04.05.17 MM第55号
【登頂日】 1999年08月20日(金)
|
少し晴れ間も見えてきたが、天気は良くない。この八経ガ岳には吉野から歩きたいところだが、今回は時間がなく最短コースの行者還トンネル西口からの入山だ。 急な坂を上っていくと40分ほどで左が行者還岳、右が弥山への稜線へ出た。八経ガ岳へは右を行く。ゆるかやなアップダウンを繰り返し聖宝ノ宿跡に着いた。 そこからは弥山への登りだ。ジグザグの道を登っていく。この山にはびっくりするくらいモミジが多い。しかも、木の根もとにはモミジの幼木が育っていた。秋の紅葉がすばらしいだろうことは、すぐに想像がついた。(実際、下山後にこの大峰山の紅葉の写真を見る機会にも恵まれた。ますます、紅葉の時期に行きたいと思った。) (モミジが多く下に幼木が育っていた) |
|
もう一踏ん張りすると弥山小屋だった。トンネルから2時間だ。一服し八経ガ岳山頂に向かう。すぐだった。あいにく乾いたガスがかかり展望はゼロ。 山頂で金剛杖と山頂の標識をカメラに収めすぐに下山を開始した。ほとんど人に会わないのが不思議だった。 ここは鹿も多くその食害を防ぐため、登山路の中に鹿よけの柵のドアを開け通過するところもあった。 下山は同じコースをたどり、弥山小屋の外で休み13時に下山した。 今回は残念ながらほとんど写真を撮ることができなかった。雨にであったわけではなく、撮ろうという気持ちがおきなかったのだ。そのため珍しく左の2枚しかない。次回、新緑か紅葉に出かけすばらしい写真をお見せしたいと思っている。 (ガスで見えなかった八経ガ岳山頂) |