼けなかった。小屋は思った以上に50人が2交代で食事をした。そして5時半過ぎに出発。北岳山頂には6時半過ぎに着いた。なんと60人以上の混みようだった。肩の小屋・山荘の両方からどっと繰り出したのだ。居場所もないので展望を楽しんだらすぐ出発した。肩の小屋にも30人ほどの団体が出発前の体操をしていた。白根小池小屋に下山中にも20人ほどの団体2組に会った。快晴の中、楽しく下る。1日目に日に焼けた首筋がひりひりし、タオルでこれ以上焼けないように覆いながらの下山であった。
 10時過ぎ、広河原に着いた。11時にゲートが開くまで1時間休憩をし温泉に向かった。
(北岳への登りから北岳山荘と間ノ岳を)

私の出合った花々を紹介します

大樺沢周辺

八本歯のコル周辺

トラバース道周辺

稜線付近

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